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D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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『夫が亡くなった時あなたがしなければならない25のこと』?

今だに『エチカの鏡』で取り上げられたお葬式のネタについて、お問い合わせなどあるので。
(しかしテレビの影響力ってすごいなぁ。。。)

面倒くさいので『夫が亡くなった時あなたがしなければならない25のこと』の全てをここに列挙するのは止めます(興味のある方はネットで検索してくださいな)

さて。
私がここで申し上げたいのは、葬儀の準備としてしなければならないことの中で、決定的に欠落していることがあるということです。

それは
「どんな葬儀をしたいのかを考えること」です。

亡くなった方の遺志。
ご遺族としての希望。

それらの思いをまとめて、葬儀を行うにあたっての方針を固めることが重要なんです。

宗教はどうするのか。

→まず本人及び家族の宗教が何であるかを確認しましょう。
  昨今、自分の宗教が何であるか分からない方が結構多いんですよ。
  また一方で『無宗派葬』という選択肢もある。
式場はどうするのか。
→葬儀社を選ぶ前に式場として希望する場所を考えておかないと、希望とは全然違う式場を斡旋される場合もあります。
家族葬なのか一般葬なのか。
→誰を呼ぶのか、どこまでの範囲で連絡するのか、或いは全く連絡しないのか。
  特にここを誤ると、後からもめ事のタネとなりかねません。

細かく言えばこの他にも沢山考えておきたいことがあります。
とにかく、自分の希望する葬儀のビジョンをはっきりさせておきましょうね。

こうやって言われると分かりませんか?
「~25のこと」より、ずっと大切でしょ?

『良い葬儀』は、そこから生まれるんですよ。
# by dscorp-japan | 2010-02-04 01:00 | Comments(4)

『伝説巨神イデオン』

いよいよ私の“ヲタ”な一面を御披露かぁ。。。?
『伝説巨神イデオン』_a0153243_23525262.jpg

                             『全方位ミサイル発射ァ~(照)』

たしか私が高校一年のときに放映されたロボットアニメ。
この前年に『機動戦士ガンダム』が放映されていたけれど、私は断然イデオンの方が好き♪
ロボットのデザインで言うと、ガンダムの方が数段上でしょう。
リアリティーという面でも、ガンダムの方が上。
キャラクターも、イデオンのそれはかなりバタ臭い(何たって主人公がアフロヘアーですもん)

でもその世界観、コンセプトは非常に高尚、だと思います。
哲学的と申しましょうか、少々キリスト教カルヴァン派っぽいところも・・・?
今更“ネタばらし”にもならないので申しますと、最後にゃ登場人物全員が死にます。
それもかなり壮絶な死に方。
幼い子供は爆風で首から上が吹っ飛んじゃったり、ヒロイン役のツンデレ少女は顔じゅうにガラスの破片かなんかを無数に浴びて絶命(さすがに顔は見せないけど)。

だけど当時の私、その場面を観ながらイヤな気にはならなかったんです。
・・・いや、私は決して暴力描写は好きじゃありませんよ。
ひとりまたひとりと死んでいく映像のバックに流れる、すきやまこういちさん作曲のBGMがとっても優しくて、未熟な人間たちの所業を、絶対的な存在(ここでは『イデ』)が、ただ見守るというイメージを持ちました。

バカにされるかも知れませんが、このアニメを観て(神とは何ぞや?)と真剣に考えたものでした。
# by dscorp-japan | 2010-02-03 02:27 | マンガ・アニメ | Comments(4)

『家族葬』を考える。

。。。最近、増えましたよねェ。。。

一応お断りしておきますが、『家族葬』と『密葬』とは厳密には違うんです。
『密葬』というのは、近親者のみが参列する形で葬儀を行い、後から『本葬』を行うというのが定義です。
それに対して『家族葬』は、家族・親族のみが参列する葬儀を行い、これを以て終了とするものです。

で、最近の『家族葬』の実態についてお話しするとですね。

御不幸が発生したとき、御遺族は仰います。
「家族や近親者だけで葬儀を行いたい」
これを受けた葬儀屋さんは『家族葬』の定義を説明して、これに同意いただければ『家族葬』としての葬儀プランを案内し、これを施行します。
しかし、いざ通夜や葬儀の段になると、家族・親族以外の参列者が来られることが非常に多い。
しかも御遺族はそれを「〇〇さんが来てくれた♪」と喜ぶ。

・・・これ、家族葬じゃないじゃん。

こういう葬儀を私たちは『小規模葬』と定義していて、人数は少ないけれど『一般葬』の範疇と考えます。
『一般葬』となれば、たとえそれが『小規模葬』であっても準備しなければならないことが多いんです。
記帳のための受付を作る必要があるし、式場までの道案内も考えなければならない。
そして、式場内に一般参列者のためのお席を用意しなくてはならない。
参列者を受け入れるための準備が必要なんです。
たとえ御遺族が「必要ありません」と仰っても、参列者の方からクレームをいただくのは、私たち葬儀屋さんなんです。

本当の『家族葬』を御希望なら、家族・親族以外をお招きすべきではないのです。
逆に、ごく少数であっても親族以外の方にお声を掛けられるのであれば、そこには社会的な常識とルールを遵守する責任が発生するんです。

一般参列者が「少ないから」という理由でそれらの方々に対する「礼」を怠ることは、折角お越しいただいた参列者に大変失礼だとは思いませんか?

たとえそれが、たったのお一人だったとしても。
# by dscorp-japan | 2010-02-02 23:16 | 葬儀 | Comments(2)

『野村クン』



上の絵は、もう20年以上前に描いたものを動かしているものです。
現在『カトリック名古屋教区』の公式HPで使用されています。

『カトリック名古屋教区』


そして、20年以上前に描いた原画イラストがこれ

『野村クン』_a0153243_23132083.gif

何故か知らないが当時この絵が評判を呼びまして(照)、なんかいろんなところで使われるようになりました。
更にこの子、知らないうちに“一人歩き”し始めまして。

「この絵のモデルは誰?」

「カトリック名古屋教区長・アウグスティノ・野村純一司教様じゃないの?」

「そうだ、野村司教様によく似てる♪」


・・・実はモデルなんかいないんです・・・。

元々この絵、カトリック司祭養成を願う教会内のグループ(「一粒会」といいます)からポスター作成の依頼を受けて描いたものです。
子どもが神父様に憧れるイメージを簡潔に表しただけのもの。
それがまァどういうわけか、いつしかこの子『野村クン』などと呼ばれるようになっちゃった(汗)
当の野村司教様、あんまり良い気はしないんじゃないかなぁ・・・。
# by dscorp-japan | 2010-02-01 23:28 | キリスト教 | Comments(4)

『BLACK UTOPIA』 DEREK SHERINIAN


一時期、Dream Theaterに在籍していたキーボーディスト。

ロックのキーボーディストって、すごぉく大きく、2種類に分かれると思うんです。
①いわゆるシンフォニック系の音がお得意の方。
  結構ツンデレ系のナルシスト・・・?
②歪み系の音がお得意のハモンド使い。
  いわゆる“オラオラ”系。

(↑あくまで個人的なイメージ)

でいうと、デレクさんは後者ということになるような気がします。

ところがアルバムを聴いてみると、この方の演奏はあまり出しゃばらない。
まずは“楽曲ありき”というスタンスを崩さず、トップギタリストを惜しみなく招聘。
で、“オイシイ”ところはギタリストに譲るという。

何かで読んだんだけど、この方はずっとギタリストに憧れがあったとか?

イングヴェイ・マルムスティーン、アル・ディメオラ(!!)、ザック・ワイルド、スティーブ・ルカサー。
錚々たるギタリストが、デレクの誘いにちゃっかり乗っちゃったって感じ♪

キーボーディストのソロアルバムだということを忘れちゃいます。。。
# by dscorp-japan | 2010-01-31 23:34 | 音楽 | Comments(4)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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