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D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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生き方について思う

 
私たち葬儀屋さんは、余命宣告された方々の辿られた人生を垣間見る機会があります。
或いは病名の告知や余命の宣告を受けずとも、ご自身に残された時間はそう長くないことを感じ取られた方の辿られた歩みを。
場合によっては
亡くなられる前のご本人と直接お会いして、お話を伺うこともあります。

            ♢

私たちは人生には限りがあると知りつつ、それが「すぐそこにある」こととはなかなか自覚しません。
その日その時はいつなのか分からない。
でもその日は、あくまでも遠い先のお話。
そういう前提で私たちは日々を過ごします。
だから私たちは自分の人生を設計するし、未来を夢見ます。

しかしある日突然
何らかのきっかけによって自らの病を知り、自らに与えられた具体的な時間の長さを知らされる。
これは誰にでも起こり得ることです。
そしてそれはもしかすると明日、なのかもしれない。

            ♢

私の知る限り
ご自身に残された具体的な時間の長さをお知りになられた方々の多くが、それまでと大きな違いのない生活を送られていらっしゃいます。

もちろん治療の為の通院や入院はあります。
「違いのない生活」というのは、そのスタンスのことです。
「自分の人生とどう向き合うのか」
そのスタンスにおいて
多くの方はそれまでと変わらない姿勢で臨まれていらっしゃるようなのです。

たとえば。
重篤な病に侵され、ご自身の余命を告げられた方。
その方は通院治療を続けられながら
途中やりになっていた、ご自宅のお庭の草刈りを続けられました。
私たちからすると
(そんなことより他にやられたいことがあるのでは?)と考えがちです。
しかしその方は
「今私に出来ることをしておきたいので」と答えられたのでした。

「最後まで私らしく生きたいのです。
これを止めてしまうと、私が私でなくなってしまう。
これが私の人生だと受け止めておりますので」

            ♢

葬儀屋さんをさせていただくようになって
「常に」というほどでもないですが、かなり頻繁に意識するようになった言葉。

Carpe diem

これまでにも何度かこのブログで取り上げている言葉です。

「その日を摘め」
「一日を摘め」
転じて
「今を生きろ」
「その日一日を生きろ」

決して「未来を考えるな」ということではないと思います。
「アリとキリギリス」のキリギリスになれ、というのとも違うと思います。

今を生きない者に未来はない。
未来とは「今の積み重ね」の先にあるのだ、と。


今日という日を迎えて
私はそんなことを思いながら、今を生きようと思います。
# by dscorp-japan | 2013-03-11 00:00 | 思うに・・・ | Comments(4)

おぉ~おぉ~、おぉおぉおぉおぉ~ ♪

 
・・・しかしスゴイ試合でした。


もうね
今日言いたいことはただひとつ。
もちろん他の選手の皆さんもよくやったと思いますよ。

でもね・・・

井端さん!

私は貴方のいる中日ファンであることを誇りに思います!


そして
台湾選手の皆さんもナイスプレーでした! m(_ _)m
# by dscorp-japan | 2013-03-09 00:00 | あったこと | Comments(8)

テレビドラマ 『 あかんたれ 』

 
・・・古ッ(笑)


たしかまだ小学生の頃だったと思います。
お昼の連続テレビドラマだったと思うんですけど
私、必死こいて観ていたような記憶があります。

・・・学校があったのに、どうやって観てたんだろ・・・?
一応ガッコはちゃんと行ってたつもりなんだけど・・・???


とにかく(笑汗)
私にとっての『あかんたれ』は、逆説的な自分への応援ドラマだったような気がします。

子どもにだってそれなりに悩みはあって
その悩みは大人からすりゃ大したこと無かったりするんですけど
子どもにとっちゃムチャクチャ深刻だったりするわけで・・・

そういう悩みを抱えながらも
(あぁ・・・秀松(主人公)だって頑張ってるんだ・・・)
という感じで、志垣太郎さん(秀松役)から勇気をもらったもんなんですよ・・・

テレビドラマ 『 あかんたれ 』_a0153243_2346515.jpg


(ご寮さんなんかに負けるな!)
(安ボンなんか相手にするな!)
(小いさん、ちょっとカワイイ) ←???



そして、あのテーマソング!
演歌というかムード歌謡というか・・・

・・・好きでした。
あの曲が大好きでした・・・ ♪

ドラマ放映当時
決して歌なんてうまくないのに、子どもなりに必死こいて歌ったものです。
この曲をお風呂で歌うと “ その気 ” になれたもんですよ~
エコーに気を良くして、下手なコブシを練習したもんです・・・(照)

・・・ところがこの曲
歌ってみると分かるんですけど、ムッチャクチャ難しい(><)

この曲デス!
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=r2JLPWd-dtY


最初の
“ 通~りぃの角から ” までのコブシは何とかなったとしても
次の “ 三軒目ぇ~ ” で、もうムリ。

・・・挫折、早ッ(汗)

歌のお上手な方のコブシを聴くたび
「最も優れた楽器とは人の声である」という事実を再認識するところです。
お歌のお上手な方が羨ましい・・・orz


私はあまりテレビを観ないのですが
このドラマが再放送されたとしたら、間違いなく全話録画しますよね~

・・・お願いしますよ、東海テレビさん ♪
# by dscorp-japan | 2013-03-08 00:00 | 映画・テレビ | Comments(2)

桜の季節

 
これはキリスト教葬儀に限ったことではありませんが
故人様の眠るお柩を飾る生花飾りは、お客様のご意向が最も反映されるところとなります。
これがキリスト教葬儀となりますと
生花飾りに対するご遺族の思い入れは更に強いものとなります。
元よりキリスト教葬儀の場合、葬儀屋さんの用意する祭壇は不要です。
したがって生花飾りは唯一無二といっていい「お葬式における個性の表現」、といえると思います・・・


さて、この季節です。
春を待つ思いはどなたも同じなのではないでしょうか。
そしてそれは、お亡くなりになられた方もまた同じだったに違いないのでしょう。

(もう一度、満開の桜をこの目で・・・)

・・・昨日お葬式をされたお客様もまた、そうだったんですね・・・


葬儀に関する打ち合わせの際、ご遺族様からご要望を承りました。

「どうか春らしく、明るく暖かいイメージにしてあげたいんです」



で、下の写真です。

桜の季節_a0153243_2215279.jpg

                               桜、分かりますでしょうか・・・


たまには自慢させて下さい m(_ _)m
って言うかまァ・・・実際はウチの自慢というより、ウチのお取引させていただいているお花屋さんの話ですけど(笑)

とにかく!
ウチがお取引させていただいているお花屋さん、レベルは相当高いと思っております。
私が伝えるイメージを、ほぼ正確にカタチにしてくれます。
私はこれまで何度も、現場で口にしてきました・・・

「そうそう!こういう感じが欲しかったのヨ ♪」

つまりこれ
私のセンスというより、お花屋さんのセンスだと思うんですよね・・・
いや、これは私の偽らざる本音です。

感謝 m(_ _)m
# by dscorp-japan | 2013-03-07 00:00 | 葬儀 | Comments(2)

今日はお休みッ

 
すみません。
昨日からやにわにご葬儀のご依頼が重なりまして
スタッフ一同多忙を極めております(><)

私も明日は朝早くからご葬儀の担当です。
その後、初めてお邪魔する教会での前夜式もあります。
何やかんやと準備することがありますので、今日はこれでご無礼させていただきます m(_ _)m



・・・少しだけ、春めいてきました・・・♪
# by dscorp-japan | 2013-03-05 23:54 | Comments(3)
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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