D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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一人前の葬儀屋さん。

これは私の持論です。

この業界で、一人前の葬儀屋さんになるにはどれだけの時間と経験が必要か。
無論、業務上覚えなくてはならないことは多々あります。
でも、それが出来たら「一人前」とは思えません。

私は、自分の大切な存在を亡くすという経験を経てはじめて、本当の葬儀屋さんになれるのだと思っています。

「自分の大切な存在」
それは家族でなくてはならないわけではありません。
友人、恩人、先輩、恋人、愛したペット・・・
そうした「大切な」存在を亡くすことではじめて、失った人間の心の「痛み」を知るのです。
その「痛み」を経て、あらためて故人に対する尊厳を感じるのです。

表向きで「ご愁傷さまでした」ということは簡単です。
はっきり言えば、演技だって出来るんです。

私がこの業界に身を置くようになって数年経ったとき、私の大切な方を亡くしました。
その方は、前カトリック名古屋教区長・アロイジオ・相馬信夫司教様です。
相馬司教様は私にとって、二人目のお父さんでした。
若い頃から可愛がってくださり、一緒に旅行に行ったり、悩んだときには相談にものって下さいました。
(私が人に相談をすることって、本当に稀なんです)

あのとき私は、親が死んでもあんなには泣かないだろうというくらい泣きました。
ものすごく辛かった。

・・・あのとき、私は(一応)いっぱしの葬儀屋さんになれたのだと思っています・・・。
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# by dscorp-japan | 2010-01-14 12:49 | 葬儀 | Comments(2)

『スリング・ブレイド』



この映画、私の周りで「良い♪」という人が殆ど見当たらない(泣)
でも、ビリー・ボブ・ソーントンの映画ではこれがダントツに一番!

私の会社でお取引させていただいているコンピューター関連会社の担当者さん・Nさんとは、映画の話や音楽の話、ミステリー小説の話などで盛り上がります。
で、もう半年くらい前でしょうか、Nさんがウチの会社にいらっしゃっていつものように話してました。
不意にNさんの口から
「『スリング・ブレイド』、あれはサイコーですよね!」って♪

こういう、自分と感性の近い方を、私は無条件に「おともだち」の範疇に数えることにしています♪

・・・ある犯罪を犯した知的障害者の男は、25年間の精神病院生活を終えて、故郷の町に帰ってきます。
そこで、ひょんなことから父親のいない少年と親しくなるんですが、その少年の母親が恋人の暴力に悩み、また少年も悩む姿をみて、男は...。

これまたハッピーエンドとは言いきれませんが(そんなんばっかりかい!)、
そこには「純粋さゆえの罪」が描かれています。
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# by dscorp-japan | 2010-01-13 23:02 | 映画・テレビ | Comments(0)

「遺体触るのって、怖くない?」

よく言われるんですよ。

先日参加したクラス会でも
「死体を触るんだろ、ようやるわ」とか
「霊とか怖くないの」とか。

・・・はい、ぜェ~んぜんイヤじゃないし怖くもないです。

「イヤだ」という理由が、私にはとんと分かりかねます。
だって(一部のケースを除いて)御遺体は、つい先ほどまで生きていらっしゃったんですよ。
皆さんは、生きている人と握手をしますよね。
相手が大切な方なら、抱擁もしますよね。
それが、亡くなった途端に「イヤ」とか「怖い」になるのって、おかしいです。

「いや、家族なら分かるけど、お前にとっちゃ他人だろ?」

たしかに他人様です。
でも御遺体って、とても清潔なんですよ。
無論、病院などで処置を受けた前提での話ですけど、この処置(『清拭』といいます)を受けた御遺体は、非常に清潔である、とされています。
ハナクソほじくった手と握手するより、何日も風呂に入っていない人と抱擁するより、よっぽど安全。

そしてこれがいちばん大切なこと。
もとより「他人」である私が御遺体に触れるとき、ご遺族の皆さんはどう思うのかということ。
ならば私もまた、「家族の一員」としての対応をすべきだし、そういう意識を持てば「イヤ」とか絶対に思えなくなります。

それから「怖い」って話。

元来、私は霊感なるものが全く備わっていません。
「幽霊を見た」「霊の存在を感じる」という方を否定するつもりは毛頭ありません。
でも、私には見えないんです。
見えないものを怖がっていてもしょうがない。
むしろ生きている人間の方が怖いと言えば怖いし、台所にひょっこり顔を出す一匹のゴキブリの方が何千倍も怖い(笑)

・・・大体、人間の魂って、そんなに邪悪ですか?

私、「悪霊」ってものの解釈が一般の方と少々違うんです。
私は、人間の良心は、亡くなった後もその魂に宿り続けるものだと信じていますので。
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# by dscorp-japan | 2010-01-13 22:44 | 葬儀 | Comments(2)

Electric Skies ~Event~

まァたロックネタかいな。。。



たぁぶんほとんど誰も知らないだろうなぁ。。。

このバンド、所謂“DT系”といわれるプログレロックバンド。

バンドメンバーの殆どが『バークリー音楽院』出身と、これまたDREAM THEATERと成り立ちが似てます。
非常にコンパクトな曲構成のなかに“バカテク”てんこ盛り。
だから余計に『濃い』味付けに感じられます。
ヴォーカルが少々ブルージーな声質だけど、私的にはOK。

このアルバムがデビュー作だと思うんだけど、そのあとどうしてるのかわかりまへん(泣)
非常に才能があると思うしセンスも良いと思うので、もっと頑張って欲しいのですが。。。
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# by dscorp-japan | 2010-01-13 01:25 | 音楽 | Comments(0)

『エクソシストは語る』

 
一昨日、ある本を手に入れました。
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ガブリエル・アモース 著 エンデルレ書店


実際に『エクソシズム』(悪魔祓いの儀式)をやってきたカトリック司祭が書いた本です。
・・・完全な宗教本です。
でも、それだけに信憑性があるというか、引き込まれます。
当たり前のように『サタン』とかいう単語が出てくると、逆にドキドキします。
まだ全部は読んでいませんが、著者によれば
「神を信じる」ということは「悪魔の存在もまた肯定すべきである」ということのようです。

・・・マジっすか・・・?

映画『エクソシスト』が大好きな私としては、こりゃしっかり読まないと。

また、読後感想をここで発表しますね~





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# by dscorp-japan | 2010-01-12 22:11 | | Comments(0)

映画 『私は告白する』

仲の良い友人数人から
「もっと映画や音楽のことを紹介してくれぃ」というリクエストをいただきましたので。。。



巨匠・アルフレッド・ヒッチコック監督、1953年の映画。

カトリック教会には『赦しの秘跡(告解)』という秘跡があります。
一般的には『懺悔』といえば分かりますでしょうか。

カトリック信徒は告解部屋(トイレみたいに小さい部屋)に入り、隣の小部屋にいる聴罪司祭に自分の犯した罪を告白することで、司祭の権限を通して神様から「赦し」を得るという儀式です。

・・・この映画、カトリック教会の『告解』を題材にしています。

とある男が告解にやってきて、ある罪を告白します。
この男、ある人を殺害してしまいました。
さらに犯行時、この男は司祭服を着ていたため、あろうことかその容疑が、罪を聴いた神父にかけられます。
しかし、カトリック教会法で「告解で聴いた内容は決して口外してはならない」という決まりがあるので、この神父は何も話そうとしません。
そうこうしているうちに話は大きくなっていって・・・。

。。。っていうか、私、映画のあらすじ概要の話し方、下手なような気がする。。。

でも、とにかく良い映画です♪
たしかDVD名作選みたいな括りで、500円とか1000円とかで売ってるはずです。。。
(私もそれで買いました)
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# by dscorp-japan | 2010-01-12 21:53 | 映画・テレビ | Comments(0)

神言会日本宣教100周年(+2)

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今から2年前、2008年の1月に、カトリック南山教会で行われた式典。
これまた大変名誉なことに、南山教会大聖堂の入り口上部に、記念となる絵を描いてほしいと依頼をいただきました。
神言会という修道会、私も大好きです。
その成り立ち、沿革、そして今現在の活動。
その修道会からこうした依頼をいただいたこと、本当にありがたいことです m(_ _)m

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聖書は神言会を表し、聖霊の象徴であるハトは神言会の姉妹会である聖霊会を表します。

実はこの絵の依頼、記念式典の2週間前に依頼があり(汗)、年末から年明けにかけて必死こいて描きあげました。
でも、会の皆さんは喜んでくださり、2年経ったいまでも南山教会の正面には私の絵があります。

・・・これで少しは罪の償いになったかなァ・・・。

ま、あれから二年、それ以降に山ほど罪は犯しているけどね。





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# by dscorp-japan | 2010-01-12 18:01 | 絵画 | Comments(2)

お葬式の「割引」

今や、どの業界にもある「割引制度」。

そして、私の業界にも「割引制度」を謳う葬儀社がほとんどです。
でも、ウチの会社は一切割引しません。

(おぉ~、零細企業が大きく出たな・・・)

でも、それには私なりの理念があるんです。
ウチの会社は、いわゆる「前受金制度」(簡単にいえば「互助会」とかです)とか「会員制度」を採っていません。

面倒くさいから?

値引きしたくないから?

・・・いやいや(笑)

商売的に考えれば、そうした方策を採った方が経営が楽なのは当たり前なんです。

でも、ウチはキリスト教葬儀に特化した葬儀社です。
どのようなお客様であれ、私の会社にご依頼いただいた方は平等にお手伝いさせていただく所存です。
「神様の前ではみな平等」というのなら、価格だってサービスだって平等であるべきでしょう。

「生前予約をいただいた方は〇〇%値引き」
「当社会員になった方は〇〇%値引き」

・・・?

じゃ、予約も入会もしていない元気な方が突然亡くなった場合は定価なんですか・・・?
人は誰だって、いつ亡くなるか分からないのに。

そんなこと言うなら、最初から全員割引した価格を「定価」」に設定すべきだとは思いませんか?

私の考え方、おかしいのかなぁ。。。
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# by dscorp-japan | 2010-01-11 22:39 | 葬儀 | Comments(0)

ドリーム・シアター



Dream Theater “A Change Of Seasons"

ハード・ロック?
へヴィ・メタル?
プログレッシブ・ロック?

クリスチャンがロックを聴いて、何が悪い!

このバンドの出現以降、数多の“D.T.フォロワー”がシーンに現れましたが、彼らを凌ぐバンドは私の知る限り、いまだに現れません。
若干毛色は違うが、Pain Of Salvationくらいでしょうか。

で、このバンドの名盤とされるのが“Image And Words"。
しかしひねくれ者の私は、その次の次に発表された、このアルバムを推します。
一応ミニアルバムのようなもんですが、表題曲の完成度といったら・・・!

ホントはこのアルバムでも、ケヴィン・ムーア(私の大好きなキーボーディスト)が弾いていてくれたら最高だったのですが、彼はこのひとつ前のアルバム“Awake"を以て脱退しちゃいました(泣)

最近のドリーム・シアターのアルバムも聴くには聴きますが、曲のフックのようなものが私には(あれ?)って感じ。
ま、お好みの問題でしょうが。

思うに私の場合、ロックバンドというのはそこそこ「若い」ことが重要な気がします。
人間、歳をとると丸くなっちゃうのは音楽も同じのような気が・・・。
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# by dscorp-japan | 2010-01-11 15:52 | 音楽 | Comments(0)

プロテスタント教会の良さ♪

この仕事をしていると、有難いことにいろんな教会へお邪魔して学ぶことができます。
このことは、普段不信心な私にとって、とても良い刺激にもなります。

私自身はカトリック信者なのですが、決して「カトリック、最高♪」などと思っているわけではありません。
勿論カトリック信者であることを喜びにも感じていますが、他のキリスト教諸派の良いところもたくさん知っています。

プロテスタント教会全般に言えることですが、一言一言の「ことば」をとても大切に扱っているなぁと思います。
聖書のことば、祈りのことば。
そして、普段の会話で用いられることばのひとつひとつにでさえ、温かみがあります。
だから、牧師先生がたのお説教も、とてもよく考えられたお話が多いです。
そしてその「ことば」には、本当に魂がこもっているというか、パッションが感じられます。

一概には言えませんが、この点においてカトリックは、しばしば負けていると言わざるを得ません。

そしてもうひとつ。

プロテスタント教会の多くが、社会に対して、より広く門戸を開いているなぁと感じられます。
特に、はじめて教会を訪れた方を迎え入れる教会員の皆様の対応には、頭が下がる思いです。
教会員の皆様ひとりひとりが、真心をもって迎え入れてくださいます。
実はこれ、キリスト教会としていちばん大切なことのひとつだと思います。

私たちキリスト者は、カトリックであれプロテスタントであれ、或いは聖公会であれ、神様のことばを述べ伝えるという使命があります。
それは「あなたは神を信じますか?」といった会話だけではなく、人との交わり、普段の生活、生き様などからにじみ出てくるものなのでしょう。

私の尊敬する、ある神父様が豊田市の教会にいらっしゃいます。
この方、教会のそばを行き交う人たちを見かけると、必ず声をかけられます。
本当に、必ずです!

「こんにちは~!」

「今、学校の帰りなの?」

「もう風邪は良くなったの?」

声をかけられた方々は、はにかみながらもにっこり笑って応えられます。
なかには無視する方もいらっしゃいます。
でも、この神父様は声をかけ続けます。

・・・これでしょ♪
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# by dscorp-japan | 2010-01-11 12:47 | キリスト教 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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