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「無縁社会」に対する宗教の役割


昨年あたりから
「無縁社会」などというキーワードに注目が集まっていますね。
まァ
どういう状態を以て「無縁」と定義するのかという問題がありますが・・・

一般的な認識として
「様々な理由によって単身で生活していて
隣近所などとのお付き合いも希薄となった状態の世帯が増加した現状を指した言葉」
・・・って感じでしょうかね。

何を隠そう(って、隠す必要もないですが)
私自身もまた単身世帯であります(一応親兄弟はおります)。
有難いことに
今はこうして自活させていただいておりますが、先々のこととなると他人事とは思えない・・・(汗)
いつまでも自分の身の回りのことを自分で出来る保証があるわけもなく
いずれはどなたかのお世話になる可能性がありますよね・・・

といって
親はもちろんのこと
兄弟の世話になろうなんてことも、やや迷惑な気もしますよね。
(それぞれの家庭もあることですし)


で、ですね。
私、思うんです。
すでに高齢化社会であるこの国で
宗教に出来ることってあるんじゃないかなって。

たとえば仏教を例に挙げましょう。
それぞれのお寺には檀家さんがいらっしゃって
現状においても、定期的な集会やイベント(念仏会とか写経会とか本山参り旅行とか)があるわけです。
「お寺」という“縁結び” を介して
壇信徒さんたちはコミュニティーを形成しているわけですよね。
そのコミュニティーが
同じお寺の壇信徒さんである単身者の皆さんのケアをするというシステムを構築できれば
「無縁社会」などという、ある意味忌まわしい状態を回避することが出来るのではないでしょうかね・・・。
もしかすると
お世話をする側の壇信徒さんにも単身者はいらっしゃって
でも、こうした取り組みが軌道に乗れば、お世話をする側の単身者方々もまた
(いつの日か自分もお世話になるのだから)
という前向きな、謙虚な気持ちで取り組むことが出来るのではないか、と思うんです。
そして更に
この取り組みはもしかすると、単身者方々のお葬式の心配もまた軽減する結果をもたらすのではないか、とも思うんです。

(自分にもしものことがあったら、檀家さんたちが見つけてくれる)
(お葬式には檀家さんたちが参列してくれて、お経を唱えてくれる)

・・・いわゆる『壇信徒葬』です。

こういう取り組み
すでに実践されているお寺もあるのかもしれませんが、私はとっても大切なことなんじゃないかと思うんですよね~

・・・まァネ
最終的には自分都合で提案している部分もあるんですがネ・・・(笑)
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by dscorp-japan | 2011-02-18 22:34 | 宗教 | Comments(0)

『WHO WANTS TO LIVE FOREVER 』 クイーン

 
クイーンの解散危機と噂された時期を乗り越えた後に発表されたアルバム
『A Kind of Magic』に収録された曲です。
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1986年発表


日本でのクイーンの楽曲って
おそらくはビートルズと並んで、ロックのスタンダードというイメージではないでしょうか。
それは、現在テレビのCMやスポーツ番組のテーマ曲として多くの曲が取り上げられている所以でもありましょう。
ただ
皆さんがよく耳にするクイーンの曲には偏りがあって
実はもっと違った魅力的な曲がたくさんあるんですよね。
『クイーンの曲=フレディーの作曲』
というイメージもあるようですが
実は他のメンバー三人による楽曲にも素晴らしいモノが沢山あります。

ということで、この曲。
ギタリストであるブライアン・メイによる作曲です。

もともとこのアルバムは
イギリス映画『ハイランダー』のサウンドトラック用に書かれた曲を集め
これをクイーンのアルバムとしてリリースしたものです。
(アルバム一曲目『One Vision』は別の映画『アイアン・イーグル』の主題歌です)
そのなかでも、この曲は非常に映画的な曲だと思います。




ヴォーカルはフレディーとブライアンが交互にとっています。
いかにもイギリス的というか
クイーン的というか・・・
クサいと言えばクサいんだけど(汗)
嫌味なクサさとはちょっと違いますね。

映画をご覧の方はご存知かと思いますが
首を切り落とされない限り、死ぬことが出来ないという宿命の戦士の物語です。

故の『WHO WANTS TO LIVE FOREVER 』・・・なわけです。

「限りあるからこその人生」
この人類普遍のテーマを、ブライアンはこう歌いあげます。

“Forever is our today”

「今を生きろ」
“Carpe diem” と。






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by dscorp-japan | 2011-02-17 15:40 | 音楽 | Comments(2)


「袖触れ合うも多生の縁」

道行くすがら
袖が触れ合う程度のちょっとした偶然的な出会いでさえも
前世からの因縁によるものだ、という故事ですね。

・・・個人的には
“前世”
“輪廻”
という概念はあまり信じないタイプなのですが
しかし
人と人との出会いの全てに “縁” があるという考え方は大切にしているつもりです。
前世や輪廻が有ろうと無かろうと
すべての出会いには、必ず意味が有るのだと。
意味が有るから出会うのであって
出会うべくして出会うのであって
つまりこの世における全ての出来事
森羅万象のすべてに、必ず意味が有るのだと。

「出会いを大切にしよう」
「御縁を大切にしよう」

使い古された言い回しではあります。
しかしこの言葉の意味は
人との出会いを重ねてゆくにつれて、日々重みを増して私たちに訴えかけます。

“今日、何故貴方がその人と出会ったのか、その意味を考えなさい”

すべての人との出会い
つまり “縁” とは
学びの機会であると思っています。

友との出会いなら友情を
生涯の伴侶との出会いなら愛情を
人生の先輩との出会いなら人生を
私たちは、出会いを通して学ぶことが出来るのです。

自分には苦手なタイプの人との出会いでさえ
そこに大きな学びの機会が有るはずなんです。

柔和であること。
認めること。
赦すこと。


そして・・・
そうです。
お葬式もまた、御縁を紡ぐ機会でもあるのです。

遠く離れ、沙汰無しだった親戚。
年賀状だけのお付き合いとなって久しい旧友。
長年、足が遠のいていたお寺や教会。
お葬式は
それらすべての、解けかかってしまった御縁を紡ぎ直すきっかけの場でもある、と。


最近、そんなことばかり考えていましたところに
前回の記事でも書きました、素敵なご僧侶様との出会いがあって・・・

(あぁ、そうなんだ
御縁とは、こういうことなんだ)

私より一回り以上お若いご僧侶様のお話から
たくさんの学びをいただきました・・・m(_ _)m


こういうことがあると、思うんですよ。

(オレ、幸せだわァ~)

・・・ってネ ♪
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by dscorp-japan | 2011-02-16 23:54 | 思うに・・・ | Comments(0)

久々の仏式葬儀担当。

・・・さ、寒いッ・・・


一昨日の夜半
私の友人から電話があり・・・

「伯母が心停止状態だって・・・。
今、主治医の先生がこちらに向かっていて
おそらくその時点で死亡が確認されると思う・・・」

・・・なぬッ?

いや
以前から打診はいただいておりました。
「もしものときには助けてちょうだい」
でも、その“もしものとき” はもっともっと先の話のはずだったのに・・・

            ♢

ということで
今日(というか、もう昨日か)
友人の伯母さまのお通夜をお手伝いさせていただきました。

ウチの会社は
「キリスト教葬儀専門会社」です。
しかし実際には
ごく稀にではありますが、仏教のお葬式をお手伝いさせていただくことがあります。
(但し家族葬限定ではありますが)
お寺の本堂をお借りして
必要最低限のお飾りのみで
アットホームなお葬式でなら・・・という条件付きでのお手伝いです。


このたび亡くなられた方、大変に熱心な仏教徒でいらっしゃいました。
私どもの、ある意味身勝手な条件を受け入れていただき
お寺の本堂をお借りしてのお通夜でございました。

久々に
本当に久々に、自分が担当する仏式葬儀。
仏式葬儀を私自身が担当するのって、多分約10年ぶり(!)
遠い昔の記憶を辿りながら
異様な緊張感で臨んだのでありました・・・(大汗)

            ♢

さて。
ここからが本題です。

生前の故人様が心の拠りどころとされていた
都会の中心部にほど近い、浄土宗の小さなお寺・・・

そちらのご僧侶様が
素晴らしく素敵な方だったんです♪

長らく仏式葬儀から離れている私がご葬儀をお手伝いさせていただくこと
仏具など、御用意できるものと出来ないものがあること
一般的には、葬儀屋さんとしては完全に『×』なのですが(汗)
私どもの我が儘を快く受け入れて下さいました m(_ _)m
そのうえ
「私どもの方こそ、いろいろとお教えください」
などというお言葉までいただきました。

とっても心強かった・・・ m(_ _)m

そして
お通夜がまた、ホントに良かったんです・・・♪

いくら仏式葬儀から離れて久しいとはいえ
以前は仏式のお通夜にだって何百回となく立ち会ってきた私です。
その良し悪しは、十二分に分かっているつもりです。
その私が言うんだから、間違いない!

・・・えっと
読経が上手とかイマイチとか
そんなことは大きな問題だとは思っていません。
(まァそれも判断基準のひとつであることに変わりありませんが)
それよりも
個人的にいちばん大切だと考えていることは
ご僧侶様が
『御仏との“出会い” “再会” の場であるお通夜』
という認識をしっかりと持ったうえでお勤めいただくということです。
そして
“一生懸命” “真剣” であること。

何故『剃髪の儀』があるのか。
何故『戒名』が授けられるのか。
そして
釈迦の教えられた『仏の道』が何であるのか。

今回お勤めいただいたご僧侶様は
それらひとつひとつの意味を、お通夜のなかで丁寧にご説明されました。
そしてそれによって
ご遺族様は、より積極的な姿勢でお通夜に参列することが出来るのです。

以前から申しておりますように
すべての宗教のお葬式は、その宗教最大の“宣教の場” だと思います。
私たち日本人は
普段の生活においては、自分の宗教のことなど気にもかけない方が少なくありません。
しかし
自分にとって大切な方を亡したとき、人はやっぱり考えるんです。

(神様っているんだろうか?)
(阿弥陀様って、ホントに助けて下さるんだろうか?)

そのとき、宗教の役割が重要になります。
ご遺族様方々の
心の慰めになること。
心の支えになること。

今回お勤めいただいたご僧侶様
全てちゃんと分かっていらっしゃるのだと、私、確信致しました・・・



私にとって久々に担当する仏式葬儀が
今回のご僧侶様のお勤めで、ホントに良かった♪


“南無阿弥陀佛”
この
昔聞き慣れたはずのたった6文字の御念仏が、今日はとっても新鮮に感じられました♪
そして
こんな素晴らしいご僧侶様が、もっともっと増えると良いのになァって思いました。


最後に
素敵な御縁をいただいたご僧侶様のブログを御紹介させていただきます♪
            ↓
       『いつも心は燃えていよう!!』
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by dscorp-japan | 2011-02-15 00:40 | 宗教 | Comments(6)

同級生のお土産。


昨日、私の高校時代の同級生が集まりまして、旧交を温めたのでした♪

私の高校二年時代のクラスメイト。
同級生のうちのひとり(女性)が、中国は上海でお仕事をしてましてネ・・・
これまでなかなか会えずにいたのですが
今回、彼女の帰国タイミングに合わせて、急遽招集指令が発令されたわけですね~
(謝謝!uonakaji氏)
集まったのは
“主賓”である彼女を含めて9名。
男性がuonakaji氏と私だけというのが少々心細かったけど・・・(照)

中華人民共和国。
色んな意味で “知りたい” 国。
昨今話題のお騒がせネタも含めて、いろんなお話が聞けました♪

・・・こうして記事として取り上げておいて何ですが
ここでは書けないようなお話もあったりして・・・(汗)


さて。
彼女から、出席者全員へのお土産がこれ ↓

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中国の空港で売っているという『グリコ・プリッツ』。

『格力高』と書いて『グリコ』・・・?
『百力滋』と書いて『プリッツ』・・・?

れっきとした
上海のグリコで作られている “ホンモノ” なのだそうですよ(笑)

しかも
“上海蟹” 風味。

カニ、ですか・・・?

もうひとつが “四川麻辣” 風味・・・


パッケージ(写真左側のヤツね)を見て思ったことを口にしたら
失笑を買ってしまいました・・・


「何これ。パンダ味?」



「・・・オマエ、外交問題に発展するゾ・・・」

大変に失礼をば致しました・・・ m(_ _)m


どんなお味かと思いましたが
どちらもなかなかに美味でございましたよ。

・・・やるなァ、上海グリコさん♪

そして
面白げなお土産をくれた(旧姓)Fさんに
謝謝~!!

今度は
もっと早めに連絡をくれて、大勢で集まって会いましょう~♪
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by dscorp-japan | 2011-02-13 00:34 | おともだち | Comments(2)

ルルドの聖母

今日、2月11日は
言わずもがなの『建国記念日』ですね。
そして、カトリック教会としての暦ですと『ルルドの聖母』の記念日でもあります。

カトリック信徒の方々であればご存知でしょうが
ルルドとは、フランス南西部の小さな町の名前です。
ピレネー山脈に囲まれた、山あいの町。
私の住む名古屋界隈のイメージで言いますと
高山市とか郡上市のような感じの町だと思います。
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                             私が行った時のルルド大聖堂の写真

ルルドといえば
『ルルドの聖母出現』 『ルルドの奇跡』として世界的に有名です。
カトリック教会が公に認可した、巡礼地でもあります。

ご存知ない方の為に簡単にご説明いたしますと・・・

1858年の2月11日(つまりこの日付が記念日の由来です)
ルルドに住む14歳の少女ベルナデッタ・スピルーが、村の外れにあるマッサビエルの洞窟で薪拾いをしていると・・・
そこで、白い衣をまとった女性の姿を見たとされています。
ベルナデッタはその女性を聖母マリアであると認識はしていなかったのですが
その女性に名前を尋ねると
「私は無原罪の御宿りです」と答えられたのだそうです。
ベルナデッタが「無原罪の御宿り」などという言葉を知る由もないだろうという理由から
その女性は聖母マリアではないかとの噂が広まり、当時のカトリック教会が本格的に調査を進めました。
(その後1862年、カトリック教会は聖母の出現を公に認めました)
聖母マリアとされるその女性は
その後ベルナデッタの前に18回にわたって出現した、とされています。

・・・これが『ルルドの聖母』の由来です。

『ルルドの泉』とは
洞窟に湧き出た水が、それを飲んだり浴びたりした巡礼者に
病の治癒などの奇跡を起こしたとされることに由来するものであり
『奇跡の水』と言われる所以です・・・

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                          川の対岸から撮影したマッサビエルの洞窟

さて。
ルルドで起こったとされる“奇跡”の真偽は、私には分かりません。

今から約20年ほど前、私もルルドに行く機会がありました。
(ある重度障害者の付き添いとして)
ちょうど聖週間の一週間をルルドで過ごすという幸運に恵まれたのですが
毎日、世界中から本当に多くの方々が巡礼に訪れていました。
マッサビエルの洞窟にも行きましたし
“本場”ルルドの水も飲みました。
そこで汲んできた水は、今も私の自宅にあります。
とりあえず、水は腐ったりはしていませんね。
(ルルドの水は水素を多く含んでいるために腐りにくいのだとされる説もあります)

私、思うんです。
奇跡かどうかは、私たちには大きな問題じゃないんではないかなァって。
奇跡的な病の治癒にしたって
カトリック教会が公に認めた“奇跡的治癒”は、これまで100件にも満たない(一節では66件とも67件とも)。
おそらくこれまで、何千万(或いは何億)という方々が巡礼に訪れたにもかかわらず、です。

それよりも重要なことは
聖母マリアとされるその女性がベルナデッタに語ったとされる
「祈りなさい」
「回心しなさい」
というメッセージなのだと。

聖母出現のあと
ベルナデッタは『ヌヴェール愛徳修道会』のシスターとして
35歳で亡くなるまでの間ずっと、ひっそりと祈りの生活を全うされました。
(その後ベルナデッタは列聖調査を経て、1933年に聖人として列聖されました)

さて。
ルルドの奇跡にはもうひとつあります。
ベルナデッタの死後
土葬された彼女の遺体を掘り起こしてみると、その遺体は腐敗を逃れていたというのです。
ミイラ化していたわけでもなく
腐敗していたわけでもなかったという・・・

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                                 現在の聖ベルナデッタ

この“奇跡”の真偽もまた議論の分かれるところであります。
現在、ベルナデッタの遺体はヌヴェールに安置されていますが
実際にはその顔や手には蝋マスクによる保全措置が取られています。
また
完全に腐敗を逃れていたのではなく
実際は肌が黒ずんでいたり、目は若干くぼんでいたりしたのだという話もあります。

「加工してるじゃん」
「少しは腐ってるじゃん」

・・・ただ
ここからは“葬儀屋さん目線”で申しますと(笑)
人間の遺体って、死後数時間で腐敗が進むんです。
たとえ数年後の遺体掘り起こしであっても
その姿が(上記の通り)肌の変色程度だったのなら、それは充分に奇跡的であります。
普通に考えれば
いくら加工を施そうとも、上の写真のようには到底なりっこないんです。
(しかも今から100年以上前ですよ)


・・・最終的には
都市伝説じゃないですが
「信じるか信じないかは、アナタ次第」ということなのでしょうね。


・・・私、ですか?
少なくとも
聖母マリアの存在は強く信じています。
私、マザコンなんで・・・(照)
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by dscorp-japan | 2011-02-11 13:09 | キリスト教 | Comments(6)

回心のきっかけとしてのお葬式

回心。
よく「改心」と混同されますが、その意味するところは異なります。

これ、基本的にはキリスト教用語です。
広辞苑を紐解きますと・・・
「キリスト教などで、過去の俗人的(罪悪的)意志を悔い改めて
神の正しい信仰へ心を向けること」
とあります。

・・・個人的には、広辞苑の説明はやや仰々しい説明かなァとも思うのですけれど・・・

簡単に言えば、「回心(心を回す)」という文字からも分かる通り
『神様の方へ心を向ける』と解釈すればいいのではないでしょうか。
「罪を悔い改めたうえで」という条件は
十分条件ではありますが、必ずしも必要条件でもないのではないかと・・・
(と言って、私自身のことを擁護してるんですがネ)

いや
罪を犯し続け
その自責の念に悶え苦しみながらも
神様に依り頼むという「回心」もあっていいのでは?と思っています。

            ♢

さて、この言葉。
キリスト教に端を発する単語ではありますが
すべての宗教に適用されていい言葉だと思います。

「今までウチの仏壇になんか目もくれなかったけど
最近、たまに手を合わせるようになった」
「歳を重ねるにつれて
御仏の道の何たるかについて勉強したくなった」

・・・これもまた、ひとつの「回心」と言えるのではないでしょうか。

そして。
その大きなきっかけのひとつが、お葬式だと思うんです。

先日も
私が担当させていただいたご葬儀のご精算のため
ご遺族のお宅へお邪魔した折に、喪主様からこんなお話をいただきました。

「お恥ずかしい話なんだけど
オレ、もう20年近く教会に行ってなかったんだよね。
最後に行ったのが、母親の葬式のとき。
何故行かなくなったのか自分でも分からないんだけど。
多分、タイミングを逸してしまったんだと思うんだよね。
オレもサ、あンときは若かったからサ
何だか照れくさかったのかもしれないし、ひねくれてたのかも知れない。
でもサ
今日、オレ、久しぶりに日曜日のミサに行ってきたよ。
そんでサ
親父の冥福を祈って
お袋には沢山謝ってきたよ」

喪主様は、私とほぼ同年代の方です。
約20年前にお母様を亡くされ
そのまま教会から足が遠のき
時間の経過とともに、ますます教会に行き辛くなって
でも、心のなかには小さなシコリが常にあって・・・

(行かなきゃなァ、でも今さら行き辛いしなァ)

そんな思いで過ごされていたのかもしれません。

「オカダさん、言ったじゃん。
親父の棺の蓋を閉じるときに。
『これからの生活のなかで折をみて親父のことを思い出してやれ』って。
『それぞれの宗教のやり方でいいから親父の為に祈れ』ってサ。
ああ言われちゃったらサ、行かざるを得ないじゃん(笑)」

・・・何だか、私が脅迫したような言いっぷり・・・(汗)

いや
照れくさかったんだと思いますよ。
長年、自分のなかにあったシコリを取り払うきっかけとなったのは決して私の言葉なんかじゃなくて
お父様のお葬式、そのものだったはずなんです、間違いなく。

「だァって一応、オレの親父だしさァ(笑)」



・・・かように、ですね。
お葬式とは、回心の大きなチャンスであるということなのです。
そして
そういうお葬式の“お手伝いさん” でありたいと思うのであります。
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by dscorp-japan | 2011-02-10 00:33 | 葬儀 | Comments(3)

映画 『息もできない』


このところ
全く以て“葬儀屋さんブログ”とは思えないような娯楽記事のオンパレードです m(_ _)m
しかしながら、前記事『ゲイリー・ムーア急逝』と並んで
今日UPする記事は、私にとっての必然なのであります。
つまり、ムチャクチャ良かったということ!

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すでにご存知の方もいらっしゃるでしょうが
韓国俳優:ヤン・イクチュンさん(DVDジャケットの右側の方)が
製作
主演
監督
脚本
編集
全部お一人で兼務された映画です。
しかもこれが長編映画デビュー作・・・(驚!)

(この成り立ちを知って、故・金子正次監督の『竜二』を思い出しました)


映画のあらすじなど、詳細情報については
公式サイトをご参照ください
          ↓
   『息もできない』公式サイト


いわゆる、在り来たりなチンピラ映画かと見まごうのでありますが・・・

・・・いやいや
素晴らしい映画でした!

主人公がチンピラなので、映画の随所に殴る蹴るの暴力シーンがありますが
(おそらくは)手持ちカメラによる撮影と
余計なSE・BGMなどを排除した編集により
非常に臨場感があります。
そして
あらゆる暴力シーンにおいて、哀しみが伝わってくるんです。
殴られる側よりも、殴る側の痛みが。

一人で何役もこなすヤン・イクチュンさんの、演技もまた素晴らしいです。
チンピラ役って
ともすると、妙にカッコつけたりニヒルを気取ったりするもんですが
ここで描かれる主人公は、終始“捨てられた猫”のよう。
全然カッコ良くないし、強そうでもない。
観ている私たちに、主人公の不器用さや寂しさが痛々しく伝わってきます。

そして
準主役の女子高生を演じるキム・コッピさんをはじめとした
キャスト全員が素晴らしい演技をします。
登場人物のほとんど全員が、それぞれに哀しみを内包した演技で脇を固めています。

みんな、ホントにウマいなァ・・・

ストーリー的には
映画の中盤過ぎあたりで、チンピラと女子高生がほんのりと互いの哀しみに心を通わせるシーンがあります。

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・・・号泣でしたよ、私は。

何と控えめな
そして、何と哀しげな心の通わせ方でしょうか。
私は男性ですが
女性の方がこのシーンを観られたら、母性本能をくすぐられるのではないでしょうか。

・・・ここから先はもう、是非映画をご覧いただくしかありません。


個人的には、この先何度も観たい映画です。
間違いなく、DVD買います。
マストアイテムです。

少しでも映画が好きだという方
この映画、間違いなく“必見”です。

必見!
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by dscorp-japan | 2011-02-09 01:46 | 映画・テレビ | Comments(0)

ゲイリー・ムーア急逝

“泣き”のギタリストと呼ばれる方は数多いらっしゃいますが
この方のギタープレイは、その最右翼と言っていいと思います。

北アイルランドはベルファストの出身。
そう。
私の大好きなアイリッシュです。
ヨーロッパの国々のなかでも、個人的にいちばん好きな国です。
(映画『麦の穂を揺らす風』は真の名作でした!)

日本人好みの泣きのメロディー(しかも“クサい”の一歩手前)
ドラマティックな曲構成
そして正確無比な高速ピッキング・・・

ハードロックでも
ブルースでも
カントリーでも
アイリッシュ・フォークでも
何でも来い!なギタリストでした。

ここでは大好きな曲を二曲UPして
永遠の“ギター小僧” のご冥福をお祈りいたします m(_ _)m




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by dscorp-japan | 2011-02-08 00:55 | 音楽 | Comments(2)

『Little Wing』 G3


オリジナルは
言わずと知れた“聖人” ジミ・ヘンドリックスの曲です。
個人的には、ジミの曲のなかでも一番と言っていいくらいに好き♪
(漂うブルースとはこの曲のこと!)
そして
ジミの本質的な内面を歌った曲のような気がします。
歌詞がまたイイ!

Well, she's walkin'
Through the clouds
With a circus mind
That's running wild
Butterflies and zebras and moonbeams
And uh fairy tales
That's all she ever thinks about
Riding with the wind・・・

When I'm said
She comes to me
With a thousand smiles
She gives to me free
It's alright she says. It's alright
Take anything you want from me
Anything
Anything
Fly on, Little Wing・・・

大変に人気のある曲でもありまして
多くのアーティストがカヴァーしていますね~
個人的にはSTINGのカヴァー・ヴァージョンが大好きなんですが、今日はこの方々。



ジョー・サトリアーニ
スティーヴ・ヴァイ
イングヴェイ・マルムスティーン
“ギターバカ”三人組による、バカテク演奏です(汗)

定番のイントロから入って
曲の中盤まではなかなかに良い雰囲気♪
(こうして聴くと、スティーヴおじさんってお歌も結構お上手ですよね)

で、問題はギターソロ。
ここぞとばかりにインギー節が炸裂(汗)
良くも悪くも、インギーだからこそのバカっ速ソロ・・・
その後が
これまた “いかにも” なヴァイ先生のソロ・・・
(聴いてるこっちがニヤけてしまいます)
そして最後が“サンプラザ”サトリアーニさんのソロ。
(前の二人と比べると・・・まァこんな感じでしょうか)


好きか嫌いかと問われれば・・・
まァ「面白い」と答えましょう(笑)

でも
こういうのを聴くと、ホンモノが聴きたくなりますわな。




・・・本物に勝るもの無し!
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by dscorp-japan | 2011-02-07 00:27 | 音楽 | Comments(2)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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