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2011年 08月 25日 ( 1 )

オレたち“ニッチ”葬儀屋さん

 
このブログの右側にリンクを貼らせていただいております “はるさんのブログ” で
キリスト教専門葬儀社の実態について記事が書かれておりました(右のリンクをクリック♪)

『キリスト教専門葬儀社』
たとえば名古屋エリアですとウチを含めて数社あるわけなんですが
絶対数の少ない宗派のお葬式を専門とする為、必然的にそれなりの規模、となります。
(少なくともウチは超零細企業デス)

日本におけるキリスト教徒(カトリック・正教・プロテスタント諸派・聖公会など)の全人口に占める割合に関しては諸説あるようですが、おそらくは1%に満たないものと思われます。
つまり、お葬式100件のうちキリスト教葬儀が1件あるかないか、という計算です。
『キリスト教葬儀専門』と謳う私どものような企業は、必然的に小規模とならざるを得ないわけです。

はるさんのブログで紹介されたある牧師先生の懸案事項
・同時期にお葬式が複数依頼されたとき、専門葬儀社は対応できるのか。
・大規模なお葬式があった際に、式場(セレモニーホールなど)の手配は出来るのか。

・・・おそらくこれは、全国にあるキリスト教専門葬儀社の殆どが抱えていらっしゃる課題でしょう。
実際、ウチもまた同様の課題を抱えたまま営業を続けております(汗)
過去には何度か、ご依頼いただいたお客様に事情をご説明してお断りしたこともあります。
大変に申し訳ないことでありますが
安易にお受けしておいて、お客様にご迷惑をおかけするわけにもいかないための苦渋の決断であります。


絶対数の少ないキリスト教葬儀を専門とするわけですから、必要以上の人員を抱えることは困難です。
人員を抱えれば当然人件費がかかるわけでして
その人件費は、最終的にお客様からいただく葬祭費に反映してしまうわけです。

このご時世、そんなことは出来っこないわけでして・・・(汗)


では何故『キリスト教専門葬儀社』があるのか。


端的に言えば、その需要があるからなんです。
これまでにも何度か申し上げましたが
葬祭業界の実態として、キリスト教葬儀を熟知した葬儀社が少ないんです。
「宗旨宗派を問いません」と謳いながら
その実、キリスト教葬儀の手順や留意点をご存知ない葬儀屋さんが非常に多いんですね。

・・・いや
ウチだってまだまだですよ。
日々勉強です。

しかし・・・
たとえば昨日より私が担当させていただいておりますお客様
喪主様のみがカトリック信者で、その他の方々は全員仏教徒でいらっしゃったんですね。
カトリック葬儀については殆ど何も分からない、というお客様でした。
当然、様々なご質問をいただきます。

「数珠って持った方がいいんですか?」
「献花の作法を教えて下さい」
「牧師と神父の違いって何ですか?」

この程度なら、葬儀屋さんなら誰でも返答できましょう。

「葬儀ミサの流れを順に教えて下さい」
「聖体拝領って何ですか?どうすればいいんですか?」

このような質問に淀みなく答えられる葬儀屋さん、非常に少ないんです。
おそらく、殆どの葬儀屋さんはこう答えられるでしょう。

「神父様にお尋ねください」

・・・これじゃ~イカンわけです・・・


私たちのような葬儀屋さんの存在価値について考えるとき
その必要性の頻度という点では “100件に1件” かもしれません。
しかし
そのうちの1件のために、私たちがいるんだ!という気概は持っているつもりです。


私たち “ニッチ” 葬儀屋さんとしての
小さなプライドであります m(_ _)m
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by dscorp-japan | 2011-08-25 00:13 | 葬儀 | Comments(4)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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