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2011年 08月 09日 ( 1 )

映画 『ジーン・ワルツ』

 
今や医療ミステリーの旗手となった海堂尊さん原作の映画化です。

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海堂さんといえばAI。
AI=Autopsy imaging (死亡時画像病理診断)
『チーム・バチスタの栄光』におけるAIの必要性の訴求は、とっても説得力のあるものでした・・・

さて、この作品。
顕微授精(人工授精の一種)のスペシャリストである産科医・曽根崎理恵(菅野美穂さん)が主人公です。

・・・実はこの作品
そのあらすじを紹介しようとするとかなりの長文になってしまうと思うんです(私の文才が無いことがいちばんの理由ではありますが・・・)

テーマとしては
「医療ミス」「不妊治療」「体外受精」「代理母」などといった、現在の産科界における諸問題を扱っています。

私は医者じゃありませんので難しいことはよく分かりません。
ただ、医療には常に倫理観との葛藤がつきまとうものであって
実はそこにこそ医療従事者の皆様の大変なご苦労があるんだろうなァとは思います。
上に挙げた問題
そのどれをとっても非常に重要なものなのであって、ちゃんと腰を据えて考えなければならない事案なんだと思います。
そういう意味からすると
それらすべての問題提起がこの作品に折り込まれているわけで、少々詰め込み過ぎの感が否めないような気もしました。
ひとつひとつが大切な問題なのですから
本作に折り込む以上はキッチリと描くか、それが困難であるなら敢えて省いてしまった方が良いんじゃないかと思わされました。
たとえば本作序盤で描かれる、三枝久広医師(大森南朋さん)による医療過誤事件。
三枝医師はあっさりと逮捕・収監され、その後の展開に関する描写は一切ありません(原作者の海堂さんはそのあたりを別作品で描いていらっしゃるようですが)。

・・・私としては、俳優としての大森南朋さんが大好きなので
こんな “使われ方” はちょっと残念な気もするんですよね~

しかしグダグダ言っても
映画の終盤で描かれる複数の新生児たちの出産シーンで、全部帳消しにされちゃう感じです。
赤ちゃんの持つ力はスゴイ!
生命の誕生という奇跡の前で、私たちはただひれ伏すばかりです m(_ _)m

つまりこの作品
『医療ミステリー』と謳われてはおりますが、実は普遍的なヒューマン・ドラマだということです。
この作品を観ると
すべての生命の誕生って、やっぱり神様の手による奇跡なんだなァと思わされます。



そして忘れちゃいけないのは
私たち自身もまた、そうやってこの世に生を受けたのだ、ということなんでしょうね・・・
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by dscorp-japan | 2011-08-09 02:25 | 映画・テレビ | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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