葬儀代金の御精算
・・・いやぁ、いいもんですね~♪
「何が」って、感謝されるのが(自慢か?)
「あなたに来ていただいて本当に良かった」
これよ、これ♪
故人はある学校の名誉校長でいらっしゃって(地元の新聞にも載りました)、大変に多くの参列者がいらっしゃいました。
式場となった教会は、もう満員電車の様相(汗)
それでもご遺族の方々にとってはとても有難いことです。
「赤い花が好きだった」
ということで、祭壇花に真っ赤なバラをたくさんあしらって差し上げました。
故人の宝物として、お勤めされていた学校の記念誌をお棺に入れました。
出棺前の故人とのお別れの時、故人が生前に丹精込めて育てていらっしゃった椿の花を、ご自宅のお庭から摘んできていただき、これをお棺の中に入れて差し上げました。
・・・いや、これ全てご遺族のご意向だったんですけどね。
私が「良いお葬式」をつくりあげたんじゃないんです。
ご遺族が、そうしたんです。
以前にもここで書きました。
「良いお葬式」は、葬儀屋さんがつくるものじゃないんです。
ご遺族の方が良いお葬式に「する」んです。
葬儀屋さんは「黒子」なんです。
なのに感謝されちゃった。
かえって申し訳ない気持ちです。
でも
有難いことですよね。
この仕事をやっていて、いちばん嬉しい瞬間でした♪