裁判員が解任されたそうで。
裁判員制度の裁判で、証拠写真として提示された、被害者の御遺体の写真が直視できずに裁判員のお一人が解任されたという。
ニュースでは『女性裁判員』となっていましたが、正直いって女性も男性も関係ありません。
ンなもん、男だろうが女だろうが、苦手な方は沢山いるっちゅうの。
私たちの業界でも、思わず“ひいて”しまう状態の御遺体と遭遇することがあります。
その状態の詳細をここで述べることは御遺体の尊厳に関わると思うので控えますが、酷い事故に遭われた方や発見が遅れた方がいらっしゃいます。
こういう言い方が適切かどうか分かりませんが、私たちは“慣れて”います。
でも、そういう御遺体と遭わずに済むのならそれに越したことはないのです。
・・・凄惨な状態の故人の写真、裁判で公開する必要ってあるのかなぁ・・・。
無論、正確な判断をするために資料として存在することは分かりますが、はっきり言って『素人』である裁判員にまで見せることが、果たして不可避なのでしょうか。
私たち葬儀屋さんは、こう考えてしまいます。
「亡くなった方自身、見て欲しくないでしょうに」
私のエゴかも知れませんけど・・・
昔(かなり前ですけど)病院勤務時代に経験しています。毎日の積み重ねで慣れはでてきますけど・・・
多分見て欲しくないと思っていると思います。
上手く表現できないのですけど・・・
有難うございます<(_ _)>
病院勤務されていたのなら十二分にお分かりいただけると思います!
最近のこの国の方向性、最近少々おかしいと思います。
日本人の誇るべきところ『心』とか『思いやり』が軽視されているような・・・。