『光の天使』 ローズマリー・バトラー
正直、ローズマリー・バトラーはどうでもいい。
取り上げたいのは、作編曲・演奏がキース・エマーソンだということ。
あのELPのキース・エマーソンです。
ロック・キーボーディストのパイオニアです。
好き嫌いを超えて、キースはロック小僧たちにとって避けては通れない人。
ELPを知らない人だって、彼らのライブ音源『展覧会の絵』は一度は聴いたことがあるのでは?
・・・ま、そうは言いながら、実は私それほどキース・エマーソンは好きじゃありまへん。
彼の演奏スタイルは、私的には『キーボードを使ったギタリスト』だから。
ま、それが彼の良さなんだけどね。
だから“同じハモンド使い”なら、私はジョン・ロード派。
“シンセ使い”ならリック・ウエイクマン派。
しかし、この曲でのキースは良い♪
今聴いても、音が全然古くない。
空間系の音の演出はELP時代より数段上です(さすがモーグシンセ)
・・・しかし、ELP解散後とはいえ、よくもまぁあの当時の日本のアニメなんかに曲を提供したもんです(いや、『幻魔大戦』は大好きでしたよ)。
キースにオファーを出した映画スタッフも素晴らしい♪
ウチにあるこのシングルレコード、今も愛聴盤です。