・・・たまたま、なのでしょうか
最近、立て続けに『エクソシスト』いわゆる悪魔祓いを取り上げた番組が複数放映されました。
他にもあったのかもしれませんが、私の知る限りですと
ひとつがTBS系列の『クレイジージャーニー』(5月22日放映)と
もうひとつは何と!NHKの『ダークサイドミステリー』(6月8日放映)でした。
『エクソシスト』という単語自体、おそらく誰もが知るところかと思います。
元々はカトリック教会でいうところの悪魔祓いを行う人(司祭)を指す言葉ですが
何といっても映画『エクソシスト』によって、その認知度は格段に上がったのかと思います。
しかしながらその言葉の捉え方はというと
「悪魔祓い師」というよりも「ホラー映画の代名詞」的な認知かもしれませんが(汗)
エクソシストの存在自体を都市伝説のように捉えるのはナンセンスでして、悪魔祓いを行う(とされる)司祭はたしかに存在します。
むしろ、エクソシズム(悪魔祓い)を信じるか否かの焦点は
「本当に悪魔は実在するのか」
「本当に悪魔に取りつかれた人から悪魔を追い出すことが出来るのか」
という点です。
悪魔の存在を信じない方々にとってのエクソシズム・エクソシストとは
いわゆる “ まやかし ” であり、何らの根拠のない茶番でしかないのでしょう。
或いは「それはある種のマインド・コントロールである」
或いは少しだけ肯定的に捉えるなら「それは心理療法のひとつである」という考え方もあるかもしれません。
そもそも「悪魔」という概念の捉え方にも大きく左右されますよね。
具体的に「悪魔」は本当に実在するのだと考える方
「悪魔」とは禍々しくも得体の知れないものをカテゴライズする概念であると考える方
「悪魔」とは人間の内部に潜む悪意を総称したものだと考える方
・・・その捉え方によって
エクソシズムの意味するところもまた大きく変わってくるのだと思います。
ただいずれにせよ
「エクソシスト」つまり「エクソシズムを行うカトリック司祭」はたしかに実在します。
私、こんな本も持ってますし。
・・・といいつつ
自宅の本棚にあったはずの本書が見当たりません(涙)
誰かに貸したのかしら。
全然覚えてないや。
・・・などと、本書について書いたのはつまり
来月、こんな映画が公開されるんですね~
私の持っている(はずの)『エクソシストは語る』という本の著者
ガブリエーレ・アモルト神父様(本には “ ガブリエル・アモース ” と記されていますが同一人物です)の実体験を映画化した作品なのだとか(!)
・・・もしかして
この映画化が引き金になって、テレビでもエクソシストの話題が取り上げられているのかしら???
・・・う~ん。
ラッセル・クロウさん、個人的にはあんまり好きな俳優さんじゃないしなぁ。
そもそも本当のアモルト神父様はこんなキツイ御尊顔じゃないしなぁ。
とはいえ、です。
エクソシストネタが大好物の私が、本作を無視するわけがないのであります。
観に行くぞ~