宗教離れ
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・・・ニュース記事を読む限りで思いますのは
どうやら人々の「宗教離れ」は、日本の仏教離れに限ったことではないということなのでしょうか・・・
♢
さて。
カトリック信者でありながら言うのも何ですけれど
日々、それなりに何とか生活するなかで
(宗教とか信仰心って、本当に必要か?)って思うことは、正直時々あります。
だって
宗教なんて無くても(基本的に)働けさえすればメシは食えるし雨風もしのげる。
経済的にどうにもならなくなっても
最終的には「お国」が何とかしてくれることを期待できないわけでもない。
叶わぬ思いに悩むときでさえ
「神様助けて!」と天を仰ぐことが、はたしてどれだけあるでしょう。
(私はしょっちゅうあるんですけどネ)
・・・これは私見ですけれど
ニュース記事にある「欧州でのキリスト教離れ」って「先進国だから」というのが一因にあると思うんです。
特に先進諸国における「人口の減少」「高齢化」という問題も勿論ですが
先進国ゆえの経済的・物質的な「豊かさ」が、人々の目を宗教から遠ざけているということなのではないかと。
特に先進諸国に暮らす人々の意識が
どうやら「神」という概念を必要としなくなってきたという。
記事にある「イスラム教の台頭」というのも
元々からイスラム教の家系の人口比率が増加傾向にある、という意味なのではないでしょうか。
つまり「イスラム教を信仰する人が増えた」というのではなく
キリスト教の人口が減少したことで、相対的にイスラム教信者の割合が増えたということかと。
つまりこの問題の根本は
「キリスト教離れ」ということではなく「宗教離れ」ということでしょう。
(アジア圏を除いて)多くの先進諸国がキリスト教圏にあるので
それら先進諸国のデフォルト宗教がキリスト教なのであって、そこに暮らす人々の意識が「宗教から離れる」つまり「キリスト教から離れる」という現象として表れたということ。
・・・そりゃね
キリスト教、特にローマ・カトリックほど血生臭い歴史を辿ってきた宗教もないわけで(笑汗)
「そんな宗教はまっぴら御免だ」という意見も分かるのですが・・・
♢
ここで私は敢えて
葬儀屋さんという立場で申し上げたいと思います。
「あなたの大切な人を亡くしたとき
大切な人の魂を、誰に(或いは何に)委ねるのですか」
なにもキリスト教である必要はありません。
イスラム教でもユダヤ教でも仏教でも神道でも、何でもいいんです。
「そのとき」がきたとき
あなたの拠り所となる「何か」くらいは持っておいて損は無いんじゃないの?と思うわけなのです。
『権威とお金と女』の歴史でしょう。この問題を乗り越えて来て今のローマ・カトリック 教会。今の教皇は内輪のこれらの事柄に異議を言っています。勇気あることとです。
>「そんな宗教はまっぴら御免だ」という意見も分かるのですが・・・
「あなたの大切な人を亡くしたとき大切な人の魂を、誰に(或いは何に)委ねるのですか
「泣きながら電話での相談がありましたが、その後の教会への連絡は結局ありませんでし た。一瞬宗教の事を思ったのでしょう。でも、時間の経過とともに今の世はそれを離れて 何とかなる??????
今日は守山教会に行きました。司祭の召出しが本当にないい日本の現実を体感しました。が、
信者さんたちは僕の顔みていつもの日曜日のミサでした。でも?、これから神父さんが、
毎日曜日変わります。そのことも説明しました。
・・・とにかく!
新たな召し出しがあることを切に祈りましょう。
そして牧政さんも
まだまだ司祭職として励んでいただかなければなりません。
あまり飲み過ぎないように!
そして、ちゃんとバランスの良い食事を摂るように!