D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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映画 『 スノーデン 』

 
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2017年日本公開

映画公式サイト


この事件が報道されたとき
私は大した興味も感慨も持たず、ただ(ありゃ~やっちまったなぁ~)といった程度の印象しか持ちませんでした。
彼の行動の背景に何があったのか、彼がどのような思いであのような行動に出たのか、大して知ろうともせずに
むしろ(ロシアなんかに亡命して大丈夫なの?)みたいな、少々的外れなことを思った程度でした。


・・・都市伝説というか陰謀論というか
彼のこの事件が報道される以前から「私たちのPCの閲覧記録や携帯電話の各種情報はどこかの誰かに見られてる」という噂はあったわけで
だからこの事件が報道されたときも
(ほ~らやっぱりね)という、諦念を伴った事実確認みたいな感覚で受け入れてしまったような気がします。
「都市伝説」が「公然の秘密」に格上げされたというか。

・・・そういえば
あの事件の時期だったと思うのですが
私、自分の自宅にあるノートPCについているカメラに絆創膏で目隠ししてたことがありました。
初老のオッサンがいまさら何を見られて困るんだ?って話ですが (^^ゞ
そしたら
本作のなかで、スノーデンさんご自身も全く同じことをしている描写があって
(おぉ!オレと一緒じゃん)と、ちょっと嬉しくなりました(笑)

            ♢

ここからは映画の感想です。

本作に描かれる話は基本的に「実話」とされています。
それでも
観る方によっては「こんなのはスノーデンの戯言だ」と思われる方もあるのかもしれません。
その判断は皆様それぞれにに委ねられるとして
少なくとも今から約5年前、スノーデンさんという、日本のアニメをこよなく愛し、パソコンに精通したひとりの青年が、祖国の諜報機関で知り得た情報を暴露し、これを受けたアメリカ政府は彼を指名手配したという事実の背景に何があったのかを、少なくとも「知る」ことはとても大切なのではないかと思った次第です。
何より
私自身が何も知らなかったことを、本作で知らされたわけですから。

無論「映画」ですから、多少の脚色はありましょう。
(個人的にオリバー・ストーン監督はちょっと苦手)
でも、様々な情報から推察する限りにおいて
大筋において本作内で描かれていることは事実と大差無いと思われます。

そのうえで
「私たちは今、現実にこのようなことが起こり得る世界に生きているのだ」という自覚を促されているような気がするのです。

あくまでも私見ですが
おそらく、あの事件が過ぎ去った今現在も
私たちのPCの中身やスマホの通話記録・メール送受信の内容・画像や動画・指紋のデータに至るまで、どこかの誰かに覗かれる環境にあるような気がいたします。
実際には覗かれていないとしても
「その気になれば」「いつでも」覗かれる環境にあるということです。
だって
スノーデンさんが本件を暴露して大騒ぎになって
諜報機関が「もうしませんよ」と言ったところで
すでに覗ける技術は(スノーデンさん曰く)「有る」わけですから。

だから私たちは
「そういう環境下で生活していることを前提に、さて貴方はどうするのか」ということを問われているような気がするのです。

本作は
ポリティカル・サスペンス映画として、充分に楽しめる作品だと思います。
スノーデンさんの人間らしい一面も垣間見えますし
彼の彼女が、ことのほか重要人物だったのだなァということも分かります。
134分という上映時間も、私は全く苦になりませんでした。


え?
「その後PCカメラの絆創膏は貼ったままなのか」ですって?

・・・とっくの昔に剥がしちゃいましたよ。
だって、貼ってあった絆創膏が汚れてきたし
正直(どうでもいいや)って気になっちゃったから。
だいいち
バツイチで独り暮らしの53のオッサンが、タバコ咥えてパソコンとにらめっこしてるのを、いったい誰が見て得するんですか(笑)






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by dscorp-japan | 2018-01-28 00:00 | 映画・テレビ | Comments(6)
Commented by pga2152 at 2018-01-28 19:41
個人的には、スノーデン容疑者の言い訳を聞いてみたいです。警察庁やCIAやFBIが妨害しない条件なら、場所は沖縄県庁です。沖縄県知事なら、場所を提供してくれそうだからです。
Commented by 牧政 at 2018-01-28 23:49 x
お元気ですか?美濃加茂のお友達の為に献杯。でも、そのお膳立ては。
僕、お友達の顔見て、そしてビールでそのつもり。
そして???
映画の事で、原爆か水爆か分からないけど、そのもとになるものを
体内に埋め込まれロシアからイギリスに亡命した人の事を思い起こしました。
Commented at 2018-01-31 19:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dscorp-japan at 2018-02-13 22:33
☀pga2152さん。
映画で描かれることが真実かどうかは観る人の判断にゆだねられますが
一度ご覧になると良いと思いますよ。
Commented by dscorp-japan at 2018-02-13 22:35
☀牧政さん。
あなたが思い出したそのお話の方が
ずっと闇は深いと思いますよぉ~
Commented by dscorp-japan at 2018-02-13 22:36
☀******さん。
・・・「若気の至り」というやつですね (^^ゞ
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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