コワいのもTPO次第
以前ここでも申しましたように
私が最も恐怖するものは、ゴキブリであります(→ 過去記事)
幼少時の体験によるトラウマが
齢50をこえて尚、私を苦しませます・・・(><)
私はずっと集合住宅住まいです。
いくら私が対策を練ろうとも
集合住宅の常で、完全にゴキブリを駆除することはできません。
私の視界に入らないだけで
今もどこかに潜んでいるに違いないのであります。
それ自体は理解しているのですが
でも、せめて私のテリトリーからだけでも、彼らを極力排除することに余念がありません。
一年を通してゴキブリ駆除剤は定期的に交換します。
生ゴミは出来るだけ頻繁に捨てるようにしています。
決して潔癖症ではありませんが
一応自宅は常に掃除して、それなりにキレイにしているつもりです。
・・・それでも数年に一度くらい「彼」は姿を見せます (><)
以前、ダウンタウンの松本さんが仰ってました。
曰く
「自宅マンションにゴキブリが出たから引っ越した」
その所以は
「オレは “ 独り暮らし ” がしたいんや!」
・・・さすがに引っ越すまではいきませんが
松本さんの考えには、まったくもって同感なのであります。
♢
一方で
私のお仕事の性格上、ときにゴキブリと対面せざるを得ない状況に遭遇します。
病院や施設でお亡くなりになられた方のケースではまず無いのですが
ご自宅でお亡くなりになられた方
特に独居の方だったり、死後すぐに発見されなかった方などの場合「彼ら」と遭遇する可能性は高まります。
実際、もう何度もそんな現場に出くわしたものです。
それも「彼」ではなく「彼ら」。
ひどい状況ですと「彼ら」という複数形の数は、おびただしいものです。
“ 二桁 ” ではありません。間違いなく “ 三桁 ” です。
薄暗い部屋の床一面に、黒いじゅうたんがうごめく現場にも何度も遭遇しました。
私にとって、阿鼻叫喚の図に違いないのです (><)
・・・しかしながら
これは自分でも不思議なことなのですが、そういう場面での「彼ら」のことは、まったく(怖い)とか(気持ち悪い)とか思わないんです。
もちろん大ッキライなことに変わりないのですが
なんというか、そもそも意に介さない感じなんですね。
気持ちのベクトルがそっちに向いていないというか。
視界に入っていないわけではなく
浜辺のフナ虫よろしく、踏み入れる一足ごとに八方に散る彼らのことも認識しています。
(こういう現場の際はビニールのシューズカバーをつけて入ります)
でも、不思議と「どうでもいい」。
いま、すべきことに集中しているということなのでしょうか・・・
自宅で、たった一匹のゴキブリが現れただけで一気にフリーズする私。
しばし硬直した後
いかにして「彼」を仕留めるかに全神経を集中する私。
何とか仕留めた後も
その日一日は気が気でないまま夜を過ごすのに
お仕事の現場で遭遇すると、ヘッチャラなのが自分でも不思議なのであります。
「オロオロする」というか、まずフリーズしますよね ^^;
「仕事ではヘッチャラ」というか
もちろん大ッキライだし気持ち悪いんですけど
結局は仕事上での「慣れ」なのかもしれません。
左下の方にいます。