これで良いのか・・・? ②
・・・えっと
数日前に更新した記事の『これで良いのか・・・?』とは内容が異なります。
今回の『これで良いのか・・・?』とはつまり
本業である葬儀屋さんとしてのお仕事について、です。
♢
先日私が担当させていただいた、ある教会でのご葬儀に参列いただいた方から
後日お電話で、ウチの会社のパンフレットが欲しいとの打診をいただきました。
どうやらそのご依頼者が仰るには(電話応対したのはウチのスタッフでした)
その方は以前まったく同じキリスト教会で行われたお葬式を、他の葬儀社さん(名古屋で最も歴史のある葬儀屋さんです)にご依頼されたのだそうです。
「あそこはいちばん安心できる葬儀屋さんだと思ったから頼んだんだけど
結果的には全然納得のいかないお葬式だった」のだとか。
・・・いや、私が言ったんじゃないですよ(笑汗)
対してウチの葬儀施行に対する評価はというと
「やっぱり信者さんが葬儀屋さんだと、典礼の事もちゃんと分かっていらっしゃるから安心して見ていられた」
とのことだったのだそうです・・・
・・・ま、当たり前といえば当たり前なんです。
私を含めたスタッフ全員がキリスト教葬儀に精通していなければ
ウチみたいな会社なんて、とっくの昔に淘汰されてます。
「キリスト教葬儀だけはどこにも負けない」というのは
ウチにとっての絶対的な生命線であり、また唯一無二の “ 売り ” でもあります。
・・・しかし一方で思うんです。
ウチの “ 売り ” が果たしてそれだけで良いものなのか?って。
♢
以前お世話になっていた葬儀社時代、先輩から言われたことがあります。
「これから葬儀社はどんどん淘汰されていく時代になる。
資金力やハード面の充実度、会員保有数、社員のスキル。
ほんの少しでも気を緩めたら、一気に攻め込まれるぞ」
・・・これを言われたのは、今から約15年ほど前のことだったと記憶します。
そして事実
私がお世話になっていた葬儀社は今、他の大手葬儀社に吸収されました・・・
「いいかオカダさん。
他社より一歩先を行く、ではダメなんだ。
“ 一歩先 ” なんてのは、その気になればすぐに追いつかれるんだ。
常に二歩も三歩も先を見据えていないと」
・・・たしかに「同じクリスチャンであるスタッフがお手伝いする」という “ 売り ” は、ウチのアドバンテージになり得るのかもしれません。
しかし逆に、他社と比較した場合のビハインド要素はたくさんあります。
資金力?
一応無借金経営ではありますが、桁違いに負けてマス。
社員数?
これまた桁違いに少ない(だから経営者自ら現場に出るんです)
・・・まァ
キリスト教葬儀に特化した営業形態ですので「キリスト教葬儀」自体の分母が小さいから致し方がないという言い訳も成り立つんですが・・・
♢
・・・ウチにとっての「二歩先」「三歩先」が何なのか。
果たしてそんなものが、今のウチに在るのか。
お陰さまでウチの会社も10周年を迎えられたわけですが
正直、この業界なんて一寸先は闇であります。
今一度
とりあえず、起業時の原点に立ちかえって考えてみようと思う今日この頃、であります・・・ m(_ _)m
能力とまごころで すべて良しは甘いですか?
全く違う話ですが 汗は拭うとまた出てくるそうで 大丈夫な時は 扇ぐ 即ち 風を送って乾かすのが良いと聞きまして やってみたら良いようです。
>能力とまごころ
このふたつを考えるなら、やはりまだまだ能力が未熟かと思います。
あらゆる状況に迅速に対応できる知識とスキルを上げられるよう、精進しなくてはと思います m(_ _)m
・・・汗の対応、いちどやってみますね ♪
心ある業種が残っているように感じます。先を見すぎて足元に穴があっても気がつかない・・・では同じことになるようなそんな気がします。
でも・・・事業は難しいですね。
「女教皇ヨハネス・・・」はまだ話に出てこないね。読んでいる?
感想をだめかなー。一言もコメントできないのも分かるけど。そこのところとう回しにして、どううかな?