葬儀式場での車事故
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・・・実はこのような事故って
ニュースにならないものも含めると、結構あるはずなんです。
セレモニーホール建物に突っ込むまでともなるとニュースになるのでしょうが・・・
私の知る限りにおいても
セレモニーホール敷地内駐車場での事故って、少なくありません。
私も以前はセレモニーホール館長をさせていただいておりました。
状況に応じて
責任者である私自ら、駐車場整理に立つことも何度もありました。
そんななか
駐車場でのちょっとした接触事故の類は何度か目の当たりにしてきたものです。
お通夜やお葬式への参列者が駐車されるわけですから
車を運転される方もまた高齢者の比率が高くなってくるんです。
特に郊外にあるセレモニーホールともなると、その傾向はさらに顕著になります。
事故が多いのは、やはり葬儀当日よりも通夜の方が多いですね。
日中に行われる葬儀と違って、通夜が行われるのは視界の良くない夜です。
葬儀よりも通夜の方が参列者が多くなってきている昨今
車の台数も通夜の方が多くなってきます。
そしてその多くは通夜開始時間に合わせてお越しになられるわけです。
一斉に車が到着しますと
駐車場の入り口は一時的に渋滞する場合もあるんですね。
すると先に駐車場敷地内に入られた車の運転者は
(後ろが詰まっているから早く停めないと)
・・・と、やや慌てて車を停めようという意識も働くのかもしれません。
「駐車場整理の係がいるのに事故が起こるのは
整理する側の責任じゃないのか」
駐車場整理の大切なことは
① 分かりやすい、はっきりとした指示・誘導をすること
② 誘導する際に迷わないこと
③ もしも誘導に迷う場合は、必ず停車してもらってお待ちいただくこと
だと思っております。
経験則で申しますと、特に③が大切。
駐車場整理の責任が問われるような事故の原因は、ほぼこれに起因すると思います。
ただ
どれだけ正確で分かりやすい誘導が為されたとしても、ハンドルを握るのは運転者ご本人です。
大切なことは
① 慌てないこと
② 特に敷地内では徐行運転を心掛けること
・・・すべて当たり前のことですね。
そしていちばん大切なのが
「時間にゆとりを持ってお越しいただくこと」
個人的には
(ちょっと早く着き過ぎたかな?)
くらいがちょうどいいのではないかと思います。
その方が駐車場にもゆとりがありますし、開始時間に急かされることもありませんから。
・・・私自身、他人事じゃありません。
若かった頃よりも夜間の視界が悪くなってきております。
駐車場の陰から突然歩行者が出てきて、ヒヤリとさせられたこともあります。
お互い、車の運転には細心の注意を払いましょう m(_ _)m