JMWカスタム・ストラトキャスター
ウチのスタッフ
知らん間にまァたギターをこさえていやがった・・・ウラヤマシイ
ご覧のとおり、いわゆる普通のストラトキャスターですな(笑)
聞くところによると
それまでウチのスタッフが持っていたレス・ポールの一本(スタンダード・ヒストリックコレクション)が嫁に行って
その代わりに製作してもらった一品とのこと。
「今回は“ ドストレートのストラト ” が欲しくなったから」
彼はスゥエーデンのロックバンド『EUROPE(ヨーロッパ)』のギタリストであるジョン・ノーラムが好きで
「ジョン・ノーラムのストラトの音を出したいから」
私の旧友であるJMWの店長:コンミツ君に依頼したんだそうな。
・・・ていうか、それだけの理由で新たにギター作るかァ・・・???
今回の彼のこだわりは
とにかく出来るだけフェンダー・ストラトに近いカタチで、それでいて本家を凌駕するギターを作りたかったんだそうです(笑)
だからブリッジも、ほぼオリジナルの『シンクロナイズド・トレモロ・ユニット』に近い形状です(ウィルキンソン製)。
「でも実は細かいところで微妙に違うのがミソ」なんだそうな。
なんでも「ブリッジの弦高調整するネジの底面に溝が掘ってあってアーミングしても音ズレしにくい」んだそうです。
あと
フロント&センターピックアップだけじゃなくて
リアのピックアップもトーン調整できるようになってるそうです。
ペグはスパーゼルのロックナット式。
「これだけは一旦使うと手放せない」だって。
あと
写真では分かりづらいかもしれませんが、ネックの材がかなりいい木を使ってます。
いわゆる “ バーズ・アイ(鳥の目) ” の木目が出てますね。
上の写真で分かりますでしょうか?
ボディ色は黒ではありません。
限りなく黒に近い赤、です。
なかなか上品な色で、これは好きだなぁ~ ♪
ボディの材がどんな木だったか忘れちゃったけれど(恥)
※追記:M君曰く
「ボディの材はスワンプ・アッシュのエキストラ・ライト」だそうです
一般的なストラトキャスターよりはかなり軽めでしたね。
本家フェンダーのストラトキャスターって、実は何気に結構重たかったりします。
それから比べるとかなり軽い感じ。
私の所有するPRSと殆ど変らないんじゃないかしら・・・
で、肝心の音はというと・・・
一応私もかなりの長年にわたってストラトは使ってましたから、その良し悪しは分かりますよ。
結論から言うと
本家フェンダー・アメリカのストラトより、私は断然良いと思いました。
まずボディとネックの “ 鳴り ” が非常に良い。
やっぱエレキギターも、ナマ音が良いかどうかって大事だったりします。
ナマ音が良いということは、それだけギター本来のポテンシャルが高いってことですから。
ピックアップ交換とかエフェクターとかで音を作るにしても、土台となるギターのポテンシャルは非常に大切なんですね。
・・・う~ん、欲しくなった(笑)
ウチの事務所用に置いてほしい・・・
・・・いや~
実はウチの事務所、何故かギターアンプが置いてあるんです。
仕事が無いとき、事務所でギター弾いて遊ぶため(笑)
ということで
とりあえず事務所のアンプと並べてみました(笑)
・・・サマになってるじゃん ♪
M君よォ
事務所用でどうよ?
「絶対イヤ!」
そりゃそうだわなぁ・・・
僕のこのストラト、お店でMさんとお会いした時、持って来られていたので、拝見したことありますが、非常に良いギターでした!
本文にある通り、一見すると普通のストラトなんですが、色んな所に細かい拘りが見受けられ、それが面白かったです。
僕もMさんみたく、もう1本くらいオーダーしたいですね、まあ、当分無理ですけど(笑)
もしオーダーするにしても、ギターじゃなくて、ベースかなぁ。
こちらこそご無沙汰いたしております m(_ _)m
やすひろさんがこのギターをご覧になったことはMから聞いておりました。
とにもかくにも
理想のギターについてあれこれ考えることは楽しいですよね~ ♪