クリスチャンの喪中ハガキ
毎年この時期になると『喪中ハガキ』に関する問い合わせが増えます。
ところで
クリスチャンに「忌中」や「喪中」はあるのでしょうか。
キリスト教的な考え方から言えば
基本的には「無い」という回答になります。
そもそもキリスト教には「死」を忌み嫌うものとする考え方が無いので、まず「忌中」という概念はありません。
「喪中」にしても
キリスト教の考える「死」とは「天国への凱旋」であると考えるので、喪に服すべき期間などはありません。
では
クリスチャンの家庭でどなたかが亡くなられた場合、喪中ハガキは出すべきでしょうか。
これは個人的な考えですが
日本という国で社会生活を営む以上、少なくとも年賀のご挨拶を交わし合う方々に対しては、喪中ハガキを出した方が良いのではないかと思っております。
それは
喪に服しているというこというよりも、相手に対する礼節というか心遣いとして、です。
では、その文面はどうしましょう。
一般的な喪中ハガキの場合
文頭に
「喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます」
などといった文言を入れます。
ところがキリスト教の場合「喪中」という概念がありません・・・
無難な文章を考えるのであれば
たとえばこんな感じでいかがでしょうか。
「過日〇〇〇〇が主の御許(みもと)に召されましたため
新年のご挨拶をご遠慮申し上げます。
明年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます」
「去る平成〇〇年〇月〇〇〇〇が帰天(きてん)いたしました。
つきましては新年のご挨拶をご遠慮申し上げますとともに、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます」
※「帰天」はカトリックで使用する言葉です
プロテスタント諸派の場合は「召天」が一般的です
要は「喪中」という文言を言い換えれば良いということです。
(但し「喪中」という言葉を決して使ってはいけない、ということはないと思います)
文面について迷われていらっしゃるのであれば、ご参考までに m(_ _)m
毎年、X’mas cardを店頭に列べる頃になると必ず聞かれるんです。「我が家で不幸があったけどX’mas cardや年賀状は出していいのですか?」とか、逆に「ご不幸があったお家にX’mas cardを出していいの?」とか。
正直、なーんも知らないんです。でも外国では普通にX’mas cardは出しているし、仏教じゃないし・・・と思いうだけで上手くアドバイス出来なかったんです。勉強になりました(#^.^#)
今後のアドバイスに例文を使わせてもらいますねm(_ _)m

現在「喪中はどうするのか?」等、今後クリスチャンとして生活していくためにいろいろ勉強中でして、偶然このブログ・および記事を発見し大変ためになりました。今後も参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
はじめまして!
ご来訪&コメント、有り難うございます m(_ _)m
そして
まずは受洗、心よりお祝い申し上げます ♪
私のような “ポンコツ葬儀屋さん” & “ダメ信者” の情報でよろしければ、どうぞご活用くださいませ m(_ _)m
今日もほんとーに暑いです。
暑い中、お仕事ご苦労様です。
今年もこの暑い中年末の仕事を考えながら最後の休みを過ごしています。
で、また喪中ハガキの例文を勝手に参考にさせていただきます。

相手が喪中だってこともわかっていました。
でも、お礼のご挨拶がしたかったので、クリスマスカードを送付しました。
ハッピーニューイヤーの記載のないクリスマスカードを選びました。
でも・・・・
その人から激怒されてしまいました。
苦い思い出です。