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D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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ガッコのセンセの名残り・・・?

 
『生前相談』とか
『生前見積り』とか
『事前相談』とか
各社それぞれ呼称は異なりますが・・・
要するに「“もしも” の際に慌てないため」という考え方からの、お葬式に関するご相談です。

最近では各葬儀屋さんの広告でも謳われておりますし、メディアでも取り上げられるケースが増えてきました。
これも流行語となった、いわゆる『終活』の一環ということでしょうか。


以前にも申し上げましたが
お葬式が発生する前段階からご相談されるケースというのは、かなり前からあったんですよ。
それこそ私がこの業界に入った、今から約20年前にはすでにありました。
当時私がお世話になっておりました葬儀社では
(その言葉が正しいかどうかは別として)『生前受注』という言葉を使っておりました。
会社直営のセレモニーホールを新規オープンしたときなど
ご近所にお住まいの方が「ちょっと覗いてみた」的な感覚でご来館されて、ついでに「仮におたくに頼んだらいくらくらいかかるの?」という感じのお話から発展して・・・という感じ(笑)

            ♢

今日は
私が担当させていただいておりましたお葬式が午前中にあって
そのあと別のお客様からのご依頼で、事前のご相談に伺ってまいりました。

ウチのようにキリスト教専門の葬儀屋さんですと、事前のご相談内容の殆どは
「“もしも” の際の手順」とか「キリスト教葬儀の流れ」に関するものです。
いわゆる「いくらかかるの?」といったご質問は二の次、といった感じでしょうか。
もちろん費用面のご説明も致しますが
多くのお客様は「まぁまぁ、その話は大雑把で構わないから」といった方が多いようです。

今日のお客様の場合はこんな感じでした。
「以前私たちの所属する教会でお葬式があったんですが
その際の葬儀屋さんがあまりにも酷くて、ちょっと心配になって」

お客様の感じられた「酷い」という評価はあくまでもお客様の主観によるものですから、一概にその葬儀屋さんを批判することは出来ません。
しかし
結果的にそのような印象を抱かせてしまったこと自体、葬儀屋さんのお仕事としては“×(バツ)”という評価になってしまうんですね・・・(汗)

さて。
こういう投げかけをいただくと、こちらも俄然気合が入ります(笑)
もちろん、ハードルも上がったわけですから身の引き締まる思いも。
キリスト教専門と謳う以上、掲げた看板に恥じないご説明をせねば・・・(キリッ)

・・・ヘンな言い方ですが
事細かにご説明させていただくことって、実は私どもにとっての最良の勉強の機会でもあるんです。
自身の持つノウハウの再確認が出来ますし、より分かりやすいご説明の実地訓練ともなるわけです。
そして
誤解を恐れずに申しますならば
事前のご相談に対するご説明をさせていただくことが、私は結構好きです。
はっきり言ってオモシロイ ・・・♪


・・・それ、オカちゃん(私)の教員時代のクセが残ってるんじゃないの?

・・・そうなのか?
オレ、そうなのか・・・?(慌)
by dscorp-japan | 2011-07-20 00:27 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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