ズジスワフ・ベクシンスキー
ポーランドの“ゲージツ家”です。
その生涯の最後は、友人の息子に強盗殺害されたという・・・(驚)
この方については
ただその作品を観て、感じてもらうしかありません。
決して気分のよろしくなる絵ではありませんが、そこには何か不思議な魅力があります。
ただの“エログロ”ではなくて、不思議な荘厳さが感じられます。
因みに
作品には題名がありません。
ペクおじさん、作品にタイトルをつけることを嫌う方でした・・・
ギョエ~!ヘタなホラーなど真っ青です・・・
恐らく彼の作品のキーワードは
「絶望」
「虚無」
「終末」
「死」
「退廃」
といったものでしょうが、一方で
「人間」
「罪と償い」
そして
「愛」
さえも感じられることがあるんです。
↑ これなんか、私は大好きな作品です♪
でもまぁ一方で
「こりゃどう見てもイッちゃってるだろ?」という作品も・・・
・・・夜、寝られねェよ!
(この他にも「観ると呪われる」と噂された絵もあります。ここではUPしないけど)
でも
ペクおじさんご自身の人柄はとっても「人当たりが良く少し内向的で、人との会話をよく楽しんだとして知られている」(ウィキペディアより抜粋)そうです。
上の作品なんかは
空間の表現とか光の表現とか、とっても参考になりますね。
私見としては
たとえば“エログロの巨匠”H.R.ギーガーなんかよりも、その精神性なんかにおいては遥かにレベルが高いんじゃないかと感じます。
ギーガーの作品ってただの“怖いもの見たさ”で終わりって感じがしますが、この方の作品は長い間鑑賞していられるというか、引き込まれるものがあります。
とりあえず
この記事を読んで怖くなっちゃった方、ごめんなさい<(_ _)>
まずは義さんのカード、届きました。
有難うございますm(_ _)m
・・・えっと
私はお酒を飲まないので分かりませんが、要はこういうことじゃないかと。
「酒の肴にサッカーを観る」のか
「サッカーの“お伴”にビールを飲む」のか。
ギガーの方が僕は好きです。
ギーガーも魅力ありますが、好きかと聞かれると、好きではないと答えてしまいます。
でもこの人の絵は、直感的になぜか堂々と「好き」と言えます。
また一つ勉強になりました。ありがとう。
画集も売っているようなので買っちゃおっかな…。