『RED』 KING CRIMSON
『キン・クリ』である。間違っても『クリ・キン(=「大都会」)』ではない。
ロバート・フリップ教授自らこのアルバムを「メタル・クリムゾンである」と仰るが。
キング・クリムゾンと言えば、ビートルズの『アビー・ロード』をイギリスチャートの1位から引きずり下ろしたというデビューアルバム『クリムゾンキングの宮殿』が有名です。
『20世紀の精神異常者』、タイトルチューンの『クリムゾンキングの宮殿』、個人的に大好きな『ムーンチャイルド』。
確かに素晴らしいアルバムです。
しかし、個人的にキンクリの一番はこのアルバム。
『プログレッシブ・ロック』というジャンルにカテゴライズするよりも、むしろ教授の仰る通り『メタル』の原型と形容した方が腑に落ちる感じ。
このアルバム、1974年発表です。
この当時に、こんな金属音キリキリの音を前面に出した楽曲って、そんなにありまへん。
だから今聴いても音が古く感じません。
メロディーも、キンクリにしては比較的分かりやすいもの。
ビル・ブラッフォードのドラムも、イエスでの演奏よりも生き生きしている気がします。
(きっとビルさんはイエスでの演奏がかったるかったのでしょう)
そして、このアルバムでヴォーカルをとっている世紀の美声:ジョン・ウェットン(ex.U.K、ASIA)の歌声。
思うに、このアルバムの経験があってジョン・ウェットンさん本人の中で、その後の方針が決まったのではないでしょうか。
キンクリというと「難解」「即興演奏」「ロバート・フリップはイッちゃってる」などと思われがちです。
たしかにその通りでしょうが、このアルバムを聴くとキンクリに対するイメージが変わると思います。
HR&HM小僧どもよ。
食わず嫌いはイカン。
一度このアルバムも聴いてみなはれ♪
むかぁ~しね(^^;
で・・・
先日、むかぁ~し何を聴いていたのか、チト調べたんですが
ツェッペリンとかパープルとかは勿論だったけど
グランドファンクレイルロードとかも聴いたような・・・
あ・・・ピンクフロイドとか好きでした。
『マネー』とかってぇ曲は、今も耳に残っています。
パープルの最後のギタリストと言われた?「トミー・ボーリン」とかも聴いた・・・。
お暇な時にこのアタリもよろしく(^^)
でもね、レコードの時代で・・・
不覚にも、プレーヤーに別れを告げた時に
レコードも処分しちゃった(><)
なぁ~んてぇ、年がバレちゃうぅ~って知ってるか(^^;
。。。いやぁ~古いッ(笑)
今の若い方なんか全然分からないバンドばっかですわ♪
しかしレコードプレーヤーに“お別れ”はイカンですな。
私なんかいまだにちゃんとレコードプレーヤー持ってますよ。
レコードも然り。
レコードって、CDに比べて音が“柔らかい”んですよね。
鍵盤楽器の高音とか、アコギの残響とか。
同じ曲をCDとレコードで聴き比べるとよく分かりますよ♪