D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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永平寺土産

 
・・・私の母親からのそれ、でした (^^ゞ


私の母も一応、カトリックの洗礼を受けております。

もともと、母の実家は曹洞宗の家であります。
カトリックの家系である父と結婚した際も、洗礼を受けることはありませんでした。
ところが、私が教会での様々なお手伝いをするようになった頃
母なりに思うところがあったようで、彼女はカトリック要理の勉強をはじめまして
私の畏友であるみのるん神父様から洗礼を受ける結果となりました。

ところが、ここからが母のダメなところでして・・・
洗礼を受けた当初はそこそこ教会に行っていたのですが
最近では殆ど教会に行っておりません(私も人のことが言えた義理ではないのですが)。

まァそうは言っても
本人もそれなりに気にしてはいるようなのです。

「クリスマスくらいミサに行かなきゃいけないよね?」
(クリスマスより復活祭だろ!)
とか
「最近、マリア様のお祈りが変わったそうだね」
(元の祈りも覚えてねェくせに!)
とか・・・

どうやら、母なりにカトリック信者としての自覚はあるようなのですが
一方で、すでに鬼籍に入る祖父母(つまり母の父母)の供養をするんだという思いが強く、毎年曹洞宗の本山である永平寺に出向いている次第であります。

で、お土産がこれ。

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・・・修学旅行レベルの土産ではあります ^^;

とはいえ
正直、孫の手は有難い。
私も寄る年波には勝てず、年々身体が固くなってきておりまして
背中が痒いときなどには非常に重宝します ♪
背中を掻いてくれる伴侶もおりませんし・・・(泣)

一方の「お守り」。
どうやら私の運転は乱暴だと思っているらしく (^^ゞ
「交通事故にはくれぐれも気をつけなさい」ということのようです。

「オレ、カトリックだし!」

母だって、そんなことは百も承知の上なのです。
まァね
愚息に対する、母なりの思い遣りなのでしょう。
そういうことにしておきましょう(笑)

・・・ということで
私のクルマのなかには、ロザリオとお守りが同居することとなった次第デス。






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by dscorp-japan | 2016-09-30 00:00 | あったこと | Comments(4)

『 夢のあと 』 椎名林檎

 
もともとこの曲
椎名さんが組んでいたバンド『東京事変』のアルバムに収録されていたものです。
そして
(私は観ていないので知らないのですが)
椎名さんが音楽監督を務められた映画『 さくらん 』のなかでも流されたとか(?)

正直なところ
最近の椎名さんの曲はあまり聴いておりません。
私は初期の椎名林檎さんの曲が好きでして、今でも主に4thアルバム『 平成風俗 』までを聴いております。

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4thアルバム『 平成風俗 』(斎藤ネコ氏とのコラボ・2007年発表)


何故に「初期が好き」かと申しますと
何というか、特にデビューしたての頃の椎名さんの曲が
(良い意味で)荒削りで、若干のアングラ臭が漂っていて
そして古き良き昭和歌謡の趣が感じられるところがたまらないんですよね~

椎名さんの個人的な第一印象は
(少々毛色は異なるかもしれませんが)「平成の戸川純!」だったんです。

・・・私
30年前から現在に至るまでずっと、戸川純さんの大ファンなのです (^^ゞ
( → 過去記事


・・・それはさておき(笑)

椎名さんの作品の場合
3rdアルバムの『 加爾基 精液 栗ノ花 』から、突如として、少々禍々しくも知性を感じさせるような作風になられたんですよね。
それ以前は4ピースバンドサウンド(ヴォーカル・ギター・ベース・ドラムス)を基調としていたのが
いわゆる “ 打ち込み系 ” の音源やフルオーケストラなども導入されるようになり
良く言えば「一皮むけた」逆に言えば「若々しさが影を潜めた」感じに。

・・・私の場合ですと
以前の荒削りな椎名さんの方が好みではあるんですけどネ (^^ゞ


それでも
今回ご紹介する曲はすごく好きなんです。
オリジナルの「東京事変バージョン」も良いのですが
上記アルバム『 平成風俗 』に収録される、私はこのセルフカバーの方が断然好き ♪

アルバム音源が見当たらないので
ライヴ・バージョンの音源をお聴きください m(_ _)m




・・・後半
所々でお声がひっくりかえられるのはご愛嬌ということで。
いや、敢えてわざと、なのかな・・・???

古き良き昭和歌謡のごとき、大仰なオーケストラ・アレンジ(褒め言葉です!)
往年の、ザ・ピーナッツあたりが歌いそうな曲じゃないですか?

そしてもうひとつ
私、この曲の歌詞がとても好きなんです。
この曲のメロディに
この上なくハマっている歌詞と世界観だと思います。


ニュースの合間に寝息が聞こえる
期待したよりずっと静か
弦を爪弾けば盛者がまやかし
思えば遠き日結った髪も

手を繋いで居て
悲しみで一杯の情景を握り返して
この結び目で世界を護るのさ

蓮華の咲く頃柑子は実らぬ
期待するのは勝手だと云う
殺めないでと
憎しみで一杯の光景を睨み返して
その塊を果敢に解くのさ

「夢を見る拙さか」
麗しき寝顔に問う

手を繋いで居て
喜びで一杯の球体を探り直して
この結び目が世界に溢れたら
ただ同じときに遇えた幸運を繋ぎたいだけ
この結び目で世界を護るのさ
未来を造るのさ







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by dscorp-japan | 2016-09-26 00:00 | 音楽 | Comments(4)

ドラマ24 『 侠飯~おとこめし 』

 
やっぱり『ドラマ24』はイイのだ!!

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生瀬勝久さんのカッコイイことといったら・・・!


テレビ東京系列の番組枠『ドラマ24』。
私はそれほどテレビ(特に連ドラ)は観ないのですが
それでも番組改編期のたび、必ずこの『ドラマ24』の枠はチェックするんです。

この『ドラマ24』
過去にも素晴らしい作品が沢山ありました。

『 湯けむりスナイパー 』でしょ
『 モテキ 』でしょ
『 まほろ駅前番外地 』でしょ
『 みんな!エスパーだよ!』でしょ

・・・時折 “ アイドル枠 ” みたいなクールだとガッカリするけど ^^;
それにしても『ドラマ24』はヒット率が高い!

            ♢

そして昨日(残念ながら)最終回を迎えた『 侠飯~おとこめし~ 』

他のドラマとか知らないので比較できないんですけど
今回のドラマも(多分)今クールで最高の作品だったんじゃないかと(勝手に)思ってマス ♪

いわゆるグルメドラマですね。
グルメドラマといえば
同じくテレビ東京の『孤独のグルメ』シリーズ(これまた大好き!)がありますが
本作はまた、一味違った切り口の面白いドラマでした。

(ドラマのあらすじは上記リンクをご参照ください)

まずキャストが素晴らしい!
今回の主役である生瀬さん、ホンッッットにカッコイイ!
個人的には
生瀬さん史上、過去最高のカッコ良さでした。
そして
準主役の柄本時生さんも、相変わらずイイ味出してました ♪
(柄本ファミリーは皆それぞれ素晴らしい)
そういえば何話だったか忘れましたけど
柄本さんのお母さん役で、柄本さんの実母の角替和枝さんがチョイ役で出てたなァ(笑)

その他共演陣の皆様もそれぞれ、イイ感じでしたね~(途中下車した約一名を除いて)。

毎回クスクス笑える場面があって
一方で、それなりの人生訓みたいな話もあって
鑑賞後には素直に(あぁ~良いドラマだなぁ)と思えるものでした。

ホントに終わってしまったのが残念なドラマです・・・(><)


でも!
次のクールでは何と!
みんな大好きな『勇者ヨシヒコ』シリーズ最新作が放映だそうです!

『 勇者ヨシヒコと導かれし七人 』

これでまた年末までの三カ月間
毎週の楽しみが増えたってことですよ ♪


・・・しかし
これじゃまるでテレビ東京の回し者みたいだな・・・(^^ゞ





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by dscorp-japan | 2016-09-24 02:41 | 映画・テレビ | Comments(0)

「自分の葬儀」と「大切な人の葬儀」

 
多くの皆様が、異口同音に仰るのです。

「私の葬儀なんてしなくていい」
「私なんて段ボールの箱にでも梱包して燃やしてくれりゃいい」

葬儀屋さんの間では悪名高き(失礼ッ)
島田裕己氏の著作『葬式は、要らない』や『0(ゼロ)葬 あっさりと死ぬ』などの影響かどうかは分かりませんが(笑汗)
ご自分の葬儀に関して「簡素でいい」「やらなくてもいい」と仰る方が以前以上に増えてきているようです。

その主な理由としてよくお聞きするのが
「死んだあとのことなんてどうでもいい」というお考え。
或いは
「この世に遺す家族たちに過分な負担をかけたくない」というもの。

・・・実のところ
私自身も、自分自身の葬儀に関しては同様の考えを持っております。
特に私の場合は独り身です。
自分が死んだ後の家族のことを心配する必要はないのですが
逆に言えば、家族として看取ってくれる人間自体がいないということです。
ということは
私が死んだら、他人様にご迷惑をおかけすることになるわけです。
それは非常に心苦しい。
だから
私が死んだら、可能な限り簡素な方法で弔ってもらえれば、と。

ひとつ幸運なのは
私の場合、葬儀屋さんを経営しているという点です。
いざというときには
ウチのスタッフに粛々と「業務」として進めてもらえるということ (^^ゞ
(そのときまで会社が存続していれば、ですが)

・・・あ
私の葬祭費用を会社の経費で落とすなんてこと、させませんよ。
ちゃんと、私の少ない貯蓄からその費用はウチの会社にお支払いいたします。
だって、会社の「売上」になるんだもの (安いけど)。
おカネをお支払いすることで
スタッフにかける迷惑に対する後ろめたさも半減するというものです(笑)


・・・つらつらと思うままに書いておりますが・・・

仮に、ですが
私に大切な伴侶なり恋人なり家族なりがいたとしたら
そしてその大切な存在が私の目の前で天国に召されたとしたら
私のお葬式と同じような基準で弔うかと問われたら・・・

殊更に過分な費用をかけることはしないとしても
少なくとも、私自身のお葬式のようにはしないと思うんですよね・・・

            ♢

二年半ほど前
ウチのスタッフのお父様がお亡くなりになられました。
当然、そのご葬儀は私が担当させていただきました。

スタッフの彼もまた
私と同様「自分の葬式は簡素でいい」という考え方なのですが
いざ、大切なお父様を亡くされた際のお葬式はどうだったのか。

たくさんの真っ白な大輪の百合の花だけで(一切の他の花を使わず)
お父様のお柩をぐるりと囲んで飾られたんです。
そして
多くの友人や知人をお招きされ、皆でお父様をお送りするお葬式をされたんです。
そして出棺の際には
お父様がお好きだった『カッチーニのアヴェ・マリア』を流されたんです。

ご理解いただけると思いますが
決して私は彼を批判しているのではありません。


・・・お葬式とは「そういうもの」だと申し上げたいのです。

曲がりなりにも「葬儀のプロ」とされる彼です。
お葬式の実態も裏側も知り尽くしている彼でさえ
大切なお父様のお葬式では、彼とご家族の思いをお葬式に託されたんです。


皆、自分のお葬式はこだわらないと言う。
でも
大切な人のお葬式は、違う。

「おカネをかける」という意味ではありません。
「質素にはしない」ということでもありません。
その「思い」をカタチにすることに拘るという意味です。
「ありがとう」という感謝の気持ちを
お葬式という儀礼を通して、表現することなんです。






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by dscorp-japan | 2016-09-24 00:00 | 葬儀 | Comments(4)

ドライアイス不足

 
実はこの夏もちょくちょく不足気味でした・・・^^;


すでに一部の新聞やニュースでも取り上げられておりますように
液化炭酸ガス(いわゆるCo2)が不足しているため、これを原料とするドライアイスが足りなくなるという状況が増えてきているようです。

調べたところによると
液化炭酸ガスの主な用途は以下のようです。
① 「食品製造」(炭酸飲料など)・・・(全体の)約4割
② 造船や自動車製造のための「溶接」・・・同・3割
③ ドライアイス・・・同・3割

・・・で
私たち葬儀屋さんにとって関係するのが③ということになります。


葬儀屋さんがご遺体保全のために使用するドライアイスは
季節やご遺体の状況にもよりますが「一日:約10㎏」というのが一般的です。

お亡くなりになられたとの一報をいただいた際
葬儀屋さんはまず間違いなく、このドライアイス10㎏を持参して故人様の元へ出向きます。
故人様とお会いするとすぐ、ドライアイスをあてます。

 ※ 今日ではドライアイスに代わる保冷剤等もあるのですが
   少なくとも私個人の感覚としては
   今なおドライアイスの方が保全効果が高いように感じております。


そして一般的に
お通夜当日を迎えるまでの日数分、ドライアイスを使用することとなります。
つまり一件のご葬儀に使用するドライアイスの量は
「ご葬儀のご依頼をいただいた日から通夜を迎える日までの日数 × 10㎏」
という凡その計算が成り立ちます。

これに当てはまらないのは
葬儀屋さんが保有する「ご遺体用冷蔵庫」にご遺体を保管する場合です。
ウチの場合、ご遺体用冷蔵庫は保有しておりませんが
ご要望があれば、提携する業者さんの冷蔵庫をお借りして対応しております。
ただこの場合
「故人様を(ご自宅の)お布団やベッドに安置して、ご遺族様がそのそばに寄り添う」ということが難しくなるわけですね。

以上のような事情から
今なお、多くの葬儀屋さんはドライアイスによる保全措置をとっているはずです。

            ♢

冒頭にも述べましたように
ここ数年(特に夏場など)ドライアイスの供給が需要に追い付かないといった状況が散見されました。

ドライアイスって、ある意味 “ ナマ物 ” なんです。
たとえばウチの場合
事務所にドライアイス保管用の、超低温設定の冷蔵庫を持ってはいるんです。
しかしそれでも
ストックしたドライアイスは日に日に小さく(気化する)なってしまうんです。
だから、新品のドライアイスを入手する為のルートを持っているわけなんですが
ご葬儀依頼が入ったタイミングによっては、新品のドライアイスを入手する為に奔走することもあったんですよね・・・ ^^;


先日
ドライアイスの業者さんから「値上げ」のお願い通達が入りました。
致し方のないことだと思います。
弊社としては
それでもしばらくは現状価格を維持して対応する所存であります。
それよりも
ご葬儀依頼をいただいた際に、間違いなくドライアイスをご用意できる体制がとれることが望ましいなァと考える次第であります・・・






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by dscorp-japan | 2016-09-22 00:00 | 葬儀 | Comments(4)

過去を「赦し合えること」「受け入れ合えること」

 
三連休の中日である9月18日
私の通っていた名古屋市立向陽高校の同窓会が開かれ、私も参加してきました。

20年ぶりに合う人。
30年ぶりに合う人。
そのなかには、かつて私が個人的に深い縁をいただいていた人も。
さらには
大切なご縁をいただいておきながら、私が一方的に不義理をした人も・・・<(_ _)>

そういった人たちと再会するにあたって
はたして自分はどんな顔をして会えばいいのかと、心の中で構えていたのも事実です。


・・・でも、それは私の杞憂でありました。

参加した皆さんそれぞれ
各々の経験と時間を経て、お互いの過去をすべて受け入れ合えていたんですね・・・

20年前、30年前
当時の関わりのなかで、皆さんそれぞれいろんなエピソードがあった。
お仕事上のお付き合いが絡んだり
個人的な交わりがあったり
そのなかで、諍いがあったり誤解があったり
なかには裏切りがあったり・・・

それでも
年月を経て再会した皆さんそれぞれ
それらすべての過去を過去として受け入れ、笑い話として赦し合えていたんです。

生きることを通して
私たちはそれぞれの経験を積み
そこから「相手を思いやること」「受け入れ合うこと」「赦し合うこと」の意味を学んだのだと思います。

みんなが過去を受け止めていた。
みんながお互いを思いやり
受け入れ合い、赦し合えていた。
そして
みんな、優しかった。


今さらながら
同級生ってホントに良いものです。
ほんの数年間(なかにはたった一年間の人も!)だけの縁だったのに
あの、短くも濃い年月を共にしたという意識は、30年以上年経った今もしっかりとあるんですね。

良き仲間たちと再会できたことに
心から感謝したいと思います。

            ♢

・・・しかし
参加者が順番に壇上に上がって紹介を受けた際
私が紹介されると
「おいおい!オカダ(=私)どんだけデッカく(≒太った)なっちゃったの」
と、会場のそこここからどよめきが起きたことにはややショックを受けました・・・

ダイエット、はじめよっかな・・・(-_-;)





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by dscorp-japan | 2016-09-20 00:00 | おともだち | Comments(6)

映画 『 バチカンテープ 』

 
三連休ですが、あいにくのお天気模様 ^^;
ということで
連休前にレンタルビデオ屋さんに行って、いくつか映画を借りてきました。

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「禁断の映像」とやらがイマイチでしたけど・・・^^;


(映画の情報は公式HPをご覧ください)

私と同じように感じられた方もお有りかと思いますが
このポスターやDVDジャケットだけで “ B級映画臭 ” がプンスカ感じられます ^^;
それは承知の上なんですが
それでも「悪魔祓い(エクソシズム)」というキーワードに異常に反応してしまうのが私なのであります (^^ゞ

→ 関連する過去記事:
 『 エクソシスト 』
 『 エミリー・ローズ 』
 『 ザ・ライト - エクソシストの真実 』
 『 デビル・インサイド 』

・・・仮にです。
「エクソシスト」が存在し、これをヴァチカンが認めたとするなら
当然のことながら、ヴァチカンはまた「悪魔」の存在も認めたということになります。
これを信じるか否かは個々人の判断に委ねられるのでしょうが
少なくとも、映画のひとつのテーマとしては非常に興味がそそられるのであります。
上記過去記事のリンクを貼りました『 ザ・ライト - エクソシストの真実 』なんかは非常によく練られた映画だと思いますし
『 エミリー・ローズ 』のラストシーンなども、キリスト教(特にカトリック)的な含蓄に富んだものだったと思います。

つまり「悪魔」の存在を肯定するか否かの前に
私たちは不完全な存在なのだという謙遜さを持ちあわせるべきなのだと、私は勝手に解釈しております。

            ♢

さて、本作についての感想です。

まず鑑賞してみて
やっぱり少々B級映画ではあったなぁというのが正直なところです。
本作のような成り立ちの映画によくありがちなパターンなのですが
本作には、過去の名だたる名作ホラー映画のエッセンスが少々露骨に散見されます。
“ 元祖 ”『 エクソシスト 』はもちろんのこと
『 オーメン 』のストーリー性も『 エミリー・ローズ 』の視覚効果も感じられます。

・・・ホラー映画って
そのストーリーや表現に上品さが感じられないと、一気に冷めてしまうんですよね・・・

そして
特に本作のラストの持っていき方について個人的に感じたのが
『 ローズマリーの赤ちゃん 』と『 ナインスゲート 』。
(奇しくも両作共にロマン・ポランスキー監督です)

具体的なラストの表現については控えますが
他の方々のレビューなどを拝見しますと「続編を匂わせる終わり方」というご意見がけっこうありました。
たしかにそのように受け取れなくもないのですが
本作は、聖書の最後にあるヨハネの黙示録の、ひとつの解釈である「世の終わり」を具象化した表現ととれます。
つまり「悪魔がこの世を支配する時代がやってくる」というもの。
しかしながら
すると本作に続編があるとすれば、それは「キリストの再臨」というテーマを避けては通ることが出来なくなるはずなのであります。
・・・そうなるともう、ホラー映画として成立しなくなると思うんです。

本作をホラー映画として成立させるためには
『 ローズマリーの赤ちゃん 』や『 ナインスゲート 』と同じように “ 凶兆 ” を暗示させたまま終わらせるべきだと思うんですね。
つまり本作は「これで終わり」であるべきかと。


結局のところ本作は
「ヴァチカンが公式にエクソシストを認めた」という題材があってこその映画だったということなんですね・・・






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by dscorp-japan | 2016-09-19 02:12 | 映画・テレビ | Comments(2)

『 Order Of The Universe 』 ABWH

 
プログレッシヴロックの世界では有りがちな話なんですが ^^;
YES(イエス)というバンドもまた、その長い歴史の中で分裂と結合を繰り返してきたんですね。
1968年にデビューですから
もう50年近く、ひっついたり離れたりしながら継続してるバンドではあります・・・

80年代初頭
バンド活動が停止した時期を経て、南アフリカ出身のマルチ・ミュージシャンであるトレヴァー・ラビン(大好き!)を迎え活動再開して大ヒットしたのが『ロンリー・ハート』であります。
かつての古き佳きイエス・サウンドは消え失せ
多分に産業ロック化した曲調に旧来のイエス・ファンはガッカリしたものですが、私は結構好きでしたけど。


トレヴァー主導のイエス(これを『90125イエス』と呼びます)に嫌気がさした、ヴォーカルのジョン・アンダーソンはイエスを脱退します。
そして「昔のイエスサウンドを復活させるんだ!」ということで
いわゆるイエス黄金期のメンバーを集めたバンドが『アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウ(Anderson Bruford Wakeman Howe 略してABWH)』なのであります。
ジョンのホンネは
「俺たちこそが本物のイエスだ!」というところなのでしょうが
当時の本家は90125イエスなわけで『イエス』という名前が使えなかったので、メンバーの名字を並べたというわけです。

だからアルバムのジャケットデザインも
「もうひとりのイエスのメンバー」とまでいわれた画家:ロジャー・ディーンによって描かれています。

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アルバム『 Anderson Bruford Wakeman Howe 』(1989年発表)


90125イエスを良しとしないイエス・ファンから
このアルバムは大いに喝采を浴びて迎えられたものでした。
「これぞ本物のイエスだ!」
たしかに
全盛期のイエスサウンドが、新しい楽器とテクノロジーによって復活したといえる作品です ♪


で、今回は
もしかして皆さんも耳にしたことがあるかもしれない、この曲をご紹介です。




・・・この曲のイントロ
長きにわたって、報道番組『ザ・スクープ』のオープニングで流されておりました。
(プログレの曲を報道番組のテーマ曲ってすげぇなぁ)
と、当時は驚いたとともに、何気に嬉しかったものです ♪

それはともかく
イエスらしい、煌びやかな音と世界観です。
特に私の大好きなギタリストであるスティーヴ・ハウ先生と、これまた大好きなキーボーディストであるリック・ウェイクマン氏のカラーが前面に出ていて
そこにイエスの顔であるジョン・アンダーソンの声が乗っかるわけですから、90125イエスが好きな私も大満足なのであります。

とは言いつつ・・・
多くのイエスファンは、この曲をアルバムのベストチューンとされる方が多いようですが
個人的にいちばん好きな曲はコレだったりするんですけどネ (^^ゞ







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by dscorp-japan | 2016-09-16 00:16 | 音楽 | Comments(0)

「矜持」

 
同義語として「プライド」っていうのがありますね。
ただこの「プライド」という単語に対する個人的な印象に
(大なり小なり)他者に対して誇示するようなニュアンスが感じられるので、私は「矜持」という言葉の方が好きなんです。


最近私が「矜持」という言葉を強く認識したのは、東日本大震災のときでした。
皆様もご周知の通り
甚大な災害に見舞われた東北の皆様が
大切なご家族や恋人や友人を失ってしまわれた方々が
大きな絶望感と喪失感のなかにあっても他者を思いやり助け合う姿に、海外のメディアから大きな賛辞を贈られたことは記憶に新しいです。

おそらく被災者の方々は
殊更に「日本人としての誇り」などと意識されてはいらっしゃらなかったかもしれません。
しかし
被害に遭わず、ただテレビ場面を通して現地の皆様のことを案じているだけの私は
(日本人ってやっぱり素晴らしいんだ)
(自分も日本人のひとりとして、その誇りを汚さない生き方をしよう)
と強く思ったものです。

「日本人としての矜持」です。

本当は「人間としての矜持」と捉えるべきなのかもしれませんが
あの日あのとき、私は自分が日本人であることに強い誇りを感じたことは、まぎれもない事実であります。

あれから五年の歳月が流れ
あのとき私が強く意識していた「矜持」は、少しずつ薄れつつあるような気がします。
それは恥ずべきことなのでしょうけれど
喉元過ぎれば何とやらで、日々の生活の中で、どうしても自分本位に考えてしまう場面に気付かされたりします。
一方で
他者が身勝手な行動をとったりする場面を見るにつけ
私自身のことは棚に上げながら
(あいつ、日本人としての矜持はないんか?)などと思ったりすることがあります。

            ♢

葬儀屋さんをさせていただいておりますと
お亡くなりになられた方の、生前のご遺徳に触れる機会がたくさんあります。
故人様の、生前の行いなどに
大きな感銘を受けることもしばしばです。

実のところ、そのご遺徳は
世間からの注目も浴びず、人知れず行われていたことが少なくありません。
殆ど誰からも評価されないけれど
ご本人の思いだけで、その尊い行いが長きにわたって継続されていたということを、何度も聞き及んでおります。

それは毎日の町内清掃だったり
ご近所にお住いの高齢者へのサポートだったり
亡くなって初めて知ることとなった
人知れず継続されていた、ご本人による寄付行為だったり。

ご本人が「矜持」という言葉を認識されていらっしゃったかどうかは分かりませんが
こういう小さな行いのなかに、私は「矜持」を見い出す気がいたします。

先日列聖された「聖」マザー・テレサだけでなく
世の中には、誰からも注目されずとも、尊い行いを継続して実践されてこられた方がたくさんいらっしゃるのだなと、つくづく思い知らされるものであります。


そして思うのです。
(自分にとっての矜持とは何か)
(自分には矜持というものがあるのか)

・・・正直、まったく思いつきません。

「葬儀屋さんだって尊いお仕事じゃないか」
たしかにその通りだと思います。
私なりに「葬儀屋さんとしての矜持」は、それなりに持っているつもりです。
しかし私は、すでにその対価を得ているのです。
「お仕事」ですから。


「愛とは、自らを裂くこと」とは
畏友:西経一神父様の言葉です。

・・・それができたとき
私もほんの少しだけ、自分自身に「矜持」が持てるのかもしれません。






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by dscorp-japan | 2016-09-12 15:45 | 思うに・・・ | Comments(6)

カトリック名古屋教区家庭委員会主催講演 『 人生のエンディング 』

 
・・・直前になっての告知理由は
「あまり大勢の方にお越しいただいても、会場キャパに限りがあるので」
という、つまりは半ば確信犯なのであります (^^ゞ


『人生のエンディング』というテーマでお話をさせていただきます。
私は葬儀屋さんですので
特に「家族や自分のお葬式」という部分に特化したかたちでの講演となります。
お葬式の実務者である私が
これまでの実体験から思うところを、できるだけ噛み砕いたかたちでお話しできればと思っております。




日 時 : 2016年9月10日(土)14:00-15:30

講 師 : 不肖、私メでございます

場 所 : 名古屋聖パウロ書院 ホール(聖パウロ女子修道会1F)
      名古屋市東区葵1-13-2 TEL.052-936-4443

       → 地下鉄東山線 新栄町下車徒歩6分 千種下車徒歩7分
         桜通線 車道下車(4番出口)徒歩5分

入場料 : 無料



・・・あまり過度なご期待はなさらずに (^^ゞ
「お暇でしたらどうぞお気軽に」といった感じでお願いいたします m(_ _)m






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by dscorp-japan | 2016-09-10 00:00 | 葬儀 | Comments(4)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


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