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実るほど・・・

 
・・・とくれば
『頭を垂れる稲穂かな』ですね。


「死」はすべての人に平等に訪れることですから
葬儀屋さんもまた様々なお客様と(短期間ではありますが)かなり濃密なコミュニケーションを取ることとなります。
そのなかには
「エリート」とか「セレブ」とか「勝ち組」とか、そんな括りで認識されている(或いは自覚されている)方々もいらっしゃいます・・・

            ♢

お葬式のご依頼を受けて私どもがご指定先へ伺いますと
何となくですが、威圧的な雰囲気を醸し出されているお客様がいらっしゃいます。
分かりやすく言えば「威張っている」お客様。
私たちに対する言葉遣いも少々横柄で
“ オレはお客様だぞ!オーラ ” 全開の方(汗)
後からお聞きすると
組織(会社・団体等)の上層部の方だったりするわけです・・・

一方で
同じく組織の上層部やトップの方でも
非常に腰が低く、私どもに対しても礼節を保った態度で接してこられる方がいらっしゃいます。
「お世話をおかけします」
「よろしくお願いいたします」
そういった言葉以上に
ご本人の態度から、謙遜さがにじみ出ていらっしゃる方。


私どものような下々の人間が言うのもなんですが・・・
(あぁ~コイツは偽物だな)
(この方は本物だ・・・!)
こんな具合に評価してしまうものです。
まァ
何を以て本物と偽物を区別するか、なんですけど・・・

組織を率いるという責任を負う立場である以上
自分の態度や言動が、そのまま組織の評価に直結しているということを理解していらっしゃる方は “ 本物 ” だなぁと思うんです。
ちゃんと “ 見えて ” いらっしゃる。

一方で、ことさらに不遜な態度の方は
たとえ組織を束ねる立場の方であったとしても
(あァ~こうやって生きて来られた方なのね)
(この人の組織体質ってこんなもんなのね)
などと思われてしまうわけです。

・・・そして
結果的に損をするのは後者、なんですね・・・


葬儀屋さんだって人間です。
度を越した横柄な態度で臨まれると
こちらも(あぁ、そういう態度できますか)といった印象になってしまいます。
もちろん、だからといって仕事の手を抜くようなことはあってはなりません。
こういった方と相対するときこそ
何とかして信頼を勝ち取り、円滑なコミュニケーションが出来る関係性を築くこともまた、葬儀屋さんの大切なお仕事です。

・・・でもね。
稀に、最後まで良好な関係性を築けないまま終わってしまうお客様って、いらっしゃるんですよね(汗)
もちろん私の力足らずなのでしょうが・・・ m(_ _)m

            ♢

私は思うんです。
常に謙虚な姿勢で接してこられる方々は
本来の目的の為に自分がどうあるべきかを、しっかりとわきまえていらっしゃる方なんだろうな、と。
分かりやすく言えば
本当の意味で「賢い」ということです。
社会を知っていらっしゃるし、人間を知っていらっしゃる。
他者との関わりにおいて
お互いが気持よくなることによって生み出される有益性の大切さを理解していらっしゃる。

そして何より「カッコイイ」。
人として、社会人として「カッコイイ」。


“ 実るほど頭を垂れる稲穂かな ”

散々言いつくされた諺ではありますが
人と人とが関わるにあたって、非常に大切なことを教えてくれているんだァと思います。






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by dscorp-japan | 2014-06-30 00:00 | 思うに・・・ | Comments(4)

『 Cluster One 』 ピンク・フロイド

 
今年の名古屋エリア
梅雨とは申しましても、それほど雨量は多くない印象ではあります・・・


とはいえ梅雨空の夜はあるわけで(今夜のように!)
そんなとき、個人的に脳内リフレインする曲が、今日ご紹介する一曲です。

ピンク・フロイドのアルバム『対(The Division Bell)』の冒頭を飾るインスト曲です。

a0153243_22395678.jpg
『対』(1994年発表)

ロジャー・ウォーターズ脱退後の
いわゆる “ ギルモア・フロイド ” 二作目。
再三申しておりますように
私はロジャー在籍時のフロイドよりも脱退後の二作の方が好きであります。
デヴィッド・ギルモアの
漂うギタートーンが大好物なのであります。

ことさらにギター・テクをひけらかすことなく
弦をはじく一音一音から感じられる、繊細で優しげなトーンが堪らない ♪



アルバムの導入曲ですから、至極単純な曲です。
基本的には
リチャード・ライト(R.I.P)のピアノにギルモアさんのギターが呼応する、というイメージです。
絵画に例えるなら、素描画といった感じでしょうか・・・

素描画と申しましたが
逆にいえば、素描画というのは一切のごまかしが効かないんですね。
つまりこの曲も、単調であるがゆえにごまかしが効かない。
ギターでいえば
リズム
ピッキング(アタック感)
チョーキング
それらすべてがこの曲の表情を決めるんですね。

ギターのメロディだけを真似することはそれほど難しくありません。
でも、この曲の肝である「艶」「色気」は、そうそう簡単に出せるものではないのであります。


併せて
グラミー賞も受賞した名曲『孤立(Marooned)』もあらためて是非お聴きください。
美しいギター・インストのお手本がここに ♪






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by dscorp-japan | 2014-06-29 00:00 | 音楽 | Comments(2)

大詰めなのであります

 
つまり
会社の決算書提出の話なんですけどね・・・

決算報告書というのは
事業年度終了の日の翌日から2ヵ月以内に提出することになります。
ウチの場合、決算は4月。
ということはつまり
ウチの会社の決算報告書の提出期限は、今月末ということになるわけです。

・・・ついでに “ 年貢 ” の納付期限もネ(汗)


とは申しましても
実際のところ決算書を作成するのは私ではないのであって・・・
(オレなんかに作れるわきゃねェ!)
ウチの役員であり
公認会計士・税理士であり
私の幼なじみでもある
渡邉公認会計士 “ 先生 ” にお願いしてるわけです(右のリンク参照)


じゃ~私は何もしなくていいのかというと・・・そういうわけにもいかない、と(汗)
帳簿に記入されている内容の最終チェックとか
「この日この時に使ったおカネの使途は何じゃ?」と追及されたりとか(笑汗)

ガキの頃からのツレなんで、その辺の容赦が一切無い(><)


特に今回、余計に面倒臭いのが・・・やっぱり消費税。

ウチの場合
期中に消費税率が変わってるから結構ややこしい(汗)
3月~4月に跨いだ売上とか支払いとか
一応、全部精査しなきゃならんわけです。

ものすご~く細かい話で申しますとね(笑)
たとえば公共料金の請求って「3月20日~4月19日分」などといったケースがあるわけです。
じゃ「これって消費税はどうなってるの?」って話ですよ。

・・・面倒くせッ(><)

まァ、そういう細かいところのサジ加減は会計士に任せてるんですけど・・・


とにかく。
一応の予定として、今日書類を提出してくるつもりです。






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by dscorp-japan | 2014-06-27 00:00 | あったこと | Comments(4)

死亡届のお話 ②

 
この『死亡届』の役所への申請ですが・・・

「手続きって葬儀屋さんがやってくれるんでしょ?」と言われることが結構(というか、かなり)あります。

「やる」か「やらない」かと問われれば
「やりますよ」という返答にはなるんですが・・・


・・・皆様、ご存知でしたか?

あれって
完全に、葬儀屋さんの無償奉仕なのだということを。

葬儀屋さんは「死亡届申請の代行」という行為で金銭を受け取ってはいけないんです(→行政書士法第19条)
よく
「こういうサービスも料金に含まれてるんでしょ」
などと仰る方がありますが・・・
ダメなんですよ、葬儀屋さんが官公署への書類提出代行という行為で金銭を受け取るのは(一年以下の懲役又は百万円以下の罰金)

ところが、ですね
たまに、葬儀屋さんの料金表なんかに記載されていることがあるんですよ。

「死亡届の代行は無料でいたします」
とか
お葬式のセット料金の内訳に「死亡届申請代行料を含みます」などと記載しているケースが。

上記のような表現が法律に触れるのかどうか分かりませんが
そもそも
こんな表記をする葬儀屋さんがあるから勘違いされる方があるんだと、私は思うんですけどね・・・


以前にも書きましたが
私の個人的な方針としては、死亡届の申請は出来るだけご自身でされるようご説明させていただいております(状況によっては代行させていただく場合もありますが)

何故なら、それが本来のあり方だと思うからです。

だって(ちょっと屁理屈のように聞こえるかもしれませんが)
たとえば「出生届」や「婚姻届」の申請を、第三者に委託しますか?
産婦人科のスタッフや結婚式場のウエディング・プランナーに
書類申請の代行を頼みますでしょうか・・・?

ご本人に関する大切な申請なわけですから
これはやはりご家族の手で行われるべきものだと、私は思うんです。

・・・いや
決して「無償奉仕がイヤだから」というんじゃありません。
葬儀屋さんが代行した方が手っ取り早いケースって少なくないんです。
でもね
ご本人のお葬式を挙げるのは、ご家族をはじめとした当事者方々なわけです。
亡くなられた方を「葬る」為のプロセスのひとつひとつが
当事者方々ご自身の手によって行われることに、私は少なからず意味があると思っているんです・・・






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by dscorp-japan | 2014-06-25 00:00 | 葬儀 | Comments(2)

死亡届のお話 ①

 
ものすごく基本的なことなんですが
実は結構ご質問をいただくことがあるんです。

それは
「役所への届け(=死亡届)って、いつまでにやればいいんですか?」
というもの。

このご質問に額面通りお答えするのであれば、回答はこうなります。

「届出者が死亡の事実を知った日から7日以内(国外で死亡したときはその事実を知った日から3か月以内)に届け出ることが必要です」

このようにお答えすると
お客様の中には、こう仰る方があるわけです。

「じゃ、お葬式が終わってから行けばいいのね」

・・・いやいや(汗)
それでは遅いんですよ。
というか
死亡届の申請を完了しないと(火葬・埋葬を伴う)お葬式が出来ないんですよ、と。

すでに皆様もご存じのことかと存じます。
ご遺体を荼毘に伏す(火葬する)にあたっては『火葬許可証』が不可欠であります。
       ↓
『埋葬、火葬又は改葬を行おうとする者は、厚生労働省令で定めるところにより、市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)の許可を受けなければならない。』
(墓地埋葬法第5条)


「市区町村長あるいは特別区の区長の許可」が得られたことを証明するのが『火葬許可証』であります。
『火葬許可証』は死亡届が為されたことではじめて発行されるものであり
死亡届の申請をしないまま火葬すれば、死体遺棄罪に問われることになります。

つまり
死亡届の申請無くして火葬・埋葬は認められないわけで
「(火葬・埋葬を伴う)お葬式の後に死亡届申請をする」というのは、現実的にあり得ないということなんです。
ご遺体の火葬・埋葬を伴うお葬式を行うのであれば
実際に火葬や埋葬を行う前の段階で『死亡届』の申請を完了して『火葬許可証』を発行してもらう必要があるということです。

「お葬式の後に申請」なんて悠長なことは言ってられない、ということです。

尚ここから先はそれぞれの火葬場の事情にもよるのですが・・・
一般的に
「死亡届の申請によって火葬許可証を受け取る」という手続きは、火葬前日のお昼過ぎあたりまでには完了しておくことが肝要であると思われます。
火葬場によっては
「火葬日前日の昼過ぎまでに『火葬許可証』をファクスして欲しい」
などといった要求があるところがありますので m(_ _)m





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by dscorp-japan | 2014-06-24 00:00 | 葬儀 | Comments(0)

カトリック膳棚教会・葬儀学習会

 
学習会での写真は撮ってないんですけどね・・・


昨日(22日・日曜日)
カトリック膳棚教会の主日ミサ後、少々のお時間をいただき
カトリック教会のお葬式に関するお話をさせていただいてまいりました。
昨日はあいにくの梅雨空でしたが
それでも多くの方にご参加いただき、非常に有意義な時間を過ごさせていただいた次第です m(_ _)m

今や
お葬式に関する情報は、マスメディアでも取り上げられております。
ところが「キリスト教葬儀」となると話は別でして
なかなか情報収集が難しいところではあるんですね。
一応ネット上ではキリスト教葬儀に関する情報もあるにはあるんですが
より具体的な実務的情報ともなると、直接的に会話できるような場が望ましいところなんです。
だから実際のところ
私なんかの話よりも「質疑応答」の時間が非常に貴重な機会となるわけなんですね。

今回も
私の話は30分未満で終えて「質疑応答」に時間を割くかたちで進めさせていただきました。
(それでも「質疑応答」の時間が足りなかったというのが実際です)

・・・「質疑応答」というか
「分かち合い」といったニュアンスですね。
「何かご質問はございますでしょうか?」
と問いかけると、はじめのうちはなかなか手が挙がらないものなんですよ(笑)
でもどなたかからのちょっとしたご質問から
それこそ堰を切ったようにお話が盛り上がったりするものなのです。
それこそ
「仏教徒である家族のお葬式」に関するご質問もあったりして・・・


・・・いつも思うのですが
各教会へお邪魔してお話をさせていただくことは、私たちにとっても大切な勉強の機会であり、また大きな刺激をいただけるものであります。

ただ願わくは、ですが
本当はもっと時間が欲しいところ、ではあります。
具体的には
できれば2時間(講話:30分~1時間、質疑応答:1時間以上)いただければなぁ、と m(_ _)m

先にも申しました通り「質疑応答」が重要なんですよ。
御出席者方々のご質問をお受けすることもそうなんですが
皆様の体験談とかが聞けましてね・・・これが役に立つというか、良い教材になったりもするんです。
皆様が体験された実例から学べることって、たくさんあるんですよね~

            ♢

皆様の共同体で
「お葬式に関する学習会を開催したい」という教会があれば、是非伺わせていただたいと思います。
お話をさせていただくにあたっては、もちろん一切の費用はいただいておりません。
そのような教会共同体があれば
どうぞお気軽に弊社までご一報ください。

(ご連絡先は拙ブログ右側のリンク『有限会社ディーズ』をご覧ください)







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by dscorp-japan | 2014-06-23 00:00 | 葬儀 | Comments(5)

映画 『ゼロ・グラビティ』

 
第86回アカデミー賞で7部門を受賞の話題作。

劇場公開は去年の12月ということで「今更この映画?」と思われるでしょうが
私は専らレンタル鑑賞専門ですので・・・

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映画のあらすじ他については公式HPをご覧ください m(_ _)m


「3D映画の最高峰」
「映画館で観ないと魅力が半減」

・・・おそらくそれはその通りなのでしょう。
というか
3D映画未体験者の私には、そのあたりについて語る資格がありません^^;

でも
3Dを知らない私が2Dで観ても、本作は十分に魅力的な映画でしたよ ♪
視覚的な印象はやはり
21世紀版『2001年宇宙の旅』←ややこしい言い回し
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これは私が個人的に好きだった場面 ♪
残り少ない酸素量と闘いながら
間一髪で宇宙ステーションに避難できた直後の主人公・ストーン博士(サンドラ・ブロックさん)。


・・・しかし
タンクトップとショートパンツという組み合わせって、どうしても『エイリアン』のリプリー(シガニー・ウィーバーさん)を連想しちゃいますよね~(笑)


さて。
安易にCGを多用する昨今の映画には少々食傷気味の私ではありますが
本作に限って言えば、これはCG技術があってはじめて実現した、素晴らしい映像体験だと思いました。
個人的には『スター・ウォーズ』以来の衝撃でした。
もちろん制作年代など『スターウォーズ』とは三十年以上の隔たりがありますので単純な比較はできませんが
当時中学生だった私が受けた衝撃を、本作で思い出しました。

ひとつひとつのカットにリアリティが感じられたし
何より、映像が真面目だった。
映画の内容と映像が、しっかりとリンクしていたと思います。
作り手の真摯な思いがちゃんと伝わる映画だと思いました。

あと蛇足ですが
理系的なツッコミを入れていらっしゃる、このサイトは面白かった ♪
            ↓
http://www.sed.co.jp/tokusyu/gravity.html



最後に。
個人的にはどうしても看過できないことろが一つ。
それは邦題です。
原題が『Gravity(重力)』なのに対して
邦題は『ゼロ・グラビティ(無重力)』となっています。

この邦題はやっぱりイケナイ。
単純に意味が真逆だということだけではなくて
この映画にとって「重力」は、物凄く大きな意味を持っているんですね。
(どうやら他の方々もそのように感じていらっしゃる方が少なくないようです)
ネタばれになるので詳細は申し上げませんが
「ゼロ・グラビティ」は映画のプロセスで描かれることであるのに対して
「グラビティ」とは、本作の主題とさえ言えるほどの重要な意味を持ちます。

一体何故わざわざ “ ゼロ ” などという余分な単語を付け加えたのでしょう?
邦題も『グラビティ』で良いじゃないですか。
こういうナンセンスなことをするからイケナイ。






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by dscorp-japan | 2014-06-22 00:00 | 映画・テレビ | Comments(4)

『 Ogre Battle~Fairy Feller's Master Stroke~Nevermore 』 クイーン


今回は
クイーンというバンドが非常に素晴らしいプログレッシヴロック・バンドでもあるという証左となる曲(メドレー)をご紹介します。

一般的に
クイーンの代表的なアルバムは『オペラ座の夜(A Night at the Opera)』であるとされています。
しかし一方で
コアなクイーンファンの多くがベスト・アルバムとして挙げるのは『クイーンⅡ』だったりします。
a0153243_03161262.jpg
1974年発表

当時は(一部を除いて)クイーンというバンドの認知度はそれほど高くなかったので
後にクイーンのファンになってから、遡ってこのアルバムを聴いたという方も少なくなかったと思います(私もまた高校生時代に後から遡ったタイプです)

たしかに『オペラ座の夜』もまた素晴らしい作品です。
しかし
この『クイーンⅡ』というアルバムの(レコードでいうところの)B面のすごさと言ったら・・・!(驚)

このアルバムは
(レコードの)A面が『サイド・ホワイト』、B面が『サイド・ブラック』という呼称で分けられております。
『サイド・ホワイト』は(一曲を除いて)ブライアン・メイが作曲で
『サイド・ブラック』は全曲をフレディ・マーキュリーが作曲。

・・・この『サイド・ブラック』こそが本アルバムの白眉であります。

本作のB面を “ 音の洪水 ” と表現したのがどなただったのか忘れましたが・・・
とにかくB面一曲目の『 Ogre Battle 』の始まり方からスゴイ!
この曲のアウトロ(イントロの逆。曲の最終部分)を、テープの逆回転を利用してイントロとして使用しているんですが
ロジャー・テイラーの叫び声から、まさに “ 音の洪水 ” !
ここから3曲、一気に突っ走ります。

ではどうぞ m(_ _)m
最初はしばらく音が聴こえませんがそのままお聴きください。


(4:10からが『 Fairy Feller's Master Stroke 』6:50からが『 Nevermore 』です)


“ 音の洪水 ” と申しましたが
いまの時代から考えれば大したことは無いのかもしれません。
ただこのアルバムの凄いところは
(これは有名な話ですが)一切のシンセサイザー類を使用していないということ。
基本的に
ドラム、ベース、ギター、ピアノ、チェンバロ系のみの使用。
オーバーダビングは多用しておりますが、それでもこれだけの楽器でこの音の厚さです・・・!

キャッチーでフックのあるメロディ
フレディの多彩な歌声
ブライアンの7色ギター
ロジャーの超高音スクリーム

これらが混然一体となって、聴き手の私たちを圧倒します。
そしてこの3曲の後
このアルバムは『 The March of the Black Queen 』で、さらに私たちを圧倒するのであります・・・


これはあくまで私見ですが
私は本作こそが「ゴシック・ロック(メタル)の元祖」だと思っております。
「ゴシック・ロック(メタル)」の定義をどう捉えるかにもよるのですが
少なくともこの3曲の提示する世界観は、間違いなく「ゴシック」でしょう。
一般的に「ゴシック・ロック」というジャンルが認識され始めたのが70年代後半です。
少なくとも私の知る限り
70年代中盤あたりまでは、こういったコンセプトの曲ってクイーンだけだったんじゃないでしょうか・・・

そういった意味も含めて
このメドレーを聴くたび、私は思うんです。

(これをプログレと言わずして何と言おうや?)と。






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by dscorp-japan | 2014-06-20 00:00 | 音楽 | Comments(4)

可燃物でも・・・

 
私の盟友:はるさん
火葬場の現場職員の方から苦言を呈されたという記事を書かれていらっしゃいました。

曰く
「聖書や賛美歌集(聖歌集)などの書籍類は出来るだけ棺に入れないでほしい」
とのこと。

・・・そうなんですよね~(汗)


「棺のなかに入れていいものは何ですか?」

葬儀屋さんにとっては、ほぼ日常的なものと言っていいくらいの「あるある」です。
その際私たちは大体において
「火葬の支障にならないよう、基本的には可燃物に限ります」
といった返答をするわけです。

しかし実のところ
可燃物であっても、火葬に支障をきたすものってあるんですね。
たとえば果物。
水分を多く含んだものなど、火葬に余分な時間がかかってしまいます。
中が空洞になっている球状の果物なんかですと
最悪の場合、火葬時に爆発して、炉内で遺骨を吹き飛ばしてしまったりすることもあるそうです。

そして、書籍類もまた「ダメ」と考えるのが正解です。
表現が曖昧ですが
許されるのはせいぜい薄めの小冊子程度、といったところでしょうか。
たとえば
闘病時に寄せられた励ましの言葉が綴られたノートとか・・・

聖書や賛美歌集(聖歌集)って、そこそこページ数がありますよね。
さらに表紙なんかも
厚紙とか圧縮紙とか、場合によっては樹脂製だったりとかするわけです。
ページ数が多くて
表紙がしっかりしていて、となると
拾骨時、その灰がほぼ原形のまま残ったりするんですね。
火葬に要する時間も長引きますし
拾骨の際に灰が邪魔になったりもするわけなんですね・・・

だから私が担当させていただく場合には
このようにお答えするようにしております。

「原則、可燃物に限ります。
またその他可燃物でも難しいものなどあるのですが、一度ご持参ください。
よろしければ、私が拝見したうえで判断させていただきますので」

事前説明で「あれはダメ」「これもダメ」では
なかなかご理解いただけないものなんですよね・・・


あと、これに関連したお話。

不燃物であることを承知の上でよく聞かれるのが
「メガネ」「入れ歯」といった、ご本人の “ 身体の一部 ” であったもの。

原則、ダメなんです。
たとえご本人の愛用されていたものであっても
不燃物である以上やっぱりダメ、というのが正解。

でもね・・・
現場担当者の立場から申し上げさせていただきますと
なかなか「ダメ!」とは言いづらいところではあるんですよね(><)

私の場合を正直に申しますと
「メガネ」と「入れ歯」
そして(カトリックの場合)「ロザリオ」のみ、入れて差し上げております。
もちろんロザリオも、金属製を避けられるときは避けます。
私は決して、故人様のお顔にメガネをかけて差し上げたりはしません。
棺のいちばん隅に、ひっそり入れて差し上げるにとどめます。
メガネのフレームにある樹脂部分が、遺骨に悪い影響を及ぼす場合があるからです。


しかしご遺族様方々の立場になって考えると
やっぱり「持たせてあげたい」という思いはよく分かるんですよね・・・






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by dscorp-japan | 2014-06-19 00:00 | 葬儀 | Comments(2)

放鳥の儀の話

 
私の畏友(というか悪友)の牧政さん
先日コメントで「お葬式で鳩を飛ばす」ことに言及されていらっしゃいました。
たいそう驚かれたということで、今日はそのあたりのお話を。

            ♢

葬儀業界ではこれを『放鳥の儀』と呼んでいます。
(「儀」というほどの儀式でもないんですけど)

私も以前の葬儀社だった頃
時折、お葬式の最後(ご出棺の際)に鳩を飛ばすということをしておりました。
その要領は、結婚式で行われるそれと全く同じです。
半球状の網カゴの中に鳩を入れておいて
出棺のタイミングに合わせてカゴを開けると、鳩が一斉に飛び立つというものです。
真っ白な鳩たちが大空へ飛び立つ様から
「故人の魂が無事に旅立てますように」と祈る、その象徴として行われてきたものだと解釈しております。


・・・ただネ~
(多分結婚式でもそうなのでしょうが)
あれってときどき、小さなトラブルがあったりするもんなんですよ。

お分かりのことと思いますが
やっぱり生き物を扱うわけですから、こちらの思い通りにはいかないケースもあるわけです。

たとえば真夏のお葬式。
鳩さんたちは事前にカゴの中でスタンバイしてるわけですが
その “ 待ち時間 ” が長くなると、そりゃ鳩さんたちだってバテるわけですよ。
「ご出棺です!」
との号令で、いざカゴを開けても・・・鳩さん、一向に飛び立たない(汗)

担当者はカゴを叩いて、鳩さんを急かす。
見守る参列者からは失笑が漏れる。

・・・台無し(><)

よしんば鳩さんたちが飛び立ったとしても
鳩さん、(葬儀式場である)お寺の屋根にすぐ舞い降りちゃって休んだり。
なんか可哀想になっちゃうわけですよ・・・

それでいてアレ
(私の知る限り)結構おカネがかかるんですよ。
・・・そりゃネ
そこらへんで鳩さんをつかまえてきて飛ばしてるんじゃないのであって
訓練というか調教というか、それ相応の準備に費用がかかってるわけです。

私はお勧めしなかったなぁ。
アレをやるくらいなら
その分の費用でお花を飾って差し上げた方が、私は好きでしたね~






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by dscorp-japan | 2014-06-18 00:00 | 葬儀 | Comments(8)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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