D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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2011年 05月 07日 ( 1 )

『アナザーフェイス』 堂場瞬一

 
例年になく忙しかった、今年のゴールデンウィーク。
なかなかまともに睡眠が取れない日々でしたが
今日(というか、もう昨日デス)のお葬式が無事終了ということで、ようやくホントに一段落(・・・かな?)

今日はこの本を読み終えるつもりで
夕方前には会社を出て、スーパーで夕食用の総菜を買って(・・・涙)
家に帰って、部屋の掃除をして、シャワーを浴びて・・・
準備万端!

ソファーに寝っ転がって、一心に読みふけりました~ ♪


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                                  文春文庫 ¥690

堂場瞬一さんといえば
『刑事・鳴沢了シリーズ』と
先頃テレビドラマでも放映されてました『警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ』が有名ですよね。

毎度のごとく(笑)
文庫本の裏表紙の説明を抜粋させていただきます m(_ _)m

警視庁刑事総務課に勤める大友鉄は、息子と二人暮らし。
捜査一課に在籍していたが、育児との両立のため異動を志願して二年が経った。
そこに、銀行員の息子が誘拐される事件が発生。
元上司の福原は彼のある能力を生かすべく、特捜本部に彼を投入するが・・・。
堂場警察小説史上、最も刑事らしくない刑事が登場する書き下ろし小説。


愛する妻を事故で亡くし
妻の忘れ形見でもある1人息子・優斗のため、敢えて捜査の第一線を外れ
刑事総務課というデスクワークの部署に身を投じて、いわゆる “イクメン” に徹しようと奮闘する主人公。
本書の端々に
「仕事と育児の両立」という現実が描かれます。

・・・世の父子家庭(&母子家庭)の皆様は、激しく共感できる部分が多いのではないでしょうか。

そして、本書の “キモ” は
主人公である大友鉄が、大学時代に演劇をかじっていたという点です。
演劇を志したが故の
演技者としての視点によって、捜査過程で独特のアプローチをします。
捜査対象との駆け引きにおいて
主人公は「演技する」というツール(或いは武器)を存分に活用するわけです。
或いは、相手の演技を見抜く、という点においても。

本書を読まれた方ならお分かりかと思いますが
事件の真相や背景は、中盤あたりでほぼ分かっちゃいます・・・(笑)
でも、読み手のページをめくる手は止まらない。
主人公が、とっても魅力的なキャラクターなんです。
ひねくれた見方をすれば
(こんな刑事、いるかっての!)と思えるほどの、刑事らしくない刑事さん。

(文庫本の説明はウソじゃありませんでした)


ネット上の書評をみると
(これも毎度のことなのでしょうが)意見は分かれてマス(笑)
要は、好きか嫌いかなんですが・・・
私は結構好きでしたよ~
刑事らしくない、とはいっても
こんな刑事さんがいてもいいんじゃないの?と思えるし
最後はやっぱり、刑事である前に父親であることを意識する主人公に好感を持てました ♪
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by dscorp-japan | 2011-05-07 00:25 | | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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