葬儀社のCMを観て思うこと。
昔は考えられなかったことだと思います。
この背景には二つあって、ひとつはやはり『セレモニーホール』の隆盛があると思います。
そしてもうひとつが、葬儀屋さんの競争が激化してきているということでしょう。
目にするCMはどれもよく考えられていて、私も素直に(なるほどなァ~)とうなずかされます。
ハードを売りにするよりもむしろ、視聴者の「心」に訴えかけようとする内容が多い。
「私たちは皆様の葬儀を、こんな気持ちで大切にします」
「私たちのお手伝いで、より感動の大きい葬儀を提案します」
とっても大切なことです。
ウチの会社も日々研鑽せねばと、身が引き締まります。
ただね。
「良い葬儀」をお手伝いするのは私たち葬儀屋さんのお仕事ですが、良い葬儀に「する」のは私たちの役割ではない。
あくまでもご遺族や関係各位の皆様が、良い葬儀に「する」のだと思うのです。
私たちがどれだけ良い祭具を用意しようと、どれだけ様々なアドバイスをしようと、結局大切なのは故人を送る立場の方々の「思い」です。
そういう意味で、葬儀屋さんは所詮「黒子」でしかないんです。
選んだ祭壇のランクじゃない。
支払った金額の高さでもない。
そこに、送る方々の「思い」がどれだけ込められているのか。
「良い葬儀」になるかどうかは、故人を送る立場の皆さんにかかっているのです。
棺かついだし・・・
いいお葬儀でした・・・
申し訳ありません。
ここのところ忙しくて、時間が取れないんです。
(ンなら、なぁんでこんなにブログ書けるんだ!)
近々またご連絡させていただきますm(__)m