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私は何故、司祭職の道を諦めたのか(後篇)

 (前記事の続き) 

・・・お断りしておきますが
そんな崇高な話でもなけりゃ、大したオチも無い話ですんでご了承くださいな・・・ m(_ _)m


「罪深い自分を変えたい」
特に
「エロの呪縛から解き放たれたい」(笑)
そして
「他者を愛せない自分を何とかしたい」


その対策として当時の私は
「他人が幸せになるのを手助けすることで、自分も他者を愛することが出来るようになれるんじゃなかろうか」
そして
「カトリックの世界に没頭する(=身を置く)ことで罪から解放されるんじゃなかろうか」
と考えるようになったのでした。


そこでいきなり(神父になりたい!)と。

・・・ムチャクチャ短絡的ではあります(笑汗)

当時の私
神父になることがどれほど大変なことか、そしてどれほど責任を伴うことか、全く分かっておりませんでした。
ちょうど高校三年生、つまり進路を決める時期ではあったわけですが
(キリスト教系大学の「神学部」に入れば良いんじゃないの?)くらいに簡単に考えていたんです。

で、私は父親に頼みました。
「神父になりたいから神学部に行くわ」

父親からは激しく叱責されました。
「神父を舐めんな!」

父もまた厳格なカトリックの家庭で育ったカトリック信者なのですが
母と結婚して以降、父は一切教会に行かなくなりました。
(その理由は家族だけの秘密です)
それでも、そんな父の中にもカトリック司祭の崇高さみたいな意識はあったらしく
学業も疎かにしている不肖の息子が神父になるなど笑止千万!ということだったようです。

「エラそうなことを言う前に勉強しろ」
「そういうことを言うのは成績が上がってからにしろ」
「神学部に入れば(神父に)なれるなんて簡単なものじゃない。
そもそも神学部に入ることがどれほど大変なのか、オマエは分かっていない」

反対されると余計に反発するのが10代の青年です。
(だったら絶対神父になったるわ!)と意気込んだわけですが
いかんせん、どうにもお勉強だけは好きになれない ^^;
机の前には座るのですが
本来開くべき教科書や参考書はそっちのけで、やっぱり哲学系やら宗教系の本ばかり読んでしまうわけです。
そして何より
カトリック司祭になるためには具体的にどうしたらいいのか、神父様に相談することもしておりませんでした。
この頃はタバコの本数も増えたよなァ~(ってオイ!)

・・・で、当然の結果として浪人です。

「浪人は一年まで。その先は面倒見きれん」

親のすねかじりで予備校には入ったのですが
まァ~遊び呆けますよねそりゃ ^^;
毎日「行ってきまァ~す」と家を出てはパチンコ屋に行ったり
(高校時代のバイト代で、そこそこ貯金はあったのです)
同じ予備校生たちと麻雀ばっかりやってたり
(今も全然強くないですけど)
(神父になりたい)という思いはあったものの、具体的な行動は一切なかったんですね。

そんななか、同じく浪人していた同級生の女の子がいて
何やかんやと経緯があって、お付き合いするようになったんです。

「そんなことするヒマがあったら勉強しろ!」
・・・仰る通りなのです。

でも私
その子のことが本当に大好きだったんです。
実は私、その子のことが高校三年のときから好きでした。

彼女とお付き合いする前の段階で
私は(珍しくも)本気で真剣に悩みました。

(神父になるつもりなのに女の子と付き合っていいのか?)

つまり私のなかで
どちらかを諦めなければならないという選択に迫られたわけです。


・・・はい。
悩んだ末に、私は彼女とのお付き合いを選びました(笑)
私、女の子とお付き合うするの、これが初めてだったんです。
「オクテ」といわれればその通りなのですが
私のなかで「異性とお付き合いすること=結婚前提」との思いがあったんで(そういうところだけカタブツだった)。
そして何より
彼女のことを「心から好き」という自覚はつまり(自分も他者を愛することが出来たということじゃないのか)という喜びもたしかにあったんです。

かくして
彼女とお付き合いが始まった時点で、司祭職という選択肢はバッサリ消えたという次第であります。



・・・これが、私が司祭職を諦めた理由であります (^^ゞ
つまらない話でゴメンナサイ m(_ _)m


・・・まァ今となってはすべて過去の話なわけですが
この歳になってつくづく思うわけです。
あらためて
自分なんぞが神父にならなくて良かった、と。
・・・いやもちろん
なれるかなれないかを決めるのは神様なわけですが
仮にでもなってしまっていたら、私は間違いなく日本のカトリックの歴史に汚点を残すような神父になっていたに違いないという、強い確信があります。


最初に申し上げましたでしょ?
だって私「煩悩の塊」なんですから(笑)






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by dscorp-japan | 2017-07-27 19:34 | あったこと | Comments(4)
Commented at 2017-07-27 20:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pga2152 at 2017-07-29 00:36
前回書くのを忘れてましたが、年齢的な事も理由です。30歳で洗礼を受け、32歳で堅信を受けたのでは遅いと思ったのも理由です。
Commented by dscorp-japan at 2017-08-01 14:30
☀******さん。
・・・どうなんでしょうね~(笑)
葬儀屋さんが天職だとも思ってはいないのですが
神父になるよりは周りに迷惑をかけずに済んだのだと思っております (^^ゞ
Commented by dscorp-japan at 2017-08-01 14:33
☀pga2152さん。
その年齢であれば可能性が無いわけではないと思いますが
いちばんはやはり「神様の思し召し」ということになると思います。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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