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カトリックの法要・納骨等に関するご質問の回答

 
とあるカトリック信徒様より
カトリック教会における法要(忌明け・年忌等)・墓地や納骨堂への納骨に関するご質問をいただきましたので、ここでお答えできる限りの回答をさせていただきます。

            ♢

まずは、仏式でいうところの法要に関してです。

ネット上ではよく
「亡くなられた日から三日目・七日目・三十日目に追悼ミサを行います」
とあります。
しかし今日の実情として申しますと
そこまで細かく遵守される方は少ないようですし、仮にそれらを行わないからといって問題があるということでもないと考えられます。

本来的にカトリックの葬儀は
カトリック典礼に則った『葬儀ミサ(&告別の祈り)』こそが最も重要なのであって
この葬儀ミサにおいて
「亡くなられた方の魂を神様の御手に委ねる」
「亡くなられた方の魂の安息を祈る」
「遺されたご家族のうえに神様の慰めがあるように祈る」
ことが、カトリック葬儀の本質であると考えます。
ですからカトリック葬儀の典礼としては
『葬儀ミサ』を以て(一応の)完結ということになると思います。

ただ一方で
遺されたご家族が「いまはすでに天に召された魂の為に祈る」ことも大切な務めとして奨励されています。
(ですから葬儀以外の通常のミサ典礼のなかにも「死者の為に祈る」典礼が盛り込まれております)
その意味において
亡くなられた方の為に祈る意向のミサをあげていただくことは、とても尊いことです。

具体的な方法として、二つあると考えられます。
ひとつが
通常のミサにおいて、特定の亡くなられた方の為にお祈りしていただく「意向」を神父様に依頼する方法。
そしてもうひとつが
特定の亡くなられた方の為のミサ(=追悼ミサ)を依頼する方法です。

どちらの場合も
基本的には、事前にその旨を神父様に申し出ていただきます。

また
カトリック教会では毎年11月が『死者の月』として認識されており
特に11月2日を『死者の日』と定めております。
多くのカトリック教会では
この11月2日、或いはこれに近い日に「すべての死者の為に祈るミサ」があげられます。
このミサにおいて
あなたの大切な死者の名前を申し出て、他の亡くなられた方とともに祈っていただくこともできます。

            ♢

次に納骨についてです。

死者のご遺骨を納骨する際
一般的には神父様をお招きして、納骨の為の祈りを唱えていただいたうえでご遺骨をお納めします。
神父様を招かずに納骨してはいけない、というわけではありません。
しかしこれは個人的な見解ですが
火葬国である日本において、納骨とは(欧米諸国でいうところの)「遺体の埋葬」にあたるものだと思っております。
ですから、可能であれば是非神父様に納骨のお祈りを依頼されるのがよろしいかと思います。

尚、納骨の時期についてですが
「亡くなってからいついつまでに納骨しなければならない」といった、具体的な法律があるわけではありません。
またカトリック教会においても、その具体的な期限は定められておりません。
ですから
ご家族のご希望を神父様と調整されたうえで、日程を決められればよろしいかと思います。
(私がご遺族の立場でしたら、暑い夏や寒い冬場は避けます)

            ♢

次に、ご依頼される教会(神父様)への献金(御礼)について。

今日の多くのカトリック教会において
追悼ミサや納骨を依頼される際、その具体的な献金額を提示するものではありません。
よって、ここで私が具体的な金額を申し上げることも出来ないのです。
それでも「せめて目安が知りたい」ということであれば
お答えいただけるかは分かりませんが、依頼される教会(神父様)にお尋ねください。


最後に。
はたしてこれがヒントになるかどうか分かりませんが・・・

仏教の年忌法要や納骨の際にご住職(お上人)にお渡しするお布施の額を目安にされるのもひとつの考え方かと思います。
仏教の法要での一般的なお布施の額については、ネット上でお調べいただければ出てきます。






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by dscorp-japan | 2016-08-31 01:12 | 葬儀 | Comments(4)
Commented by pga2152 at 2016-08-31 17:10
pga2152です。お墓の問題は確かにあります。八事の教会の墓と地元の墓に埋葬を希望します。地元の墓の墓石はどうするべきか悩んでいます。
Commented at 2016-08-31 20:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dscorp-japan at 2016-09-04 00:01
☀pga2152さん。
地元に墓地・墓石を用意されるとのことですが
ご自身が埋葬された後、誰が墓地のお世話をするのかということも考えておきたいものです。
Commented by dscorp-japan at 2016-09-04 00:04
☀******さん。
奥様の魂の
永遠の安息を心よりお祈り申し上げます。
そして
遺されたご家族皆様の上に、神様の慰めと癒しが豊かに注がれますように。
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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