D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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『 家族のなかで私だけがクリスチャンです。私のお葬式がどのようになるのか心配です 』

 
『 あなたの意思を、出来るだけ具体的にご家族と所属教会に表明しておくことが大切です 』


 「家族のなかで自分だけがクリスチャン」という環境にある方は少なくないと思います。このような方々にとって、ご自身のお葬式は心配の種でしょう。結論から申しますと、ご自身のお葬式をキリスト教式で行いたいという希望が間違いなく叶えられる保証はない、と言わざるを得ません。
 よく「公正証書遺言を作成してそこに自分の葬儀に関する希望を記しておけば、法的拘束力があるから安心だ」と思われがちです。しかし、法的拘束力が伴うとされる公正証書遺言に記載されていても、ご自身に関する葬儀の希望は、法律上の効力が生じない事項となります。あくまでも「本人の希望が記載されている」に過ぎないととらえられるということあります。それでも「公正証書遺言に書かれているのだから」ということで、相続人(≒ご家族)がその意思を尊重してくれるだろうと期待できるかもしれませんが、必ずしもお葬式を執り行う前の段階で公正証書遺言を開封してもらえるという保証もありません。

 以上のようなことから個人的にお勧めするのが、昨今様々なメディアでも取り上げられております「エンディングノート」の作成です。もちろんエンディングノートに法的拘束力はありません。しかし事前にこれを作成して、ご家族のなかでも特に信頼出来る方にこれを託しておくことで、あなたの希望が叶えられる可能性は高まると考えられます。そして可能であれば、エンディングノートに記した内容を、所属教会の牧師(司祭)にも自筆文書で託しておかれるとよいでしょう。

 エンディングノートを作成するうえで大切なことは、ご自身のお葬式を執り行う上での手順を出来るだけ具体的に記しておくことです。ご家族がクリスチャンでない以上、キリスト教葬儀をどのように進めればいいのか、ご家族には分からないだろうからです。

 ・ご自身が亡くなった場合、まずどこに連絡すればいいのか。
 ・お葬式はどこで行いたいのか。
 ・葬儀屋さんはどこに頼めばいいのか。

 特に重要なのが「どこに連絡すればいいのか」という点で、基本的には所属教会の牧師(司祭)を窓口とされるのがいいでしょう。先に申しましたように、事前にご自身のエンディングノートに記載した内容と同様の文書を牧師(司祭)に託しておかれれば、教会サイドもよりスムーズに対応することが出来るでしょう。そしてまたクリスチャンでないご家族に対しても、適切なアドバイスをしていただけることが期待できると思われます。
 最近ではクリスチャンを対象としたエンディングノートも販売されております。この点も踏まえて、所属教会の牧師(司祭)にご相談されることをお勧めいたします。





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by dscorp-japan | 2016-07-04 00:00 | キリスト教 | Comments(2)
Commented by pga2152 at 2016-07-06 00:08
pga2152です。私は、全く心配はしていません。エンディングノートと便箋にしたためた遺言に延命治療をしないで欲しい旨とカトリックで葬儀をして欲しい旨と所属教会の名称と住所と電話番号をエンディングノートと便箋に書いてあります。自宅内の数ヶ所にエンディングノートと遺言便箋を隠してあります。
Commented by dscorp-japan at 2016-07-09 19:00
☀pga2152さん。
なるほど。
その準備があるのであれば、あとは「今」を大切に生きることですよね。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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