D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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徹底するのは難しい

 
何年か前のことですが
私がこの業界に入って以降、いろいろと教えていただいた先輩のお母様がお亡くなりになられた際のことです。

その先輩は
おそらくこの名古屋エリアの葬儀屋さんなら誰でも名前くらいは知っているだろうという、有名な方。
「社葬も団体葬もどんと来い!」なスキルとノウハウの持ち主。
現在は東証一部上場葬儀社(つまり『テア』)の役員さんです。


訃報第一報の時点で「葬儀は近親者のみで行う」との旨があったので
私は通夜の前日の午後、その先輩に、自宅へ弔問に伺うことの承諾を得たうえでお悔やみに行ってまいりました。

「まァお袋も高齢だし
家族だけで送ってやりたいと思ってさ」

・・・葬儀屋さんである先輩でさえ家族葬を選択する。
それが「今」ということなのでしょう。

「香典とかも一切辞退させてもらうんでよろしく」

私は先輩の意向を素直に受け止めて
持参した香典も持ち帰り、通夜・葬儀への参列も控えました。


で、後日。
先輩の、共通の後輩である元同僚がウチの事務所に来て言ったんです。

「○○さん(先輩)の通夜、すごい人でしたよ」

・・・え?
「家族葬」って聞いてるけど?

「まァそれはそうなんですけどね
やっぱり○○さんのお母様のお葬式ともなると、皆黙ってないでしょ」


・・・えぇぇ~ ???(><)

んじゃ何?
額面通り受け取って、参列しなかったオレが悪者みたいじゃん・・・


参列者の多くは葬祭業界の人間だったはず。
にもかかわらず
葬儀屋さんのお身内の葬儀でさえ、こうなることがあるということなんです。
もちろんケース・バイ・ケースでしょうけれど
ことほどかように「家族葬」って、実は難しいんですよね・・・






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by dscorp-japan | 2016-02-05 00:31 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by pga2152 at 2016-02-05 08:41
pga2152です。葬儀屋の社員の考えは、葬儀屋自体を家族と捉え、参列すると思います。岡田社長の考えは、間違いでは無いと思います。正しいと思います
Commented by dscorp-japan at 2016-02-05 22:26
☀pga2152さん。
>葬儀屋自体を家族と捉え、参列する

・・・なるほど、そういう考えもあるかもしれませんね。
たしかに
その先輩や私たちが以前在籍した葬儀社は、非常にアットホームな雰囲気の会社ではありました。
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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