D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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郷に入れば

 
名古屋エリアには、元々の在所が九州地方という方が少なくありません。
たとえばご本人は名古屋生まれでも
ご両親は九州エリアのご出身という方も少なくないようです。
私の知る限りでは
第二次大戦後の戦後復興期~高度成長期の時期に、九州の方々が集団就職で名古屋に来られたという経緯があったようです。
特に繊維関係の会社に就職された方が多かったとお聞きしております。
(実際にそのようなケースの方を大勢存じ上げております)

私どものお仕事に関わることで申しますと
特に九州(特に長崎県や福岡県)ご出身のカトリック信者の方って、結構大勢いらっしゃるんですね。
すると当然
元々が九州ご出身のご家族からご葬儀のご依頼をいただくことも少なくないわけです。

            ♢

さて。
同じカトリックという宗教でも
地域による風習の違いとか、やはりあるわけなんですね。
お葬式もまた然り、でありまして
九州エリアのご葬儀と名古屋エリアのそれとでは違いがあるものなんです。

「九州ではこういう流れだけれど」
「私どもの在所ではこうするものだけれど」

ご葬儀の打ち合わせの際
或いは通夜~葬儀へと流れる過程において、よくお尋ねいただくことです。
そのようなご質問や問い合わせには慣れておりますので
「ご指摘ありがとうございます。
ただ、当地方の教会での一般的なカトリック葬儀の流れはこのようになっております」
とお答えさせていただきます。

大多数のお客様にはご理解いただけるのですが
ごく一部のお客様のなかには、やや納得できないといった態度の方も・・・。
このような方の殆どは
故人様の直系のご家族ではなく、九州からはるばるご参列の為にお越しいただいたご親族様である場合が多いんですね。

・・・お気持ちは大変によく分かるんです。
大切のご自分のご親族のお葬式です。
ご自分たちの知るお葬式の流れと異なることが行われたりすると
不安になったり、場合によっては少々不信感を抱かれるのも宜(むべ)なるかな、であります。

しかし一方で
お葬式というのは、たぶんに地域性を孕んだものであります。
キリスト教に限らず
たとえば仏教の同じ宗派であっても、特にお葬式においては地域性が出るものです。
まったく同じ宗教ならどこでも同じだろう、というわけではないんですね。

『郷に入れば郷に従え』

何でもかんでも、というわけではありません。
故郷の風習をお葬式に反映させることがいけない、というわけでもありません。
ただ
お葬式とは、社会的な側面を持ち合わせたものであるということもご理解いただきたいと思うところなのであります。






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by dscorp-japan | 2016-01-11 15:49 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by pga2152 at 2016-01-11 18:17
pga2152です。私の知人にも九州出身の方がいます。この知人は、息子さんが某航空会社の社員です。九州で不幸があった場合、両親のみクラスJシートの割引料金で九州に行ってます。きょうだいの方は通常料金で行ってます。九州に不幸で戻るのは、大変らしいです。
Commented by dscorp-japan at 2016-01-15 19:58
☀pga2152さん。
お返事が遅くなりました m(_ _)m

遠方で執り行われるお葬式への参列は大変ですよね。
特にこの時期
せっかく飛行機をおさえたのに天候のために飛ばない、なんてこともありますから。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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