D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

dscorp.exblog.jp Top

キリスト教葬儀で『直葬』はあるのか

 
先日こっそりと行われました
CCFIの一部メンバーによるネット会議で、ほんの少しだけ『直葬』の話題になりました。
それは何かというと
「クリスチャンのお葬式で直葬はあるのか」
というお話だったんですね・・・


一応、おさらいの意味も含めて『直葬』について。

直葬(ちょくそう)とは
いわゆる一切の宗教的儀礼(通夜や葬儀など)を行わない、火葬のみを前提とした葬儀形態であります。
現実的なプロセスをご説明しますと
「死亡→死後処置・納棺→(火葬可能な時刻を待って)火葬」
というのが一般的な流れかと思われます。

直葬を行う上でのルールは、原則としてただひとつです。

「埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後二十四時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。
但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。」
(『墓地・埋葬等に関する法律』第三条)

・・・よく言われるところの
「亡くなってから24時間は火葬してはならない」というルールです。
あとは現実的なことで申しますと
「納棺の為の棺は必要」ということくらいでしょうか。
私の知る限りにおいて
納棺されていないご遺体を火葬することは、火葬場に断られますので。

この点を遵守さえすれば
たとえば
「通夜や葬儀を行わない」
「宗教者による儀礼を行わない」
というのは、全然アリということです。


・・・お話を戻して
「クリスチャンの直葬」について。

亡くなられた方がクリスチャンだからといって
直葬が出来ないということはありません。
宗教に関係なく、火葬のみを前提としたお葬式を行うことは可能です。
たとえば自宅で納棺し、時間が来たらそのまま火葬場へ搬送して火葬する。
病院サイドの了承があれば
「病院で安置してそのまま火葬場へ」というケースもあります。

・・・さて。
ここで直葬の定義をもう一度。
つまり「一切の宗教儀礼を行わない」という点です。
私の経験則で申しますと
クリスチャンの方の『直葬』は殆どのケースで、牧師先生や司祭による何らかのお祈りがあるというのが実態なんです。
ご遺体の安置されているのがご自宅であれ病院であれ
殆どのケースで、牧師や司祭はどこかのタイミングで安置場所までいらっしゃり、お祈りをされます。

さらに現実的には
「直葬でも構わないから教会へ連れていらっしゃい」というケースが多いんです。
となると
やはり教会へ搬送した以上、牧師や司祭による一切のお祈りなど無しで火葬場へお連れするということは、まずない。

・・・ということなんですね。

直葬が「宗教的儀礼を伴うお葬式であってはいけない」というルールはありませんので。






[PR]
by dscorp-japan | 2015-10-10 18:52 | 葬儀 | Comments(0)
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30