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いつの日かの私である

 
白内障で読みづらいんですけど(笑汗)いま読んでいる本がこれ。

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本作は、日本の高齢化社会に伴う『介護』をテーマとしたミステリー小説です。
まだ読了していないのですが
なかなか面白く、また考えさせられるお話です。

「考えさせられる」というのはつまり
特に私のような独り身の人間にとって老後の生活をどうするのかは、かなり切実な問題であります。
現在私は50歳です。
今は他者の手を借りずに生活できてはおりますが
はたしていつまでこの生活が維持できるのかを考えると “ その時 ” はそれほど先でもないはずなのです。

・・・あ
今日は本の感想じゃありません (^^ゞ


私たち葬儀屋さんはその職務上
様々な介護施設にお邪魔することが少なくありません。
施設スタッフの方々が入所者のお世話をする場面もたくさん拝見します。
ご存じの通り
入所者にはお身体の不自由な方もいらっしゃれば、認知症を患う方もいらっしゃいます。
お食事や入浴のお世話に、下の世話。
本当に頭が下がる思いです。

ただ時折
(なにもあんな言葉遣いで接しなくてもいいのに)
(自分があのお爺さんだったら、どう思うんだろう)
と感じさせる対応をされる方をお見受けすることがあります・・・

そんなときにいつも思うんです。
(いま、貴方はそうやって接しているけど
いつの日か貴方もまた、他者の手を借りる日が来るんだよ)

そして、こう考えるに至ります。
(オレたちの仕事も一緒じゃん・・・)

            ♢

おそらく皆様もご存知の映画『おくりびと』の言葉。

“ 人は誰でもいつか おくりびと おくられびと ”


この言葉
私たちすべての人間にとっての真理であると同時に
特にすべての葬儀屋さんにとって、とても大きな意味をもつと思うんですね。

日々、私たちはお葬式のお手伝いをさせていただいております。
それが私たちの仕事であり “ 日常 ” であります。
その “ 日常 ” のなかで私たちがとる態度や言動は
いつの日か必ず、私たち自身にも返ってくるものであるということ。

・・・介護もお葬式も
いつかは私たち自身にかかる問題なんですね。


「故人様の枕元で嘆き悲しむご家族は、いつの日かの自分である」
「いま目の前で横たわる故人様は、いつの日かの自分自身である」
ということを、もう一度肝に銘じたいと思うのです。






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by dscorp-japan | 2015-07-07 18:57 | 葬儀 | Comments(6)
Commented at 2015-07-09 18:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by maria at 2015-07-10 03:03 x
こんばんは。

介護も育児も心に(時間に)余裕がないとなかなか難しいですね・・
近い将来 親を介護することになりますが、優しく接してあげたい思いつつ、いざその時になったら・・自信ありません^-^;
自分自身が一杯いっぱいにならないようにしないといけませんね。
Commented by dscorp-japan at 2015-07-12 05:01
☀******さん。
お返事が遅くなりました m(_ _)m

「相手の立場になって考える」ことの難しさは、きっと誰にとっても同じ課題なのでしょうね。
Commented by dscorp-japan at 2015-07-12 05:05
☀mariaさん。
お返事が遅くなりました m(_ _)m

仰る通り、時間にも心にも余裕が必要なんでしょう。
少なくとも
介護にあたる相手の前に立つときだけでも、相手に集中することが出来ればと思うのですが・・・

やはり難しいですよね ^^;
Commented at 2015-07-21 17:01 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dscorp-japan at 2015-07-23 16:10
☀******さん。
貴重な情報を有難うございます。
今後の症状を見据えつつ、善処していきたいと思います m(_ _)m
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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