へヴィメタルとハードロックの境界線?
少し前から騒がれてますよね~
例の、青山学院大学さんの一件。
私は『相模原祭』実行委員会の方針に口を出す立場にありません。
今はそれほどでもありませんが
私が小中学生だった頃、ハードロックやへヴィメタルといったジャンルの音楽って
「悪い子」たちの音楽というレッテルが貼られていたように思います。
たしかに爆音でウルサイといえばウルサイし(笑汗)
演奏している方々も、何となく強面に見えたりしたものです。
実際、私も子どもの頃は(何かコワい兄ちゃんたちだなァ)と思ってました。
・・・でも数年後にはそういうのを聴いて嬉々とすることになるんですけど ^^;
いずれにせよ
「ご老人や子どもさんたちが怖がるから」という理由で(屋外での)へヴィメタルの演奏は禁止するという措置が為されたということですが・・・
ただ
(これは他の方々も仰っていることですけれど)
ひとりのハードロック&へヴィメタル好きの中年オジサンとして思うのは
「実行委員会さんは、どうやってへヴィメタルか否かという判断を下すのか?」
ってことですよね。
だってネ
へヴィメタ好きの私でさえ、その境界線って曖昧だと思いますもの。
一応、私の個人的な見解として
へヴィメタルの実質的な元祖はブラック・サバスだと考えてます。
バンド名からして『黒い安息日』ってなくらいですから
特にキリスト教的見地からすれば、かなり背徳的なイメージはありますよね。
でも彼らの曲って
いわゆる現代の一般的なへヴィメタルと比較すると、それほど「へヴィ」でも無いんじゃないかと。
「レッド・ツェッペリンこそがへヴィメタルの元祖」
という意見もあるらしいけど・・・
私のなかじゃメタルとは違うと思うけどなぁ。
一方では
あのクイーンでさえ「へヴィメタル」にカテゴライズされることがあるし。
あ、そうそう!
私の好きなベビーメタルはどう判断されるんだろ(笑)
・・・何か屁理屈こねてるように思われそうですけど・・・ (^^ゞ
結局ネ
音楽をカテゴライズするってこと自体に無理があると思うんですよね。
へヴィメタ・バンドにだって美しいバラード曲はあるわけだし
誰もが認めるプログレッシヴロック・バンド:エマーソン・レイク&パーマーがクラシックの『展覧会の絵』を演奏して、ライヴ盤の名盤と称されてる。
彼らの『展覧会の絵』なんて、かなりへヴィメタル的アプローチのパートもあるし。
「へヴィメタルか否か」
その判断って、あくまでも個々人それぞれに委ねられるものだと思います。
・・・誰もがへヴィメタルと認めるであろうバンドや曲って
一体どれだけあるんだろ・・・?