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葬儀式場案内板が禁じられた影響

 
葬儀屋さんそれぞれによってその呼称は異なるようですが
要は、葬儀式場の場所を案内する為に道端などに設置される看板のことです。
「○○家葬儀式場」とあって
矢印で方向を示してあったりする、あれです。

他のエリアの現状は存じ上げませんが
ここ名古屋エリアでは、めっきり見かけなくなりました。
つまりこれ
名古屋市を含めたいくつかの自治体が
条例として、お葬式用の看板を公道などに設置することを禁じたためであります。

私個人としては、この条例に反対するつもりはありません。
まず何より
あの看板って、激しい風なんかに煽られると危険です。
もちろん葬儀屋さんはその対策を講じたうえで設置するんですけど、完全ではない。
一方で
葬儀式場を調べるのなんて、今じゃナビでもスマホでも検索できます。
葬儀式場の案内を近隣道路に設置する意味は、今や希薄だと思います。
たしかに、要らない。


ただ一方で
営利企業としての葬儀屋さん的目線から考えると
「近隣道路への案内看板が設置できない」という現実が、お葬式の小規模化を加速させているという一面もあるような気もしています。


少し前、こんなお客様がいらっしゃいました。

「教会でお葬式をしたいんですけど
町内の方とか、場所が分かりにくいので家族葬にします」

そのお言葉を額面通りに取るつもりはありません。
元より家族葬を希望されていらっしゃったのかもしれませんし。

ただ、こうも仰ったんですよね。

「だって今って、道路の案内看板は出せないんですものね?」

・・・じゃ、仮に案内看板が出せるのならご町内の方もお呼びするのか?
もちろん、そこはお尋ねしておりません。
現実に、今は条例で出せないのですから・・・

            ♢

先日
ウチの事務所に何十枚もある道路案内板を整理して、一部を残して別棟の倉庫に移しました。
使う頻度が激減した以上、当然の措置であります。

その作業中、ウチのスタッフが言ったこと。
「俺たちが葬儀屋に入って
最初にやらされた仕事って、道路看板の設置と撤去だったよなァ・・・」


これも時代の移り変わりということでしょうかネ・・・







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by dscorp-japan | 2015-05-21 00:00 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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