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それは法要なのか遺骨葬なのか

 
先週末にご依頼をいただいたご葬儀は『遺骨葬』でした。

遺骨葬とは
いわゆる葬送儀礼としての式典を行う前に故人様を火葬し
そのご遺骨を前にして行われるお葬式であります。
(これに対してご遺体を前に行われるお葬式を『遺体葬』といいます)

一般的には遺体葬が多いのですが
一部の地域では、普通に遺骨葬が行われているところもあります。

遺骨葬の一般的な流れは
 ① ご遺体を前に行われる通夜
 ② 翌日午前中に火葬~お骨揚げ
 ③ 午後から遺骨を前にお葬式
といった感じです。
(ごく一部の地域では通夜前に火葬するところもあるようです)

で、このたびのご依頼は・・・

名古屋市近郊の街でお亡くなりになられた方は、独り暮らしの方。
ご兄弟が愛知県の別の市にいらっしゃったので
そちらへご遺体をお連れして、お身内だけで荼毘に伏されたのだそうです。
私どもにご依頼があったのは
その後に行われる、名古屋市内の教会での遺骨葬であります。


遺体葬が一般的なエリアにおいては
「遺骨を前に行われる(キリスト教での)礼拝やミサはお葬式なのか」
と疑問に思われる方もあるようです。
「それは追悼礼拝(或いは追悼ミサ)ではないのか」
という考え方です。

何がお葬式で、何が追悼法要なのか。
どちらも遺骨を前に行う典礼であることに変わりはありません・・・

遺骨を前にした典礼を「お葬式」として行う場合
火葬前には特段の葬送儀礼を行わない場合が多いようです。
いわゆる「直葬」です。
家族や近親者のみで直葬を行い
後日あらためて、葬儀としての典礼を行うわけです。
つまり
これはれっきとした「お葬式」なのであります。


そもそもお葬式と法要は
葬送儀礼の流れにおいて、ひと繋がりのものなんです。
たしかに
お葬式は故人との「お別れの場」であり、法要は「すでにこの世を去った人の魂の安息を祈る場」という意味合いにおいて、異なる部分もありましょう。
しかし
「亡くなった大切な人の為に祈る場」という意味において、お葬式も法要も同じ意味であるといえるのではないでしょうか。


そのようにご理解いただければ
「お葬式なのか法要なのか」といった議論は、大きな意味を持つものではないと思います。
お葬式であれ
法要であれ
そこに参列する方々の想いに、変わるところがあるわけではないということです。




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by dscorp-japan | 2014-12-22 00:00 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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