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お葬式の謙譲語?

 
すっかり市民権を得た『家族葬』という単語。
今となっては
葬儀打ち合わせの際、お客様が当たり前のように一度は口にされると言っても過言ではないかもしれません。

「家族葬という体でいこうと思います」
「(故人は)高齢だったから家族葬っぽい感じになります」

“ 体 ” とか
“ っぽい ” とか
つまり「完全な家族葬ではないけれど参列者は少ないですよ」という意味で仰られることが増えてきているように感じられます。

もちろん、亡くなられた方の遺志やご遺族の意向で
「家族・親族のみの参列で」という、本来的な意味での家族葬をご希望される方もいらっしゃいます。
しかし、お客様の仰られる「家族葬」の多くは
どちらかというと「小規模葬」を指す、という印象です。
先日のはるさんの記事でも
家族葬に準じたお葬式という方針で進められたのが、結果的に100名を大幅に超える参列者だったというご経験談を書かれています。


・・・だいぶ前から感じていることなんですが
お客様が「家族葬」という単語を口にされる際のニュアンスが
どうやら(ウチのお葬式なんてちっぽけなもんですよ)といった、謙遜の意味で仰られているケースが少なくないような気がするんですね。

(他のお葬式と比べたら、ウチのお葬式は大した人数になりませんよ)
            ↓
(家族葬みたいなことにしかならないに決まってますから)
            ↓
(ウチの人(故人)はそれほどの人間でもありませんから)


・・・つまり
ご遺族様が「家族葬」と仰られるとき、それはお葬式の “ 謙譲語 ” になってるんじゃないかと。

(もしかして来るかも)
よりも
(どうせ大して来ないでしょ)
と表明することが
日本人お得意の「謙遜は美徳」という意識につながっているんじゃないかという気がするんですね。
もちろん
お客様の経済的事情を暗喩する表現の場合もありましょうし
消費者としての、葬儀屋さんに対するけん制の意味もあるのでしょうけれど(笑汗)
葬儀屋さんサイドは
お客様の仰る「家族葬」の真意を推し量ることが不可欠なのであります。

いずれにしろ
「家族葬こそが美徳」なんて解釈が生まれないことを祈るばかりです・・・







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by dscorp-japan | 2014-11-10 00:00 | 葬儀 | Comments(2)
Commented at 2014-11-12 05:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dscorp-japan at 2014-11-13 02:59
☀******さん。
ご来訪&コメントを有難うございます m(_ _)m
・・・コメントをいただいた時間から推察するに、もしかして夜勤中でしたでしょうか(笑)
コメントきっかけで、ついでにブログ記事を書かせていただきました♪
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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