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キリスト教の忌明け法要

 
先日、私がお手伝いさせていただいたカトリックのお客様より
忌明け法要に関するお問い合わせをいただきました。
そこで今回は
一般的なキリスト教における忌明け法要・年忌法要等の考え方についてご説明いたします。

まず
忌明け法要等の儀礼を行うことを、キリスト教会が義務として強制しているものではありません。当事者(家族)の想いやそれぞれの事情で(行うか否かの)判断をすればいい、と捉えて差し支えありません。
そのうえで仏教でいうところの忌明け法要を行おうと考えられるのであれば
実施する日程は、亡くなられた日から一か月後、つまり30日後を目安と考えられればよろしいかと思います。もちろん「きっちり30日後」ということではなく、その近辺でご都合の良い日を選ばれればいいでしょう。

仏教での忌明け法要にあたるものを
プロテスタント諸教会では「追悼記念集会」「追悼礼拝」などと呼び、カトリック教会では「追悼ミサ」と呼びます。
準備としては
まず所属教会の牧師・司祭に依頼し、日程を調整します。
会場は所属教会で行うのが前提となりますが
自宅や葬儀会館、場合によってはホテルなどの施設を借りるというケースもあります。
(このあたりは式を依頼される牧師・神父にお尋ねいただくことになります)

次に、お招きされる方への案内です。
正式な手順を踏むのであれば、案内状を作成することになります。
追悼式典の後にお食事の席を設けられることが少なくありませんので
事前に参列者数を掌握される必要から、往復はがき等を利用して出欠席の返事をもらえるようにすると良いでしょう。
昨今では電話や電子メールでの案内をされる方もあります。
それでも問題は無いのですが
特に血縁者以外の方への案内を考えられるのであれば、電話やメールでの案内は避けられた方が良いでしょう。

追悼式の準備としては
当日或いは前日に、亡くなられた方の遺影写真(場合によっては御遺骨)を式場に用意されるのが一般的かと思われます。
必要と考えられるのであれば、そこに生花を飾るのも良いでしょう。
(式場の準備に関しては事前に牧師・司祭にご相談ください)
また仏教の忌明け法要と同様
参列者への御礼として、引き物(お手土産)をご用意される方もあります。
引き物を準備される場合
その数は一般的に「ひと家族にひとつ」という考え方で差し支えないと思われます。

さて。
仏教の忌明け法要の場合、参列者は「御仏前」などの表書きで金銭を包むということがあります。
これをキリスト教の法要で出される場合は「献花料」(カトリックの場合)「御ミサ料」などの表書きとなります。
一方で
昨今ではお葬式で「香典(献花料)辞退」というケースが増えてきております。
そのようなお葬式を行われたのであれば
法要においても、そうしたお気遣いをご辞退されるのが一般的です。
尚この場合、案内をされる際にその旨をお伝えすることが大切です。


・・・以上、ご参考いただければと思います。






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by dscorp-japan | 2014-10-30 16:07 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by ミッシェル at 2014-10-31 14:16 x
社長さま

大変参考になりました。
Commented by dscorp-japan at 2014-11-01 01:09
☀ミッシェルさん。
ご参考になったのであれば幸甚です (^^ゞ
キリスト教葬儀に関する情報はなかなか得られないようなので、私なりの役割を少しずつ果たしていきます m(_ _)m
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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