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お葬式の “ 生中継 ”

 
以前にも申しましたが
キリスト教専門葬儀社という性格上、私たちは在日外国籍の方のお葬式をお手伝いすることが少なくありません。

職を求めて来日された方
日本人と出合ってご結婚された方
その他様々な理由で、日本で生活されていらっしゃる方。

そうした方々の肉親が祖国にいらっしゃるというケースも、たくさんあります。
では、亡くなられた方のお葬式のために母国から来日されるかというと・・・
なかなかそうもいかないのは想像に難くありません。
費用もかかるし
お葬式に間に合うかどうかも分からない。

母国にいらっしゃるご家族は
さぞやお辛いことでしょう・・・

で。
すでに、私どもは何度かお見かけしているのですが・・・
お葬式の始まる前から、タブレット端末を持って式場内を移動されるご遺族やご友人がいらっしゃるんですね。
何をされていらっしゃるのかというと
お葬式の模様を、スカイプなどのテレビ電話を繋ぎっぱなしにして、故郷のご家族に見せていらっしゃるんですね・・・

以前は「ビデオ撮影をして、後日母国に送る」ということが多かったようですが
いわゆるネットの無料電話というシステムが普及して以降、テレビ電話を使って “ 生中継 ” されるという方が増えてきました。

母国にいてお葬式に参列できないご親族はきっと
テレビ電話の生中継を観ながら、一緒にお祈りされていらっしゃるのでしょうね。


少し前にお手伝いさせていただいたお葬式では
テレビ電話を駆使して、母国のご家族から、心温まるプレゼントがありました。

葬儀ミサ・告別の祈りが終わり
ご遺族様方がお亡くなりになられた方とご対面のお別れをされるタイミングで
タブレット端末を持った方が、その画面を故人様に見せるように持つんですね。

すると程なく、タブレット端末から歌声が。

・・・それは『アメイジング・グレイス』でした。

母国にいらっしゃるご家族が
パソコンの前に集まって、故人様のために歌っていらっしゃったんです。


私はコンピューターとかネットとかいまだに苦手でして
基本的には(こんなもん要らんのじゃないか)とか思ったりする人間です (^^ゞ
しかし、こういった利用法を目の当たりにする時
“ ネットが世界を繋ぐ ” ことの意義を痛切に感じたりするんですね・・・







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by dscorp-japan | 2014-10-16 00:00 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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