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敢えて時間をかけてみるのも

 
私も一応葬儀屋さんですから
日頃から「良いお葬式とは何ぞや」ということについて考えを巡らせてはおります。
私自身のスキルの問題ももちろんなのですが
やはりお客様目線に立って
後々「良いお葬式で送ってあげられたよね」と思えるカタチを考えたりします。


これまでお手伝いさせていただいたお葬式を振り返って
「良いお葬式だった」
「後悔はありません」
などと仰っていただけたお客様のことを思い返してみると・・・

様々な要素はあったかと思うのですが
そのなかに、こんな要因もあったかと思うんですね。
それは
「亡くなられてから葬儀当日までの時間(日程)を延ばされた」ということ。

日程を延ばされた経緯にもいろいろあります。
「一旦自宅に連れて帰って、一日一緒に過ごしたい」
「家族が揃うまで時間が欲しい」
という理由の方もあれば
火葬場や教会サイドの都合で、止む無く日程を延ばさざるを得なかったという方も。

しかし能動的であれ受動的であれ
結果的に日程を延ばされたお客様の多くが、ご葬儀を終えた後で「良かった」と仰るケースが少なくなかったように思うんです。

「長丁場だったけれど(故人様と)ゆっくりお別れが出来てよかった」

式典としての「お葬式」それ自体が良かったというより
家族として、故人様とのお別れの時間を充分にとることが出来たということに対して「良かった」と仰っているわけなんですね。

・・・つまりこれ
葬儀屋さんに対するお褒めの言葉というわけでもないんですけどネ・・・(^^ゞ


もちろん、お葬式に対するお客様の価値観はそれぞれです。
日程を延ばすことが常にベターだということでもないでしょう。
しかし
「亡くなったらすぐにお葬式を挙げなければいけない」というわけでもないんですね。


「敢えて時間をかけてみる」。


そうすることが良いお葬式の絶対条件とは申しませんが
大切な方を送るため
最期のお別れのため
ゆとりのある日程を組んでみるというのも、ひとつの手段なのかもしれません。






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by dscorp-japan | 2014-10-02 14:44 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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