D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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やっぱり葬儀屋さんは黒子であるべし

 
つい今しがたまで
葬儀のご依頼をいただいたお客様との打ち合わせでした。

お亡くなりになられた方は、引退された牧師先生のお母様。
・・・つまり
ご遺族様は、私ども以上にお葬式の「プロ」なわけですね。
おかげ様で、と申しましょうか
ご遺族様が元・教職(プロテスタント教会の牧師)ですから
こちらの説明も非常にスムーズに進みました m(_ _)m

その元・牧師先生は現役時代、様々な他県の教会で伝道活動をされていらっしゃったとのことです。
それぞれの地域のご葬儀にも精通されていらっしゃるようで
「そうですね、名古屋エリアの場合はこうですよね」
「 “ 郷に入らば ” ということで結構です」
私どもが恐縮するくらいに、とてもご理解のある方でした。


・・・打ち合わせのなかで、その方がひとつ仰ったんですね。

「大変申し上げにくいことなんですが
式中、葬儀屋さんがあまり表に出るようなことはお控えいただきたいのです」

なるほど。

拝察申し上げますに
おそらくこれまで、いろんな地方の教会でお葬式の司式をされてこられた中で、葬儀屋さんの過剰な演出や司会の案内などを経験されてこられたのではないか、と。
・・・いや
夜遅くの打ち合わせでしたし
余分なことをお尋ねしてお時間を取るようなことは差し控えましたので、その意図を確認するには至っておりません。
しかし多分、そういうご経験があったからこそのご要望だったと思うんですよね。

これって
お葬式を経験すればするほど、実感として分かってくることだと思うんです。
もちろん葬儀屋さんに悪気など全くないんです。
良かれと思って提供しているんです。
でも
お葬式の経験値が上がるほどに思うようになる。

(これって本当に必要なのか?)
(ちょっと違和感を感じるんだけど・・・)

もちろん
葬儀屋さんの様々な演出や司会・アナウンスをご希望されるお客様もいらっしゃるのでしょう。
それらの方々を否定する気は毛頭ございません。
たとえば無宗教のお葬式ともなると
その式を取り仕切る役割として、葬儀屋さんが表に出る場合もあります。

ただ、私の知る限りにおいても
お葬式の経験値の高い方ほど、葬儀屋さんが殊更に表舞台に出ることを嫌がられる傾向にあるように感じます。

少なくとも何らかの宗教を伴うお葬式であれば
そのお葬式を取り仕切られるのは、その式を司る宗教者です。
葬儀屋さんじゃないんです。

葬儀屋さんの役割は、司式者の邪魔をしないこと。
司式者から求められることだけを実践するにとどめるべきなんですね・・・


「どうぞご安心ください。
私どもは黒子に徹しますので」

「それをお聞きして安心しました。
よろしくご配慮下さい」


ということで
今日から明日、私は(いつものように)黒子としてお手伝いさせていただきます m(_ _)m






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by dscorp-japan | 2014-09-26 02:43 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by クリスティナ at 2014-09-27 19:34 x
ディーズさん。
本当にお疲れ様ですm(_ _)m
その後、お身体の調子は如何でしょうか?ゆっくり休む時間がとれると良いですね☆
Commented by dscorp-japan at 2014-09-28 17:44
☀クリスティナさん。
現在フル稼働中の私でございます ^^;
身体の調子は・・・とりあえず気合で乗り切ります。
ご心配いただき有難うございました m(_ _)m
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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