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再度「家族葬は一般葬より安価なのか」

 
相変わらず尋ねられること。

「今、家族葬って流行ってるじゃん。
あれってやっぱり安上がりなわけ?」

やはり今なお「家族葬=安価」という認識は根強いようではあります。

・・・この話題はすでにここでも取り上げておりますが
敢えて今一度、私なりの考えを申し述べさせていただきます m(_ _)m

            ♢

すでにここでも申し上げておりますが
必ずしも「家族葬は一般葬より安価」とは言い切れないと考えます。

ただ言えることは
(一般の)参列者に対する返礼品や食事の席を設ける必要が無い分だけは、費用的に軽減されるだろうと考えられるということです。
特に多くの参列者が見込まれるお葬式の場合
返礼品や(地方によっては)通夜振舞いなどのお料理にかかる費用は軽微なものではなくなります。

そしてもうひとつ考えられることは
「家族葬なのだから殊更に見栄を張る必要はないだろう」という考え方。

「見栄」という表現を言い換えるなら
「(家族の考える)本人の名誉を保つため」という言い方になりましょうか・・・

皆様が思い浮かべられるところの「お葬式」は
たとえば仏式葬儀であれば、葬儀屋さんの用意する段飾りの祭壇が設けられますね。
或いは花祭壇であれば、多くの生花がアレンジされて飾られます。
その「大きさ」「ボリューム」に関して
私たちはどうしても(多くの方が参列に来られるのだから恥ずかしくない程度にはしてやらないと)と考えがちです。
だからたとえば20年ほど前ですと
「どの程度の祭壇なら恥ずかしくないかね?」
「他の人たちはどれくらいの祭壇を選んでるの?」
などと訊かれたものです。

日本人の本質が “ 恥の文化 ” と言われる所以です。
・・・まァね
昔はそこが葬儀屋さんの付け入るスキだったりしたわけなんですが・・・^^;

ところが
(一概には言えませんが)家族葬、つまり「家族や親戚しか参列しない」というお葬式ともなれば、外部に対する見栄などを気にする必要性が無くなる(或いは軽くなる)わけです。

個人的には
つまりこの「外部に対する見栄」から解放されることこそが、結果的に家族葬が一般葬よりも安価になる傾向の主たる要因なのではないかと思っております。

家族葬と一般葬って
実はそれほど大きな差異があるわけじゃないんです。
先ほど申しました通り
たしかに参列者数の違いはあります。
しかし逆にいえば、それ以外の差異って殆ど無いんですよね。
お葬式を進めるうえでのプロセスも
葬儀屋さんが用意する様々な備品(或いは商品)も
基本的には「同じ」と考えた方がいいと思います。

最近の傾向で申しましても
仮に一般葬の前提でお葬式をされたとしても、その参列者数は以前よりも減少しているというのが私たちの実感です。
「お葬式の小規模化」という現象です。
となると、家族葬と一般葬の価格差も縮まってくるわけなんですね。

・・・だから私たちは時折、こういうお声を耳にするんです。

「家族葬で頼んだのに思ったほど安くなかった」

「家族葬が安くない」
のではなく
「最近の小規模葬であれば、家族葬でなくてもそれほど変わらない」
という傾向にあるのだ、ということ。


・・・金銭的負担についてご心配される際でも
「家族葬=安価」という先入観にとらわれないことです。
むしろ皆様それぞれの予算を念頭に置いたうえで
お葬式のプランを考える際に「総額でいくらかかるのか」という考え方ですすめられた方が賢明だと思います。








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by dscorp-japan | 2014-09-16 00:39 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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