D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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出棺時刻の遵守

 
現在
年を追うごとに死亡人数が増加傾向にあることは、ご存知のことと存じます。
これに伴い
(一概には言えませんが)多くの火葬場、特に都市部においての火葬場において、慢性的なキャパオーバーの状態になりつつあります。
(私どもの営業エリアである)名古屋市及びその近郊市町村にある多くの火葬場の多くもまた
この問題に苦慮しつつ、限られた火葬炉の数のなかでやりくりをしていらっしゃるようです m(_ _)m

つい先日もまた
名古屋市近郊のとある火葬場から通達が流れてまいりました。
曰く「葬儀式場を出棺された時点で、火葬場まで一報を入れて下さい」とのこと。

こうした施策を採っている火葬場はすでにいくつかあるのですが
また一箇所、同様の措置を依頼してきた火葬場が増えたということです。


・・・皆様はお気付きでしたでしょうか。
お葬式の最終場面、霊柩車ご出棺の直後に
葬儀屋さんが慌てて自分の携帯電話でどこかに連絡を入れているといった場面。

(お葬式が終わった瞬間に私用電話かい!)

・・・いえいえ(汗)そうじゃないんです。
葬儀屋さんは出棺を見届けた瞬間、火葬場へ連絡を入れているんですね~

「申し訳ありませんが
〇〇時〇〇分到着予定の〇〇家ですが、予定時刻より10分ほど遅れました。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくご配慮のほどお願いいたします」

「〇〇(葬儀社名)ですが
只今〇〇家、定刻通りご出棺されましたのでよろしくお願いいたします」

予定通りの出棺時刻であっても、連絡を入れるようにとの火葬場が増えてきているんですね。
・・・つまりこれ
それだけ火葬場の炉のやりくりに苦慮されていらっしゃる、ということなのだと思われます。


私たち葬儀屋さんは
大抵の場合、どちらのお客様に対してもお願いするものです。

「ご出棺時刻は厳守となりますので、どうぞご協力のほどお願い申し上げます」

葬儀屋さん側の(勝手な)美学として
『予定出棺時刻ちょうどに出棺する』というのが、たしかにあります。
それは葬儀屋さんの技量のひとつ
つまり「事前の葬儀時間配分の想定と、これを遵守する腕手腕」という点において、ひとつの自己評価基準であるからです。
とは申しましても、これはあくまでも葬儀屋さんサイドの話。
ご葬儀の当事者であるご遺族様方々にしてみれば
特に故人様との最後のお別れの場面において、どうしても別れ難い思いにとらわれて、お柩の蓋を閉じるのを躊躇されるものです。

しかし。
それでも敢えて私たちは申し上げます。

「お時間となりますので、お柩を閉じさせていただきます」

(なんちゅう冷たい葬儀屋だ・・・)

そうじゃないんです・・・ m(_ _)m

私たちだって同じ人間です。
私たちもまた、いつの日か自分の家族を送る立場になるんです。
皆様のお気持ちは、痛いほどよく分かるんです。
それでも敢えてこのようにご案内するのは
定刻通り火葬場に到着されることで、ご遺族様方々ご自身がスムーズに火葬に入ることが出来るようにとの、私どもとしての配慮なんですね。

これが決して良いこととは申しませんが
仮に到着が予定時刻より遅れてしまうと、火葬場で急かされるような印象を持たれるかもしれないんです。
火葬場係員の方々にしてみれば
さらに後から到着されるお客様のことを考えると、火葬業務を急ぐことにもなりかねないということなんですね・・・


ですから、どうか皆様。
皆様の思いは重々ご理解させていただくところではありますが
出棺時刻の遵守にはご協力をいただきたいのであります m(_ _)m







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by dscorp-japan | 2014-07-30 00:00 | 葬儀 | Comments(4)
Commented by 牧政 at 2014-07-30 00:35 x
岡田君 まだ起きているよ。そろそろかと。ここに書いていいのかと思うけど報告。西神父さんにはご迷惑をかけました。あなたが埋め合わせお願いします。先日は堀さんも含めてありがとう。
今日の話題、岡田君強くありなさい。「私の旨あなたの旨と同じ」とは言っても現場では。
Commented by dscorp-japan at 2014-07-30 00:57
☀牧政さん。
・・・そりゃつまり何ですか?
西神父にかけた迷惑の尻拭いを、この私にせよと?(笑汗)
Commented by 牧政 at 2014-07-30 22:14 x
はい、そのとううりです。お願いします。連絡しておきますから。
Commented by dscorp-japan at 2014-07-30 23:52
☀牧政さん。
>連絡しておきますから
って、貴方にそのような根回しが出来るとは・・・(@_@;)
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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