D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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死亡届のお話 ②

 
この『死亡届』の役所への申請ですが・・・

「手続きって葬儀屋さんがやってくれるんでしょ?」と言われることが結構(というか、かなり)あります。

「やる」か「やらない」かと問われれば
「やりますよ」という返答にはなるんですが・・・


・・・皆様、ご存知でしたか?

あれって
完全に、葬儀屋さんの無償奉仕なのだということを。

葬儀屋さんは「死亡届申請の代行」という行為で金銭を受け取ってはいけないんです(→行政書士法第19条)
よく
「こういうサービスも料金に含まれてるんでしょ」
などと仰る方がありますが・・・
ダメなんですよ、葬儀屋さんが官公署への書類提出代行という行為で金銭を受け取るのは(一年以下の懲役又は百万円以下の罰金)

ところが、ですね
たまに、葬儀屋さんの料金表なんかに記載されていることがあるんですよ。

「死亡届の代行は無料でいたします」
とか
お葬式のセット料金の内訳に「死亡届申請代行料を含みます」などと記載しているケースが。

上記のような表現が法律に触れるのかどうか分かりませんが
そもそも
こんな表記をする葬儀屋さんがあるから勘違いされる方があるんだと、私は思うんですけどね・・・


以前にも書きましたが
私の個人的な方針としては、死亡届の申請は出来るだけご自身でされるようご説明させていただいております(状況によっては代行させていただく場合もありますが)

何故なら、それが本来のあり方だと思うからです。

だって(ちょっと屁理屈のように聞こえるかもしれませんが)
たとえば「出生届」や「婚姻届」の申請を、第三者に委託しますか?
産婦人科のスタッフや結婚式場のウエディング・プランナーに
書類申請の代行を頼みますでしょうか・・・?

ご本人に関する大切な申請なわけですから
これはやはりご家族の手で行われるべきものだと、私は思うんです。

・・・いや
決して「無償奉仕がイヤだから」というんじゃありません。
葬儀屋さんが代行した方が手っ取り早いケースって少なくないんです。
でもね
ご本人のお葬式を挙げるのは、ご家族をはじめとした当事者方々なわけです。
亡くなられた方を「葬る」為のプロセスのひとつひとつが
当事者方々ご自身の手によって行われることに、私は少なからず意味があると思っているんです・・・






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by dscorp-japan | 2014-06-25 00:00 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by クリスティナ at 2014-06-25 20:48 x
ディーズさん、お疲れ様です。
私達、葬儀をお願いする側もきちんと知っておかなければならない事、多いですね…。
大切な人を「葬る」為のプロセスは、遺された者のグリーフワークとしてとっても重要なものになるように思います☆
Commented by dscorp-japan at 2014-06-25 22:58
☀クリスティナさん。
いまの葬儀業界において、いちばん重要視されるべきキーワードが「グリーフワーク」への取り組みだと思います。
大切な人の「死」を受け入れるためのプロセスとしてご遺族がお葬式に積極的に関わることは、やはり大きな意味があるということなのだと思うわけなのです。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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