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忌引証明になるのか?

 
「直葬」や「家族葬」といった形式のお葬式が増えてきていることはご周知のとおりですね。
こういったお葬式の場合
参列者はご家族やご親族を中心とした近親者に限るわけです。

すると
参列者にお渡しするお礼状などを不要とされるお客様もいらっしゃるわけです。

参列者の記帳受付・・・不要
参列者への御礼品・・・不要
挨拶礼状・・・不要

・・・まァそうなりますよね。


ところが。
こうしたお客様から、葬儀後このようなご依頼があったりするんです。

「すみませんけれど
職場や学校に提出しなければならないので、やっぱり礼状を5枚ほど印刷していただきたいのですが」

つまり
「身内にお葬式があったよ」という証明としての礼状が要る、というわけです。
いわゆる「忌引証明」ですね。


・・・いや、いいんですよ私たちは。
ご依頼があれば、もちろん印刷いたします。
ただね
今じゃ挨拶礼状なんて、パソコンとプリンターがあれば誰だって印刷できちゃうじゃないですか。
言い方は悪いですが “ 偽造 ” だって簡単なわけですよ。
はたしてお葬式の礼状が
充分な信頼に足る忌引の証明となり得るのかってことなんです。

・・・ところが、ですね
それぞれの組織の決まり事なのでしょうが「とにかく礼状を提出せよ」というところがあったりするんですよね。
私なんか思っちゃいますよ。
(それでホントにイイの?)って。


個人的にはお葬式の礼状なんかより
お医者様の発行される「死亡診断書(或いは死体検案書)」の方がずっと信頼性が高いと思うんです。
いや、原本である必要はありません。
死亡診断書のコピーで充分なんですよ。

何たって
死亡診断書の偽造は法律に定められているところの「犯罪」なわけですからね。
            ↓
刑法第160条『虚偽診断書等作成罪』
「医師が公務所に提出すべき診断書、検案書又は死亡証書に虚偽の記載をしたときは
3年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。」


さすがに刑法に触れるとあっては、軽々に偽造はしないでしょう。


因みに。
大切な方を亡くされた際に発行される死亡診断書(或いは死体検案書)は
死亡届の為に役所へ提出する前に、必ずコピーを取っておきましょう。
必ず役所の窓口に提出する「前」に、です。
死亡診断書を役所窓口の係の方に手渡しした時点で、その死亡診断書は返却してくれません。

「ごめんなさい、コピー取り忘れたんで返してください」
と申し出ても、返してもらえないケースが多いです(それだけ重要な書類だということです)

死亡診断書のコピーって、葬儀後の諸手続きで結構役に立つものなんです。
診断書が複数枚発行されていればコピーの必要はありませんが
一部しか発行されていない場合は、必ず事前にコピーを取って保管しておくことをお勧めします m(_ _)m






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by dscorp-japan | 2014-06-12 13:08 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by ルビー at 2014-06-14 21:01 x
そうなんですよね。診断書って大きな役割をするもの。
主人の時には子どもの学校用、銀行関係、保険関係など・・・・
何枚コピーとったかは忘れましたけど(笑)
Commented by dscorp-japan at 2014-06-15 23:46
☀ルビーさん。
人間の死を公的に証明するものは
「死亡診断書」と、これを役所に提出することによって発行される「死体火(埋)葬許可証」(或いは「火葬証明書」)のみ、ですからね~
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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