D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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足りないよりは余るくらいが


先日書いた記事が現実になったケースがあったようです・・・

 
・・・つい先日
いつもお世話になっておりますとあるカトリック教会で、ウチのスタッフがお葬式をお手伝いさせていただきました。

これはウチのスタッフが、その教会の葬儀奉仕者グループの重鎮信者さんからお聞きしたお話。

お話の概要は次の通り。

ウチがお葬式のお手伝いに伺った少し前に
また別の信者さんがお亡くなりになられ、そちらの教会でお葬式が執り行われたのだそうです。
亡くなられた方のご家族は、名古屋でも歴史のある某葬儀社にご依頼されたとのこと。
「普段依頼する葬儀社とは異なるが
名古屋では有名な葬儀社なので大丈夫だろう」
と考えていらっしゃったようなのですが・・・


お葬式の為の時間設定が、圧倒的に足りなかったのだそうです。

どのような経緯で葬儀の時間設定をされたのかは分かりませんが
式の後半はかなりドタバタ、だったようです。

「そんなに慌てなくても・・・」と思われる方もあるでしょう。
しかし
一般的に火葬を伴うお葬式(=葬儀後に火葬する)の場合
火葬場の予約時間を遵守する必要があるため、葬儀屋さんは火葬予約時刻から逆算して、式場から火葬場までの移動時間を考慮して出棺時刻を決めます。
そして出棺時刻から逆算して、お葬式の開式時刻を決めるわけです。

「予定した出棺時刻に出棺する」というのが、葬儀屋さんの基本なのであります・・・


「1時間じゃ到底無理だよォ」
「〇〇葬儀さんだから分かりそうなものだったんだけどねぇ・・・」


カトリック信徒の方ならご存知の方もいらっしゃるはずです。
カトリック葬儀の場合
① 葬儀ミサ
② 告別の祈り
③ 献花
④ 故人様とのお別れ
⑤ 出棺
という流れになります。
司式司祭にもよりますが
ある程度の参列者が見込まれる場合、お葬式に要する時間が1時間では収まりきらないケースが多い。

なんとなれば
「(時間が)足りないくらいなら余る方が良い」というくらいに考えるべきなんです。
時間に追われるような形で出棺時刻に間に合わせるとなると
ご家族にとって一番大切な、故人様とのお別れの時間が忙(せわ)しないものとなってしまうからです。


こういう事態を回避するにはまず
お葬式の時間設定をする際、司式者との打ち合わせをすることなんですね。

「参列者は大体〇〇名くらいかと思われます。
お葬式に要する時間はどれくらい見ておけば良いでしょうか?」


・・・いや
もしかすると件の葬儀社さんは、ちゃんとその手順を踏まれたのかもしれません。
そのうえで
予想をはるかに上回った参列者数だった、ということかもしれません。

でも
だからこそ、ゆとりある時間設定の方が好ましいんですよね・・・



・・・え?
「おたくのスタッフが担当したお葬式は大丈夫だったのか?」ですって?


憚りながら申し上げます。
「愚問でございます」 m(_ _)m






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by dscorp-japan | 2014-04-25 00:00 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by クリスティナ at 2014-04-25 19:00 x
ディーズさん、お疲れ様です。
「足りないよりは余るくらいが」本当にそうですね。ご遺族の方や参列されている方々にとって最後のお別れが、時間に追われる忙しないものになってしまっては本末転倒ですよね…。真心は勿論、葬儀屋さんとしての経験値=武器を駆使されてより良い葬儀が成されるのだなと…☆
だからディーズさん、たくさんのご指名が入ってしまうんですね♪
Commented by dscorp-japan at 2014-04-25 23:42
☀クリスティナさん。
私どもへの過分なお褒めの言葉はさておき m(_ _)m
『餅は餅屋』であるなら
お葬式の時間設定は、葬儀屋さんだからこそのお仕事のひとつです。
もちろん “ 完璧に ” というわけにはいかないものですが
経験から来る危機回避能力は、仰る通り葬儀屋さんの武器なのかもしれませんね。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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