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亡くなられた方の病院安置について

 
この話題も以前に触れたのですが・・・


たとえばこんなお問い合わせがあったとします。

「 たった今家族が病院で亡くなったのですが
病院側は『早急にご遺体をお連れ下さい(=搬送して下さい)』と言われました。
私の自宅は集合住宅でして、遺体を安置するスペースがありません。
所属する教会に連れていくことを考えていたのですが『教会の都合で今すぐに受け入れることは難しい』と言われてしまいました。
一体どうしたらいいのでしょうか?」

・・・実はこれ、しばしばあるケースなんです。
たとえば日曜日の未明にお亡くなりになられたとします。
日曜日の午前中といえば
多くの教会は主日礼拝(或いは主日ミサ)があります。
多くの信徒が集まられ、ご遺体を安置する場所が確保出来づらい。
「何とか午後まで待ってもらえないか」
となるわけです。

こうした場合、現実的に考えられる方法は以下の通りです。

① 病院側に事情を説明して、何とかしばらく病院で安置していただけるようお願いする
② 多少無理してでも自宅に連れて帰る
③ 近隣のセレモニーホールなどへ連れて行って仮安置をお願いする


私どもの会社にこうしたお問い合わせがあった際は
ダメ元でも、まず①の案をご案内します。

で、それでも病院側から良い回答が得られなかった場合
②の案で妥協できないかご検討いただきます。
で、それもダメだということでしたら
所属教会近隣の同系列教会に打診をして、何とか一時安置のお願いをします。
近隣の別の教会に、スペースにゆとりのあるところがあれば受け入れて下さる場合もあるんです。

これまでのところ
これでほぼ、何とか問題回避は出来ております。

③の案も考えられるのですが
仮安置とはいえ、有料となります。
さらにいえば
一旦セレモニーホールへご安置すると、そのままお葬式もその葬儀会館で施行するという流れになりがちなんですね。

・・・いや
最初から「お葬式はセレモニーホールで」というお客様ならそれでいいんです。
そもそもそういったお客様は、まずウチにはご依頼されません。
ウチにご依頼いただくお客様は
基本的に「お葬式は教会で」という方々なんです。

だからウチの最終手段は
ウチが提携する会社の所有するご遺体安置用冷蔵庫にお連れするという、一応の “押さえ” は設けております。
但し有料になってしまいますし、基本的に名古屋市内になりますが。

            ♢

で、ここからが申し上げたいことの本題。

病院側には
何とか1日~2日くらい、病院施設内でご安置いただけるようなお部屋なりシステムなりを考えていただけないものかと思うんですよね・・・

もちろん病院側の事情も充分に理解しております。
特に大きな病院などでは、一晩に何名も亡くなられることがあることを、私たち葬儀屋さんはよォく存じております。
霊安室が2~3室あるのに、それが追いつかないという事態も見てきております。
(霊安室の “空き待ち” ってあるんですよ実際に!)

でも
だからこそ、特に大きな病院にはそういった方々を一時的に預かっていただけるような設備を持っていただけたらなァと思うわけなんです。
たとえばそういった一時預かりについて、多少の費用がかかっても仕方ないと思います。
「帰る場所が無い」という方であれば、その費用はご理解いただけるものと思います。

私たちの経験則で申しますと
訃報の第一報を受けられたご家族やご親戚は、ご本人が入院されていた病院に駆けつけられるケースが少なくないんですよね。
以前から入院されていた病院であれば場所も分かりやすいし、夜間でも行きやすい。
主だったご家族が集合されるのを待って
「ではこれから連れて帰ります」ということが出来る。

実際、これに近いことをしていただける病院もあります(身贔屓じゃないですが、カトリック系の病院です)。
ご家族は大変喜んでいらっしゃいますし、病院にも感謝されています。

現在
一般的には「お葬式はセレモニーホールで」という潮流ではあります。
「すぐに依頼するセレモニーホールへ連れていけばいい」という考えもあります。
・・・でもですネ
セレモニーホールだって、キャパオーバーすれば受け入れ出来ない場合だってあるんですよぉ~
(元セレモニーホール館長の私が言うんですから、これホント)

もちろん病院側だって
そういう設備を設けるに際しての費用対効果については考えられることでしょう。
しかし
死亡人数が増加すると言われる今後約20年間のことを考えて、何とか英断を下していただける病院が増えると良いなァ、と m(_ _)m







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by dscorp-japan | 2014-02-26 00:00 | 葬儀 | Comments(2)
Commented by 牧政 at 2014-02-26 01:23 x
ドラム担当チャリーワッツは70歳代とラジオで聞いた。と言う事は彼ら皆70歳代のロックンローラか。日本のあの人もまだまだ活躍が。

>アナタの好きなローリング・ストーンズのキース・リチャーズも同じこと>やってマス。
彼らの曲、最近聞いていません。日本公演後あたりから。ちょつとメローになったのかな?
Commented by dscorp-japan at 2014-02-26 23:08
☀牧政さん。
私は基本あまりストーンズは聴きませんので分かりませんが
歳を重ねてもロックをやってる人は皆カッコ良いなァと思ってますよ ♪
line

これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
line
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