D’s(ディーズ)さんのぶろぐ

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父親と会った ②

 
先日、数年ぶりに父親と会ってきたお話の続き。

後期高齢者である父は
私の住む名古屋から遠く離れた、北海道は旭川に住んでおります。
80近くであるにも関わらず
今も仕事をしながら独りで生活する父の今後を相談してきたというわけです・・・


離れて暮らしているので
私の懸念することは、当然のことながら父に何かあったときのことです。
亡くなったときには
息子であり葬儀屋さんでもある私が何とかしましょう(笑)

でもその手前のところ。
そこはどうするんだ?と・・・

独り暮らしの父は
今は自分で日常生活のすべてを自分でやりくり出来ています。
(父は掃除・洗濯・お掃除、全部自分でやる人です)
しかし
おそらく早晩、それも難しくなってくるでしょう・・・


前回にも申しましたように
ウチの家族は、互いに干渉しないというのが基本スタンスです。
「干渉しない」というのはつまり
“ 自由にやれ、責任は取れ ” ということです。
言い方を変えれば
“ 口を出すな、頼るな ” ということ。

だから父は
父の望んだように独りで暮らしているし、自分の今後の準備も整えていたというわけです。


・・・しかし。
この気持ちは何なんでしょう。

若い頃はあれだけ(クソ親父!)と思っていたのに
今となると、息子として何が出来るのかと考えるようになるものなんですね・・・
何というか、うまく言葉に出来ません。
これだけ疎遠な父なのに、やっぱり「父親」なんだなぁと思うんです。

理屈じゃなくて
もしかするとこれが「血」というものなのでしょうか・・・

何が出来るのか分かりません。
大したことなど出来ないような気もします。
でも・・・

「恩返し」というには大袈裟な気もします。
「息子としての務めを果たす」というのとも、多分違う。
ただ、気持ちが落ち着かないような感じ。

・・・やっぱりウマく言えません。


ただ少なくとも
いつの日か父に神様からお声がかかったときには “ 気持ち良く ” 旅立って欲しいと思うんです・・・


            ♢

最近
畏友・西神父様から常々言われている言葉を、繰り返し思い浮かべます。

「 最高の親孝行は 『 親の為に時間を割くこと 』 」

何をするでもない。
ただ親の為に自分の時間を割いて、寄り添うこと。

声を聞かせる。
顔を見せる。


さて。
私に一体、何が出来るのだろう・・・








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by dscorp-japan | 2014-01-30 00:00 | あったこと | Comments(12)
Commented by フルち at 2014-01-30 02:58 x
先生、お久しぶりです。中学の時、美術部でお世話になりました。

去年、祖母が亡くなり、その時にカトリック専門の葬儀社を探していたら偶然、見つけてしまいました。それからブログを勝手に読んでます。そして勝手にコメント、スイマセン(^-^;

自分のための時間を確保するのに手いっぱいで、親のために時間を割こうなんて考えたことなかったです。都合の良い時だけ実家に帰ってばかり…ダメですね。

先生、遠くてもいろんな手段で顔見せられますよ!
遠くても声は聞かせられますよ!
今からでも遅くないですよ!
Commented at 2014-01-30 17:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ルビー at 2014-01-30 23:59 x
難しい問題ですね。言葉では割り切っているつもりでも・・・・・
舅、姑、主人、父親を送り、母親と同居中。母親を送れば子としての役目は終わりかも・・・・と思いながら無理にこれで良かったと自分に言い聞かせてる自分が嫌になります。
命のサイクル・・・だけどねぇ~
思いと現実は違う。だから悩むんですよね。
あら、また愚痴を書いてしまったわ。ごめんなさい。
Commented by dscorp-japan at 2014-01-31 00:09
☀フルちさん。
おぉ~い!
懐かしいなァ、元気かい?
キミからコメントが届いたから、記事にしたヨ~ ♪
Commented by dscorp-japan at 2014-01-31 00:12
☀******さん。
誰だって見返りは求めてしまうものだと思いますよ、それがたとえ家族だったり配偶者であっても。
Commented by dscorp-japan at 2014-01-31 00:21
☀ルビーさん。
“ 送られる人 ” にとって
送ってくれる存在が傍に居るということは、きっと大きな安心に繋がっていると思うんです。
きっと
死と向き合う人にとってのいちばんの不安って「孤独感」だと思うからです。
だから私も
何も出来なくてもいいから、せめて “ その時 ” くらいは傍に居てやりたいなァと思うんですが・・・
Commented by ゆきたんく at 2014-01-31 06:12 x
「孝行したい時に親はなし」
この言葉を噛みしめることになってしまっているゆきたんくです。
19で母を、36で父を亡くしました。
何もできなかったという事実(自分史)を残して・・・
まして一人っ子の私。
D’sさんの思いの通りやられれば良いと思います。
できるのですから。
失礼いたしました。
Commented by 牧政 at 2014-02-01 00:27 x
おーい、岡田君まだ起きているよ。先のコメントにはついていけないので話は別。マイクの音「Tubura Bells]を聞きながら中日ドラゴンズの「応援手拍子」をもっと編曲、進化させればマイクみたいに父も聞いたことがある。でその子も。手拍子の刷り込みにはそんな手もと、考えました。それが何だと言われたら、なんにも答えがない。言いたいことは「Tubura Bells」が長生きしている事を言いたかっただけです。
Commented by フランシスカ at 2014-02-01 14:06 x
西神父様の言うように「 最高の親孝行は 『 親の為に時間を割くこと 』 」、会いに行くだけでも孝行なんだろうなと思っています。
思っています。思っていますとも!でもねー東海道本線、JR乗り継ぎで3時間、いえいえ自宅から言えば4時間。近かくて遠い親の家です(^^;

お父上は岡田さんの顔を見てさぞかし喜ばれたことでしょうね(^-^)
Commented by dscorp-japan at 2014-02-01 16:48
☀ゆきたんくさん。
>できるのですから
重い一言であると同時に、自分が恵まれているという事実を再確認させていただきました。
有難うございます m(_ _)m
自分の心の声に素直に従って行動しようと思います。
Commented by dscorp-japan at 2014-02-01 16:50
☀牧政さん。
「『Tubura Bells 』を応援手拍子に」なんてことは考えたことありませんでした。
ていうか、ちょっと無理がない?
Commented by dscorp-japan at 2014-02-01 16:52
☀フランシスカさん。
物理的な距離というのは何ともし難いものがありますよね~(汗)
でも先日父親と会って思ったのは
せめて心の距離だけでも縮めておきたいなァということでした。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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