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価値観はそれぞれ ~湯灌の話~

 
ある方から
湯灌(ゆかん)に関するご感想をいただきましたので、今日はこの話題 m(_ _)m

湯灌にも少々種類があります。
現在行われている湯灌にも、いくつか種類があります。

① 亡くなられた方の御遺体を実際に専用の湯船にお入れして
  お身体や髪を洗って(清めて)ご希望の衣服にお着替えする
② 実際にお風呂にお入れすることはせず
  シャワーなどで身体や髪を洗ってお着替えする
③ お身体を洗うことはせず
  お顔や髪を整えて、衣服をお着替えする

厳密に言えば ③ などは湯灌とは少々異なる部分もありますが
これらを総称して「湯灌」と呼称しているというのが実態、でしょうか。
現状こうした作業は
葬祭業者或いは湯灌専門業者が、お客様のご依頼によって行っているというのが実情です・・・


で、本題。
「専門業者が亡くなられた方のご遺体を洗い清めて衣服をお着替えする」ことを是とするか非とするか。

お客様によっては
「湯灌をしてキレイにしていただき、嬉しかった」
と仰る方もあれば
「キレイにはしてもらえたけど、家族じゃない人間に触られたり裸を見られたりするのに少々違和感を覚えた」
と仰る方もあります。

結局のところ
このあたりの意見相違は、お客様それぞれの価値観の違いだと思うのです。
昨今では
(療養先であった病院にもよりますが)
実際にお風呂に入れるとまではいかなくとも
お顔や髪を整えたり、ご希望の衣服に着替えさせる程度のことはやっていただけるところも少なくありません。
だから
「あらためて衣服を脱がせてお風呂に入れるまでのことが必要か」ということだと思うのです。

もちろんお客様のなかには
「(ご本人が)ずっと『お風呂に入りたい』と言っていたので」
「長い間お風呂に入っていないので」
と仰る方もあります。
それならば是非、湯灌をご依頼いただけばいいのです。
さすがに
「ご家庭で、ご家族ご自身でお風呂に」というのは難しいと思われますので。


因みに。
キリスト教葬儀においても湯灌を希望されるお客様はいらっしゃいますが
その割合は少ないと言えると思います。
ひとつには
仏教などのように「死装束」「旅支度」という概念が無いことが挙げられると思われます。
キリスト教の場合
亡くなられた方に相応しいと思われる衣服でお送りするというのが一般的であります。





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by dscorp-japan | 2013-12-14 00:00 | 葬儀 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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