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賛美歌を賛美することの促し方

 
キリスト教葬儀における特色のひとつに
「歌を歌う」ということが挙げられると思います。

つまり
プロテスタント諸教会でいうところの「賛美歌」であり
カトリック教会及び日本聖公会でいうところの「聖歌」です。
キリスト教葬儀で歌を歌う意味とは
神への賛美であり、また亡くなられた方の鎮魂を願う祈りの言葉であります。

さて。
キリスト教葬儀に参列された方はご経験がお有りかと存じます。
式中の折々において
参列者はともに、賛美歌(聖歌)を歌うという場面があります。
もちろんこれは参列者全員に強制されるものではありませんが
「差し支えなければご一緒に神を賛美しましょう」
「亡くなられた方の為にご一緒に歌いましょう」
という案内があるかと思います。

・・・とは申しましても
実際のところ、ノンクリスチャンの皆様には聴き慣れない歌などもあるわけでして
「歌いましょう」と案内されても、積極的に声に出して歌うことを躊躇される方も少なくないと思います。
・・・かく言う私も
音楽好きではありますが、決して歌に自信があるわけではありません・・・(汗)

            ♢

ところで。
先日お手伝いさせていただいたご葬儀の、納棺式でのこと。

特にプロテスタント諸教会において、葬儀の流れの一環にある納棺式を大切にします。
そこに立ち合われるのは故人様のご遺族やご親族が中心でありますが
ここでも「賛美歌を賛美する」という場面はあるわけです。

そのご葬儀でのご遺族様は、どうやら殆どがノンクリスチャンでいらっしゃったんですね。
したがって、賛美歌を歌うという場面においても
はじめのうち、ご遺族様は賛美歌集を目で追うだけという感じだったんです。
・・・ところが
程なくして、ご遺族様方々も少しずつではありますが、声に出して歌い始められたんですね。

それは何故か。

納棺式にご参列されていらっしゃったのは、牧師ご夫妻とご遺族様。
そして。
牧師ご夫妻の、小さなお嬢様。

賛美歌を歌う場面で
牧師先生の奥様のピアノ伴奏に合わせて、先生ご夫妻のお嬢様が元気な声で歌い始められたんですね。

・・・ご遺族様は
このお嬢様の歌声に背中を押された形で歌い始められたんです・・・


一本取られた、と思いましたよ ♪

それはあたかもイソップ物語の『北風と太陽』のお話でありました。
純粋な子どもの歌声が
まるで太陽のように、大人たちの躊躇する心を動かしたのでした。

「賛美歌を賛美しましょう」
「是非ご一緒に!」
という案内よりも
小さな天使の歌声の方が、ずっと説得力があるんだなァと思い知らされた出来事でした m(_ _)m
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by dscorp-japan | 2013-10-18 00:48 | キリスト教 | Comments(0)
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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