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お葬式での忌み言葉の話

 
つまり、大切な存在を亡くされた方に対して
或いはお葬式の場面において使うべきではないとされる言葉、ですよね。

よく言われるのが
「重なる」とか「切れる」とか「絶える」とか。
その意味するところは
(不幸が)「重なる」
(命が)「切れる」「絶える」
ということであります。
直接的な「生きる」とか「死ぬ」といった言葉も忌み言葉になるとされております。
数字の「4(=死)」や「9(=苦)」も良くないと言われたりします。

こうした忌み言葉を使わないで話すことが
お葬式におけるひとつのマナーのように捉えられております。


私も一応葬儀屋さんなので、一通りの忌み言葉については掌握しているつもりです。
でも正直、私はあまり気にしたことはないんです。
私自身に「忌み言葉を使わないで会話することが身についている」というわけでもなくて
普段と変わらず普通に会話している、というのが実際のところかと。

・・・これは私の自己弁護ではありません m(_ _)m
私はそこで交わされる会話において
相手に対する思いやりといたわりがあればそれでいいのだと思っております。
もちろん「忌み言葉を使わない」こともひとつの気遣いなのかもしれません。
使わないで済むのなら、敢えて忌み言葉を使う必要などないのです。
しかし一方で
忌み言葉にとらわれ過ぎて会話がギクシャクしたりすると、却って相手に気を遣わせてしまうことにもなりかねないと思うんです。

            ♢

誤解を恐れずに申しますなら
忌み言葉って、ある面では連想ゲームみたいな側面ってあると思うんです。
言葉なんてその気になれば、どんな言葉だって悪く受け取れたりしますもの。

言葉以外においても
弔意の表現っていろいろあります。
ご遺族に対して最敬礼で頭を下げる方もあれば
お互いにハグすることで、悲しみを共有する方もあります。
その方法は人それぞれなのであって
そこに思いやりといたわりがあれば、必ず相手には伝わると思うんです。

ならば、そこで交わされる言葉も同じなのではないでしょうか。
心からの弔意から出た言葉なら
万が一そこに忌み言葉が入ってしまったとしても、その思いは相手に伝わるはずなのだと。


要は「誠意」なんじゃないでしょうか・・・
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by dscorp-japan | 2013-08-05 00:00 | 葬儀 | Comments(4)
Commented by ルビー at 2013-08-05 21:55 x
ありがとうございます。また、ひとつ賢くなりました。
マジで考えたことなかった・・・・・
いつのときも聞き役だったような・・・そんな気がします。
Commented by フランシスカ at 2013-08-05 22:45 x
確かに、言葉を選んでしまい言葉を発声られなくなることあります。
他宗教、特に仏教などのお葬儀の際は気を付かいます。

誠意があれば、相手にたいする思いやりがそこにあれ良いですよね。
気にしすぎるのも良くないですね。
Commented by dscorp-japan at 2013-08-06 02:07
☀ルビーさん。
>いつのときも聞き役
それがいちばん大切なことだと思います。
ひたすら話を聞いて差し上げることが、ご遺族の大きな慰めになるのだと思います。
Commented by dscorp-japan at 2013-08-06 02:10
☀フランシスカさん。
たしかに言葉のチョイスも大切なのでしょうが
こちらが不自然に気を使い過ぎると、相手に余分な不安や不信感を抱かせてしまう可能性もありますものね。
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これでも葬儀屋さんのブログなのだ


by dysmas
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