『 The Crying Machine 』 スティーブ・ヴァイ
たまにはギター・オリエンテッドな曲を ♪
スティーブ・ヴァイさんの曲はこれまでにも何度か取り上げました。
個人的には「好き」というよりも
「尊敬」「驚愕」「畏怖」の念を持って聴いております。
何度も申しますが
とにかくギターを自らの手足のように操ります。
もはや「上手い」とか「テクニックがある」という次元ではなく
彼にとってギターとは彼の「声」というレベルです。
そしてその声の表現方法もまた、変幻自在というか7色の声を出すというか
とにかくもう「これがスティーブ・ヴァイの歌声です」ってなもんなんです・・・
・・・で、今回は
1996年に発表されたアルバム『ファイヤー・ガーデン』のなかからの一曲です。
まずはスタジオ録音盤を。
ちょっとだけカルロス・サンタナを連想させる曲調です。
しかしそこはスティーブ・ヴァイ先生。
仄かなラテン・テイストを醸し出しつつ、彼独特の個性がしっかり聴き取れます。
・・・しかしネ
同じ曲でも、やっぱりライヴ音源となると一味違うんですよ ♪
ライヴ感というか、音楽のパッションが。
たとえばこれらの音源なんかいかがでしょう?
ビリー・シーンさん(ベース)がご本人以上にノリノリ ♪
こちらはヴァイオリンとの狂演ですッ
ライヴって
その場その場における、瞬間の情熱とか息遣いが如実に表れるんですよね。
同じ曲でも、同じ演奏は二度とないわけです。
そこがライヴの醍醐味であり、素晴らしさなんですよ。
・・・そうそう!
このバッキングはホントにお上手だと私も思います ♪
ついでに
私もビリー・シーンのベースはあまり好きじゃありません。